悪魔との契約19
私『この世を去った我が妻! 今頃は、孤独に打ちひしがれているであろう! 死んだ妻の姿を、視えるようにしてくれ!』
悪魔『その願い、叶えてやろう』
悪魔は不気味に笑い、姿を消した。
こうして私は、死んだ人間を視る眼を手に入れた。
艱難辛苦の末、私は妻を見つけた。
ーーーだが、しかし!
妻はすでに、同じく死人の男と恋仲になっていた。
私『ふざけるなー!!!』
私は断固として、抗議せんとした。
しかし、私には妻たちは視えるのだが、彼女達に私は観えないようだった。
私『こんな姿を見るのは、まっぴらごめんだ!!』
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます