私『とかくこの世は、時間の流れが早すぎる！　悪魔よ！　私にもっとたくさん、時間をくれ！！』

悪魔『その願い、叶えてやろう』

　口角を吊り上げた悪魔は、次の瞬間には、消えてしまった。

　ーーーこの日を境に、私は仕事を解雇され、やる気を失い、ただただ日々を無為にすごしている。

私『たいくつだ。趣味もする気がおきない』

　こうなってしまうと、毎日が長くて、苦痛で仕方がない！

私『時間よ、はやく過ぎてくれっ！』

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