次回予告雑談まとめ
毎回更新します
次回予告雑談
カイザン&アミネス
「俺の名は暇・カイザン。最強種族にして、女神領[イリシウス]の領主だ」
「うるさいですよ。帝王のカイザーさん」
「俺の行動を否定したかったら、まず俺から訂正させろ。誰だよ、カイザーって」
「カイザーさんは、カイザーさんです。あなたですよ」
「違う人だよ。それに、俺に帝王なんて二つ名はない」
「公称は本人の意志なんて関係ありませんから」
「.....せめてアミネスからは俺を尊重しろよ」
「では、次回。最強種族は暇潰しを求める!!。略して、さいひまの第二話「女神領の新領主」中編1です。エイメルさんは今、とある理由から最低地位に落とされた結果、大図書館で働いているんですよ」
「軽くスルーされたな...」
次回予告雑談
カイザン&エイメル
「なあ、エイメルよ」
「はい?」
「お前は、相当に頑張っていたんだな」
「何ですか、急に」
「領主仕事って大変だなぁーって思ってさ。俺なんか書類と目が合っただけで投げ出したぞ。他の女神に」
「カイザン様は雑務が苦手なのですね」
「俺が普通の反応。お前が異常。過去の仕事量とか聞いたけど、どれだけ頑張ったらお前並みに働けるんだよ。意味分かんねぇ」
「では、私から。次回、最暇の第三話「女神領の新領主」中編2 ............私の代わりだなんて考えないでよろしいのに」
「いや、そういうのじゃなくて。俺がお前よりも下に見られてる問題だよ」
次回予告雑談
カイザン&ハイゼル
「聞いたところによると、ハイゼルってかなり魔力保有量が高いんだってな。エイメルが言ってたぞ」
「高いには高いのですが、戦力としての才能はあまり無いんですよ。最近は女神領の結界維持で有り余った魔力を消費させていただいております」
「なんだよ、その言い方。ってか、結界とか普通に初耳なんだけど」
「他種族からの奇襲が無い訳ではありませんから。まあ、カイザー様の噂が新鮮な内は杞憂だと思われます」
「うん、カイザンね」
「では、次回。最暇の第四話「女神領の新領主」後編。ミルヴァーニ様はエイメルに続く、魔法の才能の持ち主です。私はもちろんミルヴァーニ様を応援しますが、カイザー様にも頑張ってもらいたいです」
「うん、カイザンね」
次回予告雑談
カイザン&ミルヴァーニ
「いざ、旅に出発。どれだけこの時を楽しみにしたことか」
「ハイゼルの話によると、一週間程前から」
「計算しなくてよろしい。そういうのを聞きたいとかじゃなくて、めちゃめちゃ心待ちにしてた的なのを言いたい訳」
「あー、なるほど」
「何で分からないんですか?その理由が私には分かりかねます。分かろうとする気もありません」
「何故、アミネスの真似を?全然似てませんよ」
「いや、アミネスの真似したら、また動揺してくれんじゃないかと思って」
「甘く見ないでもらえませんか?私が抱き、育み、大切に育てて来たアミネスの愛を、カイザン様のお下手な真似でどうにかできるとお思いですか?それに...」
「はい、そこまで。次回予告に行こうか」
「...では、次回。最暇の第五話「旅の始まりは獣耳で」の前に、そこに向かうまでのエピローグが入ります。」
カイザンOnly
「次回より、第一章[獣領の騒乱]編が始まるぜ。この時をどれだけ楽しみにしてたことか。じゃあ。....もはや、雑談じゃねぇ」
次回予告雑談
カイザン&アミネス パターン1
「なあ、ボコボコの利益ってのは....」
「カイザンさん、前に調理実習がどうとか言ってましたけど、...料理なんて器用なこと、できるんですか?」
「失礼な。俺にだって料理の一つや二つ...」
「例えば?」
「...野菜炒めとかだな。三種程度の野菜を炒めて、はい完成ですって感じ」
「野菜を傷める?傷んだ野菜の何が美味しいって言うんですか?」
「な訳ねぇだろ。火を通すってことだよ」
「へぇー、スゴく簡単な調理方法ですね」
「自分で聞いたくせに興味無さげだな。....あれ、俺って何聞こうとしてたんだっけ?」
「では。次回、「最強種族は暇潰しを求める!!」略して、「最暇」第六話「闘技場にて」....ということは、ボコボコの準備ができたんですかね?」
カイザンとアミネス パターン2
「カイザンさんって、本当に面倒ですね」
「なんだよ、藪から棒にそんな物言いは」
「カイザンさんを見ていたら、何となく言いたくなったんですよ」
「何だそれ。.......面倒って言えば、俺の故郷はとにかく勉学関係が面倒なんだよ。外国の言葉も覚えなきゃだし、国語とかも面倒でさ」
「国語って、日常会話の一つに繋がるようなものじゃないですか。それすらもまともにできないから、カイザンさんはこうなんですね」
「いや、古文ってのがあってさ。昔の言葉とかあったりで、文字の読み方が違かったりするんだよ」
「例えば?」
「んー、そうだな。まうす、ってどう読むと思うよ」
「魔獣などの、ネズミの系統ですか?」
「いや、マウスじゃなくて。答えは、もうす。なあ、面倒だろ」
「カイザンさんと同じで、よく分からないですね」
「では。次回、[最暇]の第七話「種の門と風雲児」。.....悪い意味で世界はカイザンさんを中心に回っ......きっと崩壊していくんでしょうね」
カイザンとアミネス パターン3
「この世界、というか女神領はホントに移動とかもろもろに魔法が使えていいな」
「カイザンさんは魔法が不得意かも、ですもんね」
「愚痴的に言ってるんじゃなくてさ。俺の居た世界では、人間の移動手段とかのおかげで地球温暖化ってのが進んで、平均気温が上がりまくりなの。他にも理由はあるけどさ」
「温暖化、カイザンさんが特に詳しく無さそうな部類ですね」
「うるせぇな。...ちなみに、平均気温は一年にどれくらい上がってると思う?」
「控えめに考えて、1℃くらいですか」
「それが正解だったら今すぐに止めよう」
「....で、正解は何なんですか?」
「いや、俺も知らない」
「........」
「..........ごめん」
「では。次回、最暇の第八話「なろう系になれなかった帝王」.....カイザンさん、そろそろ基礎魔法の一つで覚えましょう」
カイザンとハイゼル パターン1
「なあ、ハイゼル」
「..............えっ。あっ、はい」
「どうしてお前はそうなんだ?」
「そう、というのは、放心の件に関してですか?」
「確か、公私ともに認めたんだったな。お前自身、自分で分かってんなら改善の仕様があるんじゃないのか?」
「改善、ですか。自覚を通らないので、どうしようもない気がするのですが」
「そういや、そうか。.....なら、お前は一生そのままなんだな」
「はい、私はまだ二千年歳ですから。あと、三千年はこのままのつもりです」
「さすが女神、こんな奴をあと三千年もこの世にのさばらせる寿命を持ってんのか苦笑笑」
「カイザン様。というより、ウィル種というのは、何歳ほどで?」
「転生してから身体に変わりはないんだ。寿命は百いったら良いねってとこさ。アミネスたち創造種ももそうだろ」
「端的に、可哀想ですね」
「アミネスみたく言うな。....ふっ、でも足りないな。アミネスならそこは、本気で哀れみそうな視線を向けてこようとするんだぜ。...あくまで、からかいで」
「ホントですか?....ふふふ、女神領の人々は皆さん、面白いですね」
「お前が言っていい台詞ではないぞ、それ」
「じゃあ、次回。最暇の第九話「依頼が呼んだ出会い」....ついに俺の望んだ獣耳っ子の登場だな」
カイザン&リュファイス パターン1
「カイザンくん、これから領主同士として仲良くしようね」
「仲良くって、言ってもだぜ。無事に依頼を達成したとして、俺たちがこの領を出たら仲良くとかどうするんだよ」
「そりゃあ、君の女神領と交流をすればいいじゃないか」
「やめとけよ、あんな奴ら。領民の全てが狂ってるような場所だぞ。悪いことは言わねぇからさ、本当に関わらない方がいい」
「君の治める領だよね、そんな物言いで良いのかい?」
「俺は女神領に君臨こそすれど、女神種を統治した覚えはない」
「それでよく、あのエイメル様の代わりができるね」
「....エイメル様、って。リュファイスも様付けなんだな。今は俺が領主で最強種族だってのに」
「元とは言え、永く全種族の調和と安定を司っていた方だからね。そう呼ばない訳にはいかないんだよ」
「なら、俺にも様付けされる権利があるってことだな」
「女神種すら統治していない君にかい?」
「........それを言われると、どうにも返せなくて困る」
「次回、最暇の第十話「ふたつの意志」---前編---。......次回のカイザンくんも、朝から不機嫌みたいだね」
アミネス&ウィバーナ +a パターン1
「ねぇーねぇー、アミちゃん」
「ん?...どうしたの、ウィーちゃん」
「登場してからまだまだ早いけどー、次回からのわたしは大活躍にゃんだよー」
「へぇ、凄いじゃん。ウィーちゃんが活躍するってことは、カイザンさんは何もできないんだね」
「ねぇー、最強種族にゃのにさ」
「そうなんだよ。カイザンさんは基本、私が居ないとなーんにもできない人だからさ」
「にゃら、最強種族はアミちゃんにゃんだね」
「そうなるね。でも、ウィーちゃんの方がもーっと強いから、獣種が最強種族だと思うよ」
「えっ、ホント?やったぁー、わたしが最強だぁー。...じゃあ、カイザンが最下位ってことにゃんだね」
「まったくもってその通りだね」
「....あの、さっきからさあ。反論を入れさせない仲の良いどうしのそう言った話は、俺の居ない所でしてくれないかな?」
「では。次回、最暇の第十一話「ふたつの意志」---中編---。.........私たちが仲良くなるまでは、いずれ番外編でも用意しましょう」
カイザン&ウィバーナ パターン1
「ウィバーナ、突然だけど報告があるんだよ」
「急ににゃに?」
「毎回、一話一話が長い気がして、今回から一話に使う文字数を少なくすることになった」
「へぇー、そうにゃんだぁー」
「もう少し興味を持てよな。ご自分がご出演の作品のちょっとした発表だぞ」
「........」
「なんだよ、本当に」
「...前にアミちゃんが、カイザンはわたしのことを変にゃ目で見てるって言ってたから」
「大丈夫、俺が見てるの獣耳だけだから」
「........」
「.....ごめん、今の、アミネスには告げ口しないでくれると助かるよ」
「ということで、次回はこの話の続き扱いとなるので...........ねぇ、アミネスには言わないでよ」
ウィバーナ&リュファイス パターン1
「聞いたよウィバーナ、大活躍なんだって」
「うん、わたしスゴく頑張ってるよ」
「護衛はもちろん、守衛としての通常業務もそれくらい張り切ってくれてもいいんだよ」
「イヤだ。文字ばっかり見たくにゃいもーーん」
「領主の命令に従ってくれないと、ルギリアスに怒られちゃうよ」
「リーダーは怒ったら怖いから分かった」
「早いね。...ルギリアスはウィバーナには甘いから、怒ったりはないだろうけど」
「ん?...にゃんか言った?」
「いや、なんでもないよ」
「あっそうだ。今日はアミちゃんと遊ぶ約束してたんだった」
「僕の思い過ごしじゃなければ毎日してるだろ」
「じゃあ、仕事はまた暇にゃ時にだね」
「まったく、悪賢くなったもんだな」
「では。次回、最暇の第十二話「ふたつの意志」---後編---。.....もう、カイザンくんに知られちゃうなんて、予定と少しズレたな。まあ、僕の獣能でどうにもできることさ」
カイザン&ルギリアス パターン1
「カイザン、突然だが貴様に言いたいことがある」
「おいおい、呼び捨てとは聞き捨てならねぇな」
「ウィバーナの事だ。ちゃんと優しく扱ってあげているのか?」
「敬語はどうしたよ、おい」
「護衛だが、無茶は絶対にさせるなよ。あの歳だ。傷なんて残すわけにはいかないんだぞ」
「おい、聞けよ。過保護が過ぎるぞ、ビースト・ペアレント」
「それに、貴様と一緒に居た娘と特に仲良くなっているそうじゃないか。信頼できるんだろうな?」
「それに関しては答えてやるよ。どうやら、あいつは俺以外には毒舌を吐かないみたいだ....」
「それにだ。最近の....」「いや、結局聞かないのかよっ」
「じゃあ。次回、最暇の第十三話「目覚めし意志」...........ウィバーナに何があったのか気になるけど、早々にレンディをぶっ飛ばしてもらわないとな」
カイザン&アミネス パターン五
「やっと、レンディの野郎が倒されたな。怖いくらいに気持ちがいいぜ」
「人が一人亡くなったというのに、よくそんな気分で居られますね」
「そんな言い方されたら、俺がめっちゃ悪役になっちまうじゃねぇかよ」
「それにですよ。レンディという方はあくまで洗脳されていた訳ですし、哀れな犠牲はしっかりと悲しむべきですよ」
「哀れな犠牲呼ばわりも酷いと思うよ。俺に対しての口調に慣れすぎて、他でも使ったりしないようにしろよ」
「カイザンさんに言われなくても心得ています」
「心得るレベルだったら、俺にだって優しくしろよな」
「ぱーとなーは何でも言える関係ですから。契約解除条件は女神領に帰ることのみです」
「遠回しに、私はこれからも口調を変えませんって言ってるんだよな」
「勝手な解釈ですよ。人の考えを一方的に考えた結論や答えを出すのは、帝王的な発想ですよ」
「人の心を無断で読むやつはどうなんだよ」
「........次回、最暇の第十四話「多重血の少女」。ウィーちゃんが多重血だった件、そう言えばカイザンさんに言うの忘れてたって今思い出しました」
カイザン&リュファイス パターン2
「レンディが上から目線だった件について。死神種って、実際のところはどれくらい高位の種族な訳?」
「そうだね。種族は階級的に分けると、五段階はあるんだ。死神種は上から二番目の二界種族なんだよ」
「となると、一番上には女神種って感じか」
「もちろん、女神種は一界種族だよ。他には、天使種や悪魔種なんかが代表的なものさ」
「そういう面々が揃うって危ない匂いがするな。....低レベルな一番下はどんな?」
「そんなことを言われた後だと言いにくいけれど、君の相棒の創造種は五界種族だよ」
「えっ、そんなに下に見られてんの」
「伝説に記されているような創造を果たせた者は今のところはいないらしいし、数も減ってすっかりと絶滅危惧種。五界種族は非戦闘種族や知名度の低い絶滅危惧種が集まるところなのさ」
「なるほどな。......最強種族な俺ってやっぱり、一界とか余裕で越えて、零界とか言っちゃうのかな?」
「それは無理だね。そもそも、階級を定めたのは、全種族の創生神イデア様なんだから」
「また神話かよ。俺一つも知らないから、なるべく避けた会話を心掛けてくんない?」
「じゃあ、次回、最暇の第十五話「暗い夜のこと」....
の前に、前部で出てきた用語やらの解説が入るらしいよ」
ミルヴァーニ&ハイゼル パターン1
「長らくお待たせして誠に申し訳ありませんでした。作者に代わり、私、ミルヴァーニが謝らさせていただきます。......えっ、私を覚えていない? そんなまさか、話によれば、用語説明とやらで私は出ていたのでしょう。えっ、本当に覚えていない?....どうしましょう。私は所詮、転移要員。カイザン様が獣領を出るまで登場がないというのに、ここまでの話で印象に残っていなかったとは」
「仕方ありませんよ。作者側の意向と言うのもありますし」
「ハイゼルはこのままで良いと言うのですか?私はカイザン様が獣領を出ただ時には、意地でも長く居座ろうとすら考えているのですよ」
「私は転移要員でもありませんから、出番があるかすら不詳なので、ミルヴァーニ様のお気持ちは全然全くこれっぽちも分からないのです」
「そういえば、そうでしたね。...では、いっそのこと二人で獣領に遊びに行きましょうか?」
「それは楽しそうですけど、ストーリー補正がとても難しくなりそうですね」
「ハイゼルは先程から難しい言葉をよく使われますね。一体、どこの言葉なのですか?」
「それについてはよく分からないのですが、カイザン様が前に使っていたのを、状況下から内容をある程度推測して話しただけですよ。使い方は合っているはずです」
「........女神領の総意を申し上げますと、何故、その才能や実力が有りながら、本番やここぞという時に放心してしまうのか分かりかねます。エイメル様の話によれば、遠征先で困った果てに、相手種族に意味もなく生殺与奪の権限すら与えたそうじゃないですか。一体、どんな状況下でそんな事があるんですか?」
「........ん? それは、誰のお話ですか?」
「あなたのですが。......そう言えば、放心中は記憶に残らずでしたね」
「私の話はともかく、ミルヴァーニ様ならきっと、皆さんの記憶に残っているはずですよ」
「あなたに言われると、何故だか嫌な気持ちなりますね」
「では。次回、最暇の第十六話「死神の罠」........早く再登場したいのもそうですが、一番の目的はやはり、どうしてもすぐにでも早くアミネスに会いたいです」
カイザン&アミネス パターン六
「カイザンさん、聞きましたよ」
「俺の輝かしい領主生活についてか?」
「違いますけど。...聞いた話によると、カイザンさん、例の死神種と対峙した時、自分も戦闘体制に入ったらしいですね。まだ[スィンク]も使いこなせていないのに、浅はかとしか思えない行動ですね」
「いやいや、俺だってしっかり戦えるから。特に、今の時期ならな。それこそ、ランプの魔人並みの力はあるぜ。なんてたって、俺はウィル種ミスだからな」
「何を言っているのかよく分かりません」
「....さっきから辛辣さに欠ける言葉ばかりだな。どうした?具合でも悪いのか?」
「いえ。ただ、最近の私の出番が少なすぎる気がして」
「それは、深刻な問題だな。確かに、ここんところはウィバーナが活躍しっぱなしだったし。そろそろ、アミネスが大活躍するような場面があってもいいはずだよな」
「主人公のカイザンさんがそう言うのなら、きっとそうなるんでしょうね」
「あれ、もしかして俺、使われた?」
「......」
「では。次回、最暇の第十七話「獅子の獣乱」.....まあ、ウィーちゃんの大活躍は、親友の私としてはとても嬉しかったんですよ」
カイザン
「.....あれ、今日って俺一人なの?...まあ、そうか。ルギに置いてかれたしな」
「じゃあ。次回、第十八話「狂気の少女と王女の剣舞」....一応、俺今頑張って走ってる状況だから」
カイザン&ルギリアス パターン2
「こんな状況、領民が観たらどうなっちまうんだ?」
「洗脳されているが故に全てが固まった考えに至るだろうな。観たままそのままの光景を深く考えることなく」
「つまり、獣領の最高守衛団の団員が、破壊行為を繰り返しているだけってか。....最悪の一言で片付いてちまうな。それこそ、領の裏切り者」
「..........裏切り者、か」
「ん、どした?」
「.....カイザン、十六年前に獣領ここで起きた悪魔種との戦争を知っているか?」
「アミネスから少しだけ聞いたよ。確か、十六年前には第一次が、十四年前に第二次が起きたんだろ」
「その二次戦争は、悪魔種が一人で起こしたものだ」
「ひっ一人で?」
「[深淵の欲情]と恐れられたダーラスと言う悪魔種。奴が領内で門を開き、迎え撃った当時の[五神最将]団員の四名を惨殺し、領に多大な被害をもたらした。その際に生き残った一人、ザーレス・フェリオル。[五神最将]のリーダーだった彼は、門を閉じることができたが、ダーラスと関係を持っていた一人の女性を庇ったたために、裏切り者とされて領からの追放処分となった。あの方が何を考えてそうしたか、何があって、何故そうなったのか。今になっては、あの戦争の真相はまったく分からないままだ。ただ悪魔種が敵であると獣種に言い伝えるための材料になっているだけだ」
「へぇー。凄そうなのはよくわかっ..........やっぱ分かんないや。俺そうちう系苦手だから」
「じゃあ、次回。今回が前編だし、次は後編しかないよな」
カイザン&レーミア パターン1
「なあ、姫さん」
「その呼び方は嫌いね。レーミア様と呼びなさい」
「なあ、レーミア」
「なっ........はぁ、お兄様が言うから許すんだからね。...で、何か用?」
「妹のレーミアが優秀って事は、リュファイスも相当な優秀さって事だよな?」
「そうに決まっているでしょ。お兄様はあの若さでガイスト様に才能を認められたんだから」
「じゃあ、戦闘に関してもそれなりになんだろ。だったら、どうして一緒に連れて来なかったんだよ」
「私にはそこまでの権限がないの。それに......いえ、それだけの事。分かったら、今の戦力だけでウィバーナを止めるわよ」
「話を無理やりやめられた気がするけど、提案に関してはオーケー。俺の魔力も貯まった事だし、次回はしっかりと活躍させてもらうぜ」
「ってな訳で、次回。最暇の第二十話「久しぶりの活躍所」......こんな夜は早く明けてほしいもんだな」
カイザン&アミネス パターン七
「なあ、アミネス」
「何ですか?」
「こんな夜にどうして外に出てきたんだ?俺としては助けられた訳だけど、レーミアが居なかったらどうなってたとか自覚してるのか?」
「あれだけの騒音がしたら、さすがに起きますよ。何かあったのかと思ったら、向かいの部屋にカイザンさんが居ませんでしたし、大慌てで宿を出たら....」
「あれ、もしかして俺のこと心配してくれたとか?」
「そうですね。カイザンさんにもしもの事があったら私の身代わりが居なくなりますから」
「命は平等だよ、ほんと。....あんな事があって変わらないその精神に感服だよ、まったく」
「得た増えたで信条が変わったりする程、私は曲がり者ではありませんから」
「ウィバーナの前では優しかったりとかってのは、十分違うと思うんだけどー」
「ウィーちゃんは特別です。女の子同士の友情やらを話に持ち出して自分の意見を正当化させようだなんて最低です。カイザンさんを見る目が変わりました」
「また変わってるし...」
「じゃあ、次回。最暇の第二十一話「閉ざした心」.....暗い夜がやっと明けてくれた訳だけど、全部が全部解決した訳じゃないからな」
カイザン&ルギリアス パターン三
「なあ、ルギよ」
「用がないなら俺を呼ぶな、暇人」
「まだ何も言ってないのに決め付けるなよな」
「何も言わないからこその判断だ」
「まあ、そうか。...じゃなくて、聞きたいことっていうか、疑問的な不満があるんだよ」
「だから、早く言え」
「獣種っていろいろと恵まれてないか?ラーダとかリュファイスが獣種はかなり位が低いとか言ってたけど、実際には特殊錬技ってのもバカ強くて、索敵も最強。それに、獣身の異能なんてのもある」
「浅はかだな、カイザン」
「あぁん?」
「我ら獣種には、一切の才能を待たずして生まれたアニマルたちが存在している。それに、獣身の異能は才能をある程度持ったビーストの中から、ほんの数名にしか現れないのだぞ」
「つまりは、俺は恵まれているが、他の獣種は違うって言いたいんだな」
「まあ、そういう.......待て、訂正させ」
「はい、じゃあ、次回。最暇の第二十二話「過去と責任の落とし前」....領主リュファイスの責務とは一体?」
最強種族は暇潰しを求める!! フリータイム @saihima
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。最強種族は暇潰しを求める!!の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます