高校生のあの一瞬に持つ他人への危うくもストレートな感情が、鋭く描かれています。
しゅりぐるまです。 好きな作家は、三浦しおんさん、有川浩さん、伊坂幸太郎さん、東野圭吾さん。 児童文学も大好きです。 よろしくお願いします。
一話ごとに語り手の変わる、短いオムニバスのような形式で進んでいく青春のひとコマ。語り手の一人一人が抱える光と闇、その深い心情が無駄のない的確な表現でこちらにストレートに入って来ます。闇へと向かいそ…続きを読む
この物語は、大胆な実験作であると思われます。多面的な視点から構成される各話、さらに起承転結をあえて使わずに読み手の想像力をかきたてる手法。これはよほど文章力に構成力が伴わなければ失敗してもおかしくな…続きを読む
ひとつの告白から始まる恋を中心とした人間模様を描いた作品です。青春の様々な側面を、読みやすくすっきりと、それでいて印象的な場面セリフ表現で切り取っている短編で、5つの視点の切り替えが面白く、ラス…続きを読む
高校二年生。あるクラスで、ひとつの恋が実る。それをきっかけに見えてきたクラスメイト五人の心とは――? 思春期特有の混沌とした気配と、すべてを打ち破るようなエネルギー。ひとつの恋を軸に描かれる五…続きを読む
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