悪魔との契約25
私『彼女が欲しいっ! 才色兼備な彼女を出してくれっ!!』
悪魔『よかろう』
嘲笑し、悪魔は消え去った。
こうして、世界三大美女さえ霞むような美しさと、知性を兼ね備えた彼女とお付き合いが始まった。
私は浮かれた。
幸せで仕方なかった。
しかし、逢瀬は長く続かなかった。
私『待ってくれ! 私を捨てないでくれ!!』
魅力に満ち溢れる彼女には、懸想する異性が後を絶えなかった。
なかには、彼女と釣り合いがとれるような、美男子もいたのである。
対して私には、彼女を引き止めるに足る魅力を、欠片ほども持ち合わせていなかった。
彼女を奪った男は、悪魔のように美しい男であった。
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