第一章 「獣領の騒乱」編 第五話〜

 女神領領主となったカイザンとその相棒アミネスが暇潰しの旅で始めに向かった先は、特殊能力[強調五感]を持つ獣種の領地[フェリオル]であった。新しい場所での楽しい暇潰しが始まると思いきや、獣領の領主にとある協力を頼まれたことから、束の間の平穏さは確かな闇色の静寂と化した。

 何者かの依頼によって獣領に降りかかる厄災、蠢く暗影。現れた謎の組織、[光衛団]の幹部による洗脳が獣領を悪意と殺意の闇で包む時、一匹の少女の時計が終わりと始まりに向かって動き出す。

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