光へと向かう。闇に吸い寄せられる。——それは紛れもなく、人間の習性。
高校2年のあるクラスで、一つの恋が実った。
そのことをきっかけに見えてくる、クラスメイト5人の複雑に絡み合う心。
それぞれの胸の奥底に潜む苦悩と、生まれ来る喜び。
光に近づこうとする生物の行動を「正の走光性」、闇へ向かおうとする行動を「負の走光性」という。
——人間もまた、ひたすらに光へ手を伸ばし、抗いようもなく闇に吸い寄せられる。
そんな無秩序な欲求の抑え難く迸る、青春期の一場面。
おすすめレビュー
小説情報
走光性
aoiaoi @aoiaoi
参加した自主企画イベント
- 心ひりつく物語 終了・2021年3月21日終了
- 純文学の庭 短編 終了・2021年3月31日終了
- 【短編1万字以下】現代ドラマ、純文の力作を見せつけてください〔募集要項必読〕 終了・2020年10月17日終了
- 高校生同士の人間関係や恋愛を描いた物語 終了・2020年3月25日終了
- 高校生の恋愛小説・ヒューマンドラマが読みたい! 終了・2020年3月1日終了
- 「ビターエンド」な作品 終了・2020年4月8日終了
- 群像劇集まれ! 終了・2020年2月2日終了
- 【文芸寄り】キャラの精神的な成長や繋がり、リアリズムに重きを置いた作品 終了・2020年1月31日終了
- ジェンダーにまつわる小説 終了・2020年1月31日終了