本棚に置いておきたくなる物語

何気ない一言、ちょっとしたアイテムがリンクして、最後には大きな想いが届く。
小気味よい会話と優しく切ないストーリーを読みながら、読者は小さな違和感を覚える。
違和感の積み重ねは大きな謎になり、その謎を解いたときのすっきり感と、優しい物語を最後まで見届けた充足感に満たされる。
本棚に置いてたまに読み返してみたくなる作品です。

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