2-3 小鬼に策、美醜の狭間
ベキッ グチャッ
寝ているゴブリンの頭を籠手で砕き、
ドスッ ザクッ
作り出した木の杭で喉を抉り、入り口に近い奴から順に、4人はゴブリンの数を減らしていく。
流石にゴブリンも気づいたか、巣穴の奥から俄に叫び声が大きくなりはじめた。見れば作りの粗い棍棒や槍だけではなく、整備された鍬や鎌を持った影が近づいてきている。
「ここまでで10匹。上出来だ、戻ろう!」
カインは合図と同時に手にしていた松明を前方に放り捨て、
「『
枝を多数射出した。だがそれはゴブリンに届く遥か手前で落下し、地面に転がる。ゴブリンどもは「下手くそー」と言いたげにゲタゲタと笑い声を上げ、4人を追撃してくる。が、カインは些かも慌てることなくシェラに指示を飛ばす。
「これで、火元はよし。シェラ、足止めを頼むよ!」
「はい! 貴き光よ。迷える我らを、天頂に輝きて導きたまえ――――『
シェラが詠唱した瞬間、構えた杖から白光が迸る。眩しい以外に効果は無いが、暗さに目が慣れきった今のゴブリンにとっては下手な攻撃より凶悪だ。まともに目を灼かれ、のたうち回る。
「逃げるよ!」
目の前でのたうち回る者には止めを刺すが、駆け出しのシェラにとって、術式はそう何度も連射できるものではない。ゴブリンの視界が回復しないうちに、カインの声で4人は急いで巣穴の外へと引き返した。
戦闘、というほど激しく戦ってはいないはずだが、全員の息が弾んでいる。特に先陣を切ってゴブリンを叩いていたピジムは、全身にびっしょりと汗をかいていた。シェラが気遣う。
「だ、大丈夫ですか!?」
「だいじょーぶ。初めてだから緊張しちゃったけど、まだやれるし。今のうちに入り口を塞いじゃおうよ」
幸いピジムにはまだ笑顔を浮かべる余裕があった。彼女が巣穴の入り口に土を盛り始める一方、ゴブリンどもはまんまと人間に出し抜かれたことに怒り狂い、大騒動となっていた。
あの忌々しい人間ども、目が回復したらすぐに追いかけて殺してやる! 男は八つ裂き、何人かやられた分は、2人の女を苗床としてこき使って増やせばいい。そんな殺意が巣穴の中に充満していた。
パチ、バチッ
だから彼らは気づかない。卑劣な人間どもが落としていった枝が、不穏な音を立てていることに。
「……ギャ?」
「グ!?」
「松明」「松脂」という言葉通り、松は数ある樹木の中でも良く燃える。ブスブスと煙を立て、ついに松の枝が着火したのだ。ようやくゴブリンの目に、今度は煙が沁みる。
急速に白く煙っていく視界、ゴブリンたちは我先に身を沈めて巣穴の出口へと走っていく。が、入り口に辿り着くと、先頭の1匹は前方が何かで埋められていることに気づく。土で、巣穴の口が塞がれていた。試しに押してみるが、彼の力ではびくともしない。
「ギャガ、ギロ!」
後ろのゴブリンから「早くしろ!」と殴られた。俺のせいじゃないと言い返すが、後ろがつかえているのは事実のようで、煙から逃れてきた連中が大渋滞を起こしている。
あの人間の仕業か! とっさに土の壁を睨みつけると、上の方は塞ぎ方が甘いことに気づく。
あそこから出られる! 手をかけ、体を引き上げる。それを見た後ろの連中から喝采が上がった。よしよし、と顔を外に覗かせた彼を待っていたのは、拳を振りかぶる小麦色の色をした女。
「いらっしゃいっ!」
ピジムの右フックが頬にめり込み、その軽い頭を首から千切り飛ばす。
上を塞いだまま動かなくなった仲間にいら立ちを募らせたゴブリン達は、そいつを引きずり下ろして初めて、人間が何を考えているかを悟った。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「巣穴の中が静かになったね。まだ奴らは入り口付近にとどまっているが、むやみに外に出てきてはくれないみたいだ」
「それじゃ、叩きようがないよ」
「そうだね……。よし、作戦を変えよう」
カインの分析にピジムが不満そうにこぼす。するとカインは素早く頭を切り替え、3人に落ち葉を集めるよう指示した。
「これ、どうするんですか?」
どう見ても可燃物をかき集めているようにしか見えないが、シェラが狙いを聞く。するとカインは当然と言わんばかり、想像通りの答えをよこした。
「もちろん、燃やすんだよ」
「作戦変更とは……?」
「変わってるさ。炎は囮のつもりだったけど……今度は本当に焼き殺す」
カインは懐から
「集めた落ち葉を巣穴の中へ。逃げる間もなく一気に燃やすよ」
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
突如ゴブリンの頭上から、バサバサッと何かが降ってきた。
「ギギャ!ギャー!」
「ギギャウ!」
何の攻撃かと思って色めき立ったゴブリンだが、それがただの落ち葉であると分かり、せせら笑った。大方びっくりさせて、煙の濃い巣の奥へ追い返そうというのだろう。
何故なら巣穴を塞いでいる限り、奴らの方だって巣穴の中に踏み込むことはできないのだから。このまま巣穴の中の火が収まるのを待ち、奴らが痺れを切らして穴の蓋を取れば、こちらの勝ち――――
キィンッ
甲高い音がした。同時に熱風が駆け抜け、首筋が、肩が焼ける。
先ほど人間が落とした落ち葉が、燃えていた。上から落ち葉が追加され、炎はさらに勢いを増す。悲鳴をあげて逃げようとしたが、入り口付近はごった返していてろくに進めない。押しのけられて転び、背中の火傷を砂利まみれの足で踏まれ、火ぶくれになった皮膚がずるりと剥げた。
「ギャァアーーー!!」
痛みのあまり絶叫して暴れ、それが他の奴らを転倒させ、何匹かは同じ目に遭う。
逃げ出せたのは、最後尾で奥からの煙に咳込んでいた数匹だけ。多くのゴブリンはむき出しになった肉をあぶられながら、その後ろ姿を恨めしそうに睨みつつ息絶えていった。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「ごほっごほっ。ひ、酷い臭いですよ」
グラシェスが顔を腕で隠す。一体巣穴の中はどうなっているのか……あまり見たくはないというのが本音だ。
「……じゃあ、壁壊そっか」
ピジムも、あまり気乗りしない様子で壁に手を伸ばす。塞ぐときは
やがて元通りになった巣穴の入り口には、20匹以上のゴブリンのミディアムステーキに、落ち葉の燃えカスがトッピングされていた。
「うえぇっ、~……」
「敵ながら、ひどい光景だね」
視覚と嗅覚双方に大ダメージを受けて今にも嘔吐しそうなグラシェス。カインも流石に顔を歪める。
「……死んだふりは、いないでしょうか」
酷い死体というなら、シェラは先日これより酷い、しかも人間の死体を見ているし触ってもいる。1匹1匹杖で喉を突き、反応が無いのを確かめた。その様子に、カインが驚いた表情を見せる。
「……意外って言ったらすごく失礼だけど、頼もしいね。巣穴の突入で12匹、ここで死んでるのが23匹。生き残りは、多くて10匹ってところかな」
「でも、どうすんの? これじゃ巣穴の奥まで行くのは無理だよ」
「ちょっと、燃やしすぎたね。まあ、燃えなかったよりは良いと思おう」
ピジムの言葉に、カインが頭を掻く。落ち葉ならすぐに燃え尽きてしまうが、最初に投入した松はまだ燃えているようだ。ここまでしっかりと煙が漂ってきている。
「でも逆に言えば、ゴブリンだって火元には近寄れない。生き残ったゴブリンが、きっとこの近くにいる。まずはそれを潰そう」
そうカインが言った矢先だった。ペタリぺタリと音がして、巣穴の奥側から4匹、ゴブリンが歩いてきた。全員が酷い火傷を負っており、立っているのが不思議なほど。
身構える3人だが、グラシェスだけはやりにくそうに彼らを見ていた。ピジムがゴブリンから目は切らないまま、尋ねる。
「どしたの?まだ気分悪い感じ?」
「ひ、酷い怪我です。それに怯えてます。見逃したって、もう害にはならないんじゃ……」
確かにゴブリンは武器を構えるでもなく声を上げるでもなく、体を寄せ合ってこちらを見つめるだけだ。とても略奪行為をしそうにはない。
だがカインは、それはこの場限りだと冷徹に断じる。
「ダメだよグラシェス。こいつらは、人間じゃない。あの火傷も遠からず完治する。そして治れば、またこいつらは村に危害を加える。今の姿は、君のような人を騙すための演技なんだ」
途端。
余計なことを、と言わんばかりにゴブリン達が一斉に飛びかかってきた。
が、手負いの上に頼みとするほどの数もない彼らに勝ち目はない。ピジムに頭を割られ、腹を潰され、カインによって壁に叩きつけられ、あっという間に死骸へと変わる。
「……」
その様子を見たグラシェスは、ただただ無言で立ち尽くしていた。カインは普段の笑顔を封印し、問う。
「僕たちが受けた依頼は、何だい?」
「ゴ、ゴブリンの討伐です」
「そう。だから、殺すんだ。慈悲をかけていたら、こちらが殺される。グラシェス、君の優しさは美徳だ。けれど、それを魔物にまで適用してはいけないよ」
「はい……」
「アンタ、昔っからやさしーもんねー」
シェラにとっても、このやり取りは重く受け止められた。武器を構えこそしたものの、ゴブリン達に躊躇なく攻撃することはできなかった。
死体ならば良いが、生きて動いていると、思わず同情が先に来てしまう。
そんな甘さはいつか命取りになる。このゴブリン達は貴重な教訓となった。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
巣穴の入り口付近で待機することにしばらく。太陽がようやく散歩に出かけたらしく、気温がぐんぐん上がるのが分かる。そして、ようやく奥からの煙が薄くなってきた。
「じゃあ、奥に行こう」
今度はカインを先頭に横穴からの奇襲に用心しつつ進み、4人は松明を置いた場所に着いた。未だ白い煙が立ち上り、やや視界が悪い。
「し、消火しますか?」
「どうせこれ以上火を使うことはないし、お願いするよ」
ジュゥッという音と共に煙の代わりに湯気が立ち、それを最後に視界が晴れていく。
この場所は、昔は傭兵が使ったりしていたのだろうか。通路より大分広くなった場所で、古い毛布や武器が転がっていた。幸いゴブリンの姿はなく、しかし捕虜となった娘の姿もない。
カインは思案する。何故女性の姿がない? 食いつくされたのか? いや、最近村では鶏が襲われたとの情報があった。食料に困っていない連中が、貴重な苗床を食べたりはすまい。
となると……
「どこかに、小さな隠しスペースがあるのかな」
残党は、苗床の女性ともどもそこに引きこもって難を逃れているのかもしれない。するとピジムが、違和感を発見した。
「ねえセンパイ。……あの盾だけ壁に張り付いてるの、何か変じゃない?」
「ん? 確かに……」
カインが見れば、武具が散乱した中で大きな盾が1枚だけ、壁にきっちりと飾られたように立っている。あれを扉代わりに、小部屋に立て籠もったのかもしれない。
「ど、どうしましょう?」
「どうするも何も……決まってる。盾を壊して、内部に突入するよ」
グラシェスの疑問に答えるが早いかカインは床に手を当て、独特な文様を指で描きながら詠唱する。
「逞しき神樹よ。岩をも砕く命の息吹、立ち塞がる門を破りたまえ――――」
紋様が輝きを放ち、巨大な丸太が眼前に出現した。カインが汗をぬぐって狙いをつけ、撃ちだす。
「『
攻城兵器の名を冠したその攻撃は、『
攻撃型の幻導士であるピジムがその威力に呆然と呟く。
「すっご……」
「詠唱にすごく時間がかかるし、体力的にも1発しか撃てない。でも、威力自体はご覧の通り。……って、僕のことは良い。中の様子を確認しよう」
大きく息を吐いたカインがよろよろと立ち上がり、小部屋に向けて歩き出す。呆け気味だった3人も我に返り、内部へと踏み込んだ。
「……酷い」
シェラの表情が歪む。
目に飛び込んできたのは、度重なる凌辱と出産で痩せ細り、もはや元がどんな人間だったかも分からなくなった娘の遺体だった。どれだけ殴打されたのか、頭部だけが異様に膨れ上がっている。そのそばには、生まれたばかりのゴブリンの幼体が6体。紫色の成体とは異なり薄ピンク色の身体で、遺体の皮膚に噛みついたりしていた。
喰おうとしているのだ。
そして「く」の字に折れ曲がった盾の下からは、ゴブリンにしては太く長めの手足が覗いている。恐らくはこの巣穴のリーダーだろう。子供と自らだけはここに隠れて生き残り、再起を図る算段だったのかもしれない。
「まずは、生き残りを殲滅しよう」
カインの言葉は理解できずとも、何となく意味を察したか。
ゴブリンの幼体は短い足で立ち上がって外へと逃げ出そうとするが、瓦礫に躓く。ころりと転がり、耳障りな泣き声が上がった。
ゴブリンの赤ん坊も、人間のように泣くことがあるらしい。
「……このっ!」
シェラは杖を振りかぶり、幼体を殴りつけた。
目の前で人間の子供らしい振る舞いを見せるこいつが、どうしようもなく許しがたかった。杖が腹に食い込み、ぐにょっとした感触が手に伝わる。恐らく内臓が損傷したのだろう。
しかしシェラの腕力では、ゴブリンの幼体ですら一撃で殺すことはできなかった。その事実にまた腹が立ち、さらに力を込めて振り下ろす。
「えぇぇえいっ!!」
「クキャッ……」
今度は頭部を捉えた。未発達な頭蓋がポコッとへこむ。もう1撃。もがく幼体に執拗に攻撃を加え、徹底的に破壊した。その間に他の3人も幼体を殲滅し、巣穴の中に生きているゴブリンはいなくなった。
「これでゴブリンは全部だろう。お疲れ様」
「……」
カインが労うが、シェラは無言のまま、たった今この手で殺したゴブリンの幼体を見下ろすことしかできなかった。
怒りに任せて暴力を振るった。そして魔物相手とはいえ、ざまぁみろ、と殺したことに快感すら覚えてしまっていたのは紛れもない事実だ。
「……遺体、どうしましょうか」
今回も前回同様に、遺体を弔うつもりだった。でもそれ、今の自分がやって良いのかな? 私だって本当は、ゴブリンと大差ないんじゃないのかな……?
そうは思ったが、シェラの善良な部分は、何も聞かずに遺体を捨て置くことを良しとしてはくれなかった。震える声で尋ねる。
「そうだね……。とても村に連れて帰ることはできないけど、埋葬するくらいならできるかな」
「っ!!」
だがカインはここでも正しく、また優しかった。
「じゃあアタシが穴を掘るから、シェラは祈りをお願い。見た目、1番シスターっぽいし」
「は、はい……」
ピジムによって簡単に墓穴が掘られ、シェラは祈りを捧げ始める。だが心はいよいよ軋みをあげて涙が溢れ、祈りを止めざるを得なくなってしまった。
「どうしたんだい!? そんなに親しい間柄だとは聞いてないけど……」
「違うんです。違うんです……っ」
慌てるカインに、シェラは涙のわけを正直に話す。途中からもうほとんど言葉にならなくなってしまったが、彼は黙って、最後まで聞いていてくれた。
「怒りに、任せてっ殺す、なんて……そんなの、ゴブリンと同じじゃないですか」
「……」
神妙な顔で他の2人も聞き入っている。ひょっとしたら彼等にも、心当たりがあるのかもしれない。
「君もゴブリンも、生き物という点では同じだからね。怒りの感情くらいあるさ」
カインは安易に同調するでも、そんなことと軽んじるでもなく、静かに口を開いた。
「でも君は、女性を弔おうとしただろう?奴等にそんな思考はない」
「でもっ。私みたいな、汚れた人間の祈りじゃ……」
――――神様には届かない――――。
「届くよ」
その先を言葉に出してはいけないよ、というカインの想いが見えるような遮り方だった。
「犠牲者を本気で悼む君も、怒りに染まった君も、等しく君だ。ある一部分だけが君なわけじゃない。神様が見ているのはきっと今この時、祈りを届けたいと本気で願っているかどうかだ」
「醜いのも、私……」
「うん。パーティを組んだ僕らが保証するよ、君はとても良い子だ。だから1度の過ちで、良い部分を捨てちゃダメだよ」
犠牲者を悼むのは善だ。だがその気持ちが強いほど、裏腹に加害者への怒りも強まる。だが醜い部分から目を逸らせば、善の部分も見えなくなる。どちらもシェラで、そのどちらかを見ようとしてはいけない。そうカインは言った。泣きじゃくっていたシェラは、鼻声を出す。
「……祈り、最初からやり直してもいいですか?」
「気持ちに整理はついた?」
「はい。ご迷惑をおかけしました」
頭を下げる。この青年に、この短期間にどれほど救われたか。彼女は改めて、女性の冥福を祈り始めた。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「いきなり泣き出したときは何かと思ったよー、マジメか!」
「うっ」
「で、でもそれだけ真剣に人を思えるってことですよね。す、すごく良いことだと思います」
4人は無事に村へと戻り、寝泊まりに提供された小屋で今日の依頼について話し合う。話題がシェラに及ぶと、ピジムが遠慮なく背中を叩く。グラシェスも、あのやり取りは心に響いたらしい。少し頬が紅潮している。
その様子を見守っていたカインが、今回の依頼を総括する。
「とにかく、誰にも怪我がなくて良かった。初陣で皆頑張ったね、お疲れ様」
「センパイこそ、作戦ハマりまくりですごかったよ!」
「はは、年の功ってやつだよ。火攻めも、僕の木とは相性が良いからね。さあ、しっかり休もう。明日からも、幻導士の仕事は続くんだ」
ピジムの賞賛にも謙虚に応じたカインの言葉で、全員が床に就いて瞼を閉じる。初めての魔物との戦いは緊張の連続。意識できなかったが、相当の疲労が溜まっていたらしい。何か考える前に意識は眠気に押し流される。
「……今度こそは……」
当然、カインのこぼした一言を聞き取った者などいなかった。
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