心の奥底に仕舞い込んで忘れていた物を突かれたような感覚

思春期に経験する光と影の部分が生々しく、
まだ人格が完成されていないからこその苦悩や思いが非常に繊細なタッチで描写されています。そこに向かって行きたい本音と、どこかたじろぐ心。
年齢的に不完全であるからこそ瑞々しく美しく映ります。
とても素敵で胸にキュッとくる物語でした。

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走光性

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