※プロローグは長いので、面倒だと思う人用のまとめ

 今宵も新たなに異世界転生を果たしたその少年は、最初は転生を受け入れられずにいたが、背に羽の生えた女性を見て考えを一変、自分が今居る場所は異世界で、自分は英雄とかになる最強設定なのだろうと考えた。

 その世界は、新生や未確認、絶滅危惧種も含めた数多もの種族が存在しているらしい。そこで主人公が授かった種族は、ウィル種という謎の種族であった。

 主人公は目の前の羽根つき女性を第一村人的なザコキャラと推測して、そいつを標的に種に与えられた特殊能力とやらを放とうと思い付くが、その女性は自分を最強種族と名乗り、事態は急展開を迎えた。

 転生して種族を得たはいいものの、生きていた頃とは体質も体格も変わってはいない。先手を打たれてはいけないと思った主人公は、女性=女神種の余裕さを利用して、何とか先手を獲得。

 ウィル種が与えられた特殊能力[データ改ざん]で女神種を倒した主人公は、結果的に最強種族の異名と、その女神種が統制していた女神領の領主となってしまったのである。



 用語補足


 ウィル種=主人公の与えられた種族で、特殊能力は[データ改ざん]。

 ウィルス=種族の根源、ステータスなどの情報が埋め込まれている。

 元最強種族=女神種 エイメル・イリシウス


 第一話では、プロローグでの事を想定した場面もありますが、何とか理解できると思うので。

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