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  • ただ面倒なだけだと思っていたセカンドネームにこんな意味があったとは。
    辿って来た歴史やそこに住まう人達の解釈で、色々と文化はかわるのだなと思いました。サツキ・ニートヨビグン・ウタ

    作者からの返信

    名前が多いと面倒そうですが、無駄に頭がよさそうなイメージもありますw
    そういえばイタリア人でミドルネームがある人はほとんどいないのですが、なぜなのか分かりません。英語圏や他のヨーロッパの国はまた違う歴史を辿ったのかなと。ケイウス・ジンセイガケップチウス・ハシモトウス

  • 名前が地元でのみ通用する身分証明、日本でも『ホラ! あの子だよ、〇〇さん家の次男坊の◇◇ちゃん』と言うおばちゃんたちの紹介は、ある意味最強の身分証明ですもんね。

    自身のルーツである名字が珍名である為、変えねばならないのは辛い選択でしょうね。そういえば日本名『カツオ』はイタリア語だと男根を意味するとか……
    同音異語も含め言葉は奥深いですね。

    今回も楽しく拝読させていただきました! ありがとうございます。

    作者からの返信

    おばちゃんの紹介!w まさしくそんなものかもしれません。珍名はどれも社会的にいろいろと厳しそうな名字ですが、先祖から受け継いだものを簡単に変えたくない人もいるかと思います。難しいですよねえ。

    イタリア語で男根はcazzoで、カツオと発音が似ているんです。

    イソノ・カツオは、イタリア人の耳には「私はちんちんです」という意味の「イオ・ソノ・カッツォ《io sono cazzo》」に聞こえるらしいですが、本当かどうか試したことがないので、今度身近な人に言って試してみます(笑)

    お付き合いいただきありがとうございました☆

  • 絶対、小学校でいじめられる名字のオンパレードですね(;´∀`)
    改姓が法律でちゃんと定められているのは素晴らしいと思います(*´▽`*)

    作者からの返信

    いじめられなくとも、男性なら自分の子供もその名字になりますから改姓の選択肢はありなんでしょうね。
    手数料を払って申請して一定期間、誰からも異議が出なければ晴れて改姓できるそうです。まあイタリアなので手続きに長ーい時間がかかりそうですが……w

  • 次回で人名は最終回ですか……いつまでも、この教鞭を聞いていたいです。

    通り名やあだ名、略名。
    これには浪漫を感じますね☆

    セバッシャンがセブだったりと、短くされると愛嬌が増しますよね~。あだ名ってその人の個性を表した感じがして面白さと同時に、人物背景などの深さが魅力的だと思いました。

    橋本さんは何てあだ名を持っていましたか?
    私は「けんけん」っと呼ばれていましたw まぁ、犬みたいなナマモノでしたから(現在進行形)

    作者からの返信

    教鞭w いや軽く聞き流して下さいw

    セバッシャンはセバスチャン系の名前でしょうか。日本では執事を連想させるらしいですがw、セブだとまた印象が変わりますね! 短くすると言えばイタリアのジュゼッペという名前の短縮形が可愛いです。ベッペとかペッペとかピーノとかペッピーノとか。

    けんけん、親しみやすいですね♪ 私は「はっしー」と呼ばれてましたねえ。

    イタリアでは日本の人からはファーストネームにさん付けで呼ばれます。理由は分かりませんが、日本人同士はこのパターンで呼び合うことが多いようです。不思議な文化です。

  • 今回も面白かったです!

    田んぼの中にあるから田中さん

    山のふもとの山本さん

    山に田んぼがあるから山田さん

    日本は実にシンプルだなあと思う一方

    ややこしい名字もありますからね、東国原とか(笑)

    作者からの返信

    日本は地形に由来する姓が多そうですね。山とか川、谷、田がよくつかわれますよね。

    それより、東国原さんの由来を調べようと「とうごくばる」と入力したら変換できないんです。M〇-IMEってバカだなあと思ったら、「ひがしこくばる」さんと読むんですね。バカは私でした。ググるのってこういう勘違いにも気づけて便利ですw

  • 人名の種類がどんどん増えていく過程って面白いですね。考えたこともなかった分野なので、非常に興味深いです☆

    そして、イタリアのココーメロは日本の品種と大きな違いがあるのかも見逃せないポイントです!

    作者からの返信

    普段の生活ではまず出てこない分野ですよね。少しでも興味をもってもらえたら……と目論んでいるので嬉しいお言葉です。

    一度食べたことがありますが日本のと同じ味だったような。品種の違い……あるのかな? 思い出すのは以前twitterで見た17世紀? の絵画に描かれたスイカですねえ。品種改良前のスイカ、なかなかグロテスクな見た目でした((((;;OдO;lll))))

  • あだ名も記載ですか、見た目や短所で着ける事も多い事を考えると、もっと酷い名字の源流もあったのかもしれませんね。
    次回のプロセスでその辺りが考察できるかも(?)と思うとワクワクしてきます。

    確か日本の名字の数も30万種と聞いた事があるのですが、もしかしたらそのくらいの数が人の限界なのかもしれませんね。

    通り名は捕まえる側が付けていた渾名や蔑称である気がします。今回もすごく楽しいお話しでした!
    毎回楽しいお話、ありがとうございます。

    作者からの返信

    あるんですよ、酷い名字。見た目というより放送禁止用語の酷い名字が。カクヨムで考察するには伏字にすればいいんですか? 清純派なのでよく分かりません!(><)

    よく警察がスリにあだ名をつけたりしますよね。「デパ地下の〇〇」とかw 今回挙げた渾名の人たち、女性は娼婦、男性は罰金等で済む比較的軽微な罪で捕まった人々なので、常習犯として渾名をつけられていたということはありえます!(*^_^*)

    こちらこそ時間を割いていただきありがとうございます!

    編集済
  • ハゲとハヤブサの落差が酷すぎるw

    現代でも明らかに地名からついた姓と、古くから伝わる姓では結構違いますね。
    田中とか山田とかは、姓をつけるときに取りあえずつけた感満載。
    藤原などは古い姓だったり。

    名前よりも姓の方が引き継ぐものなのでルーツが分かりやすい。
    時々見たこともない名前あったりとか、面白いですよね。

    作者からの返信

    シャルル禿頭王とかいますよねw(実際には禿げていなかったらしいですが)
    身体的特徴をあらわす名字としては他にグロッシ(でぶ)もあり、頭髪・身長と並んで古今東西でアイデンティティとして挙げられやすい特徴だったのかなと思いました。

    確かに、平安時代? か何かの時代で藤原の姓はよく見かける気がしますが、田中とか山田って登場しそうにないですねw 

    行政の都合でルーツの特定が重要になるのですが、それもまた名字が発展する一因だったりします♪

  • 今回も面白かったです~(*´▽`*)
    確かに、微妙なあだ名の先祖がいたと思うと……(´-ω-`)

    「通り名」というと、格好いいものを連想しますが、現実ではなかなかそうはいかないようですね(苦笑)

    作者からの返信

    通り名で割とかっこいいかなと思ったのは以下です。

    ラ・スパディーナ(小剣)
    イル・カヴァルカトーレ(騎手)
    イル・ドラゴ(竜)

    でもだいたいは微妙なのが多いです。「だらしない男」が名字にならなかったことを祈るばかりです(笑)

    編集済
  • 名字の歴史② 盛期中世への応援コメント

    その時々の情勢や地続きの国土、宗教観などの要因が複雑に絡み合っていて面白いですね~☆(こういうのホント大好きです♪)

    それよりも!
    「地中海最強の艦隊」って言葉に「レパントの海戦」しか想像出来ませんでしたw
    神聖同盟とオスマン帝国との大海戦!次に思い出すのは「プレヴェザの海戦」です(^▽^;)

    作者からの返信

    ありがとうございます。楽しんで頂けて嬉しい☆

    海運国家の命運をかけた戦い! プレヴェザの海戦は不完全燃焼で終わりましたが、レパントの海戦は熱いです。全俺が熱いです。目立ちませんがフィレンツェ(トスカーナ大公国)もちらっと参戦しております(^ω^)

  • 「へーへーへー」っとボタン連打したくなる回ですね☆←(ネタが古い!)

    昔は日本でも名字で生まれた地域がわかることがあったようですが、近代になってかなりゴッチャになり分からなくなったと聞きます。
    小島さんって方が、関西では「こじま」関東では「おじま」と間違えられると言っていました。しかも「こじま」と言う漢字の名前は沢山あると教えてくれました。「巨島」「古至真」「古島」「孤島」「戸島」「故島」「湖島」「狐島」「虎島」「顧島」「児島」「児嶌」「小縞」「小嶌」「兒島」「五島」「木島」「小代」「尾嶋」と……。さらに「島」が「嶋」のパターンもあるそうで……。

    文化の事情があるにせよ、名字から掘り下げる各国の特徴は面白いですね (*゚▽゚)ノ

    今回も大変勉強になりました♪

    作者からの返信

    へー(×3)って何か元ネタがあるのですか? 知らずにTwitterとかで使ってました(><)

    名字でオリジンが分かるなんてイタリア人ってすげーな、と思っていたんですが、となるとかつては日本でもそうだったのかもしれないですね! 古至真は珍しいですね。兒島はぱっと読める気がいたしません^^;

    あらためて調べると面白いです。人名学なんていう分野があることも今回初めて知りました♪

  • 前菜に砂糖と橙、砂糖とワインビネガーを多用してるのはドレッシング的なものだったんでしょうね。カタツムリはエスカルゴってことでしょうか?皮がベルトに使われるほど硬いヤツメウナギを食べているのもびっくりです。そして、生野菜がないですね。

    それにしても贅沢です。何人分だったんでしょう‥‥。

    作者からの返信

    食用のカタツムリは何種類かいて、フランス料理でエスカルゴにするのと同じような種類だと思われます。ヤツメウナギとともに、ローマ時代からレシピがあります。現代人よりも昔の人のほうが色々な種類の食材を日常的に食べていたんですねえ。

    野菜、ないですね。生野菜をドサッと出しておけば楽だったでしょうに(笑)

    この時の人数は不明ですが、17世紀の別の宴会の図では100人くらい描かれています。それにしても贅沢ですよね。

  • みんな大好きお肉料理への応援コメント

    え?ケーパーのサラダ?あんな食いでのないモンをどうやってサラダにするんだろうと思って調べたら、オリーブ大の実がなるんですね。サーモンの上に乗せるピクルスのケーパーは成長途中のものと。主婦として興味をそそられます。

    作者からの返信

    母猫さま コメントありがとうございます。興味をもっていただけるのは嬉しいです。

    >オリーブ大

    そうなのですか! 産地へ行くとよく前菜で出されますが、塩漬けなのでかなり塩辛いです。当時どうやって食べていたのかはよく分かりません。サラダにする感じはしませんよね^^;

  • 名字の歴史② 盛期中世への応援コメント

    時の権力者や崇拝に値する人物の名をアレンジしながら色々な名が登場していくという流れが面白いです。ちょっと毛色が違いますが、日本でも権力者などの名の一字をもらって自分の名とした習慣がありました。他民族大陸の変遷と相まって、様々な名前が作られる部分を紐解くのって非常に面白いです☆

    作者からの返信

    現代的な名前になるまでは長い歴史があったみたいですね。

    >権力者などの名の一字

    ほほう! 武将の名前からとったりしたのでしょうか。現代にその習慣が消えてしまって残念です。でも同時代の権力者の名前をもらってスキャンダルを起こされたら嫌ですよねw

    ありがとうございます。楽しんでもらえるのが何より励みになります♪

  • 名字の歴史② 盛期中世への応援コメント

    姓や苗字と呼ばれるものは、管理する側や属する側が区別するためのレーベルやブランドみたいなものですよね。
    有名ブランド名を聞くと皆が驚き、関心するみたいな。
    貴族が名前と体面などを大切にするというのは、人間を価値で判断するときにブランドが持つ力を落とさないために必要だったのかもしれません。


    名前から少し離れたネタになりますが、なろうファンタジーとか最近言われている小説群が『ゲーム的世界』であり、現実のヨーロッパの過去の再現を目指していないというのは、言われてみれば当たり前でした。
    日本の時代劇だって、庶民が快適な生活していたりしていますものね。

    フィクションは娯楽であり、知識とは別なのだと妙に感心したものです。
    勿論知識があって、世界観の構築がしっかりしていることは良い事なのですが。

    作者からの返信

    >フィクションは娯楽であり、知識とは別

    深くうなずきます('-'*)(,_,*) 産業革命後じゃないとありえないモノが「中世ヨーロッパ」的な世界に登場したりしますが、それはそれでいいのではないかと思っています。

    例えばガラス工芸が盛んなわけではない町のすべての家にガラス窓がはまっていたら変ですが、不自然に見えないよう理由付けすればいいわけで。その世界では魔法が技術の代わりになっているとか、ガラスに似た代替の物質が産出するとかの設定にすれば世界観に深みが出たりしてヾ(*'∀`*)ノ

    考証にこだわりすぎると雰囲気が損なわれる場合もありますよね! ……と自分に言い聞かせつつ、しれっと現代的なアイテムを登場させること、私は割とあります(笑)

  • 名字の歴史② 盛期中世への応援コメント

    日本の貴族的な人たちの名前は、時と共に簡単になっているのに、、、

    「イタリアは、だんだん難しくなってる!!」

    そういえばラテン語って、正確に発音できる人はいるのでしょうか。
    結構昔の文献はラテン語やヘブライ語で書かれていたものが多く感じるのですが。。もしや、未だ本当の言葉の意味が分かっていないというミステリー的なファンタジー的なアレでしょうかっ!(笑)

    作者からの返信

    昔の日本の貴族的な人たち、まず読み方からして分からない名前が多い印象です^^;

    古代のヘブライ語については知らないのですが、ラテン語ならいます。さすがに日常会話で使う人はいませんが(もしかしたらいるかもw)、研究者や聖職者で流暢に話す人はいるんじゃないでしょうか。

    未だ解明されていない古代の言語、線文字Aがミステリー的なファンタジー的な厨二的好奇心をそそります。BとCがあるところもミステリアス♪ 

  • 名字の歴史② 盛期中世への応援コメント

    11世紀から13世紀にかけて、ヨーロッパの人口が倍増したのに、14世紀にペストでその3割が亡くなってしまう。人口の増加で人の往来と消費が増えた結果、鼠も・・・・・
    名字の発生から色んなモノが紐付いていくものですね。
    今回も非常に面白かったです。

    作者からの返信

    そうなんですよ、イタリアでも確か3分の1が犠牲になったような。想像を絶する規模ですよね((((;゚д゚))))
    学問って意外なところで紐付いてたりしますよね。それが勉強の楽しみだったり♪
    こんな辺境のマニアックなエッセイを読んで下さりありがとうございます☆

  • 名字の歴史② 盛期中世への応援コメント

    名字は1000年から後、というのを知るだけでも、興味深いです。
    人口が増え、都市が人を呼び……。人が増えたり、故郷から移動することで、名字が必要になったというのは、納得いきますね!(*´▽`*)

    作者からの返信

    公文書上の表記が複雑になっただけで、誰もが名字をもつようになったわけではありませんが(16世紀でも名字がない人がいますしw)、一応ひとつの区切りと捉えていいようです(^^)

    それにしても18世紀に物好きな人がいたもんですねw

    ヨーロッパの人口が増加する時期と重なるのは面白いな〜と私も思いました。

  • 日本人には難しい、不思議な文化ですよね。
    もしも
    プラエノーメンがアモーレ
    ノーメンがアモーレ
    コグノーメンがミーオだったらアモーレ・アモーレ・ミーオとかになるのではと考え、ちょっとほっこりしてしまいました。

    作者からの返信

    かわええ…(* ´ω`)
    私はローマ時代に苦手意識があって、同じ名前が多いことが一因ではないかと今回思いました。
    そういえば学校の世界史もルイが何人も出てきて苦手でした。

  • これは深いです。今後は、イタリア系の名前を見かけたら意識をしなければ気が済まないくらい興味深い内容でした。陸続きで色々な侵略や変遷があった国ならではの歴史ですね。考えてみれば、イタリアこそ「人種の坩堝」と称して良い場所かもしれませんなぁ☆

    作者からの返信

    ありがとうございます。そう言っていただけると書いた甲斐がありました♪

    仰る通り、古代から侵略の対象になってきたので色々な民族が混じっています。南部だと黒髪で小柄でギリシャ人の血が混じっていそうな外見の人が多いです(もちろん長身の人もいますが)。アラブ人的な風貌の人もいます。

    編集済
  • 名字、全然知らないことだらけでした。参考になります

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    日本語圏では馴染みの薄いテーマかと思いますが、何かの参考になれば嬉しいです。

  • NHKの教養番組を観ているような感覚で「へぇー」「ほぉー」と唸らされました(笑)

    現代でも、欧米系のファーストネームって、
    日本の比べてバリエーションが少ないイメージがあったんですが、古代ローマではことさらに少なかったわけですね(^_^;

    作者からの返信

    NHKの教養番組w

    欧米系の名前は紀元前からあるのをずっと使ってますからね^^; プラエノーメンはとりあえずつけておく程度ものだったらしく、あってないようなものだったのかもしれません。

    ただでさえバリエーションが少ないのに中世ではキリスト教の影響でさらに選択肢が減り、それが名字の発展を促します(^ω^)

  • なるほど、今回も大変面白かったです
    徳川家康の本名が徳川次郎三郎源朝臣家康みたいなものですかねw

    日本でも姓と氏って厳密には違ってましたよね
    どっちが天皇から賜ったものでしたっけ? 確か源・平・橘・藤原でしたっけ

    あと、女性の名前が残ってないとか、付いてないというのは西洋でもあったんですね。

    紫式部、清少納言、藤原道綱母、いったい本名はなんだったんでしょうか?

    作者からの返信

    徳川家康って凄い名前だったんですね((((;゚д゚)))) 両端しかないところがまた波線で途中を省略したグラフみたいじゃないですかw

    姓と氏は違うものなんですか。てっきり同じものかと^^; 高校の古文の授業で平安時代か何かの家系図を見たことがありますが、男性が名前で書かれているのに対して女性は「女」としか書かれてないんですよね。衝撃的でした((((;゚д゚)))) 女性が社会から排除されているのは古今東西同じなんだなあと。

    紫式部や清少納言の本名……きっと分からないままなんでしょうねえ

  • >個人を区別する名前としては家族名が使われた
    これを読んで、ものすごくほっとした自分がおりました……(笑)
    自作の古代ローマもので、男性陣は基本的にコグノーメンで呼び合っているので。間違いじゃなかった、と……(*ノωノ)

    でも、ほんと個人名は少なすぎですよね!
    不便じゃなかったんでしょうか……?(; ・`д・´)

    作者からの返信

    古代ローマものを書かれる綾束さまには、今回は目新しい情報がなかったかもしれません^^;

    それにしても17種類は衝撃の少なさですよねえ……普段はコグノーメンを使っていたということは、父親と息子とか兄弟同士が同じ名前で呼び合っていたんでしょうかね?(?ω?υ) 
    プラエノーメンも親子で同じ場合があったらしいし、ただでさえ覚えづらい名前なのにややこしいったら(笑)

    編集済

  • 編集済

    待ってましたぁ‼ マジで!
    今回もすごく興味深い内容です。いや、ホントに面白いです。

    やはり国は違えど名字は地域姓が多いんですね。
    何かの本でトルコは20世紀初頭まで名字が無かったと読んだ記憶があります。そして、戸籍の管理が面倒なので、苗字を設けたとも。
    たぶん、他国が名字を設けた理由はトルコと同じ気がします。

    周辺国が名前だけだったのに対し、早くから三部構成の名前を持っていたローマは戸籍の管理もしっかりしており、奴隷や税収もしっかりと把握していたからこそ、国が栄えた。そんな気がしました。

    次回も楽しみに待ってます!

    作者からの返信

    ありがとうございます。古代ローマは守備範囲外なので整合性に欠ける部分があるかもしれませんが、興味をもっていただけて嬉しいです。

    トルコは20世紀まで名字がなかったんですか。苗字を設けた理由が面白いですw そういえばオスマン帝国の軍人でアリ・パシャとかいますが、あれも確か名前+称号なので名字じゃないですよね。

    古代ローマの戸籍、どうだったんでしょうね。面白そうな文献があれば読んでみたいです♪

  • 今回も興味深い内容でした。
    マクドナルドなどの語源のバイキングな人辺りは父と祖父の名前が名字みたいについたりしていた記憶(うろ覚え)

    何を重視する文化圏か?というので名前も変わるのは面白い。


    変な名前を付けるのは教養のないもののすることだ、みたいな事を兼好法師も言っていましたっけね。

    作者からの返信

    マクは~の息子という意味でしたよね。聞き慣れた名前でも色々な要素に分解できたりするのは面白いです。

    父親の名前の一部を使った名前を子供につける現象、ちょうど5世紀頃のこの地域にもありました(アリペルトという王の息子たちの名前がゴデペルトとペルタリトとか)が、家系を推測できることが重要だったんでしょうね。

    現代のキラキラネームを皮肉るような名言、さすが兼好法師♪

  • 橋本さんの作品に出てくる名前がちょくちょくあって楽しかったです☆
    ラウラ!月桂樹だったんですね!アポロンの聖樹というイメージがピッタリな覚書のラウラだと思いました(ノ≧∀≦)ノ

    現代との名前との対比も面白い考察ですね。
    「○○郎」や「○○子」という名前は減ってますし、宗教感が薄い日本人ならではの変化なのかなぁ~っと納得しました。あと子供に信長とか家康、信玄、正宗って武将の名前を付けるのは勇気がいりますよね(;^_^A
    一歩間違えば、イジメの対象になりかけないw

    作者からの返信

    アポロンは医療の神! それで思い出しましたが、中世編のラウラの死んだ夫は外科医という設定でした(本編で書いたかどうかは覚えていませんが)

    いや実はラウラの名前、ラウレンティウスの派生形だとずっと思い込んでおりまして、今回調べて初めてそうではないことを知ったというオチですw 

    日本だと武将とか、神話や歴史上の人物の名前はつけられない傾向にありますね。どうしてでしょうね? かと思えば外国風の名前がつけられたりして、これもシンクレティズムの一種かと思ったり。

  • まるで教科書のような落ち着いた文章に、橋本さんの面白さが交じり合った書き方。何度も読みたくなる味があって堪りませんね!

    名前の由来ってすごい魅力的ですよね~☆
    愛宕さんのコメントを読んで思い出したことがあります。
    アパートやマンションの名前って似たり寄ったりな印象があると思います。実は不動産業界内に名前一覧表なようなものがあるんですって。その一覧から名前を決めないといけないという暗黙のルール。一体誰が決めたのか。深入りすると危なそうな感じがしました。

    作者からの返信

    ゆうけんさん、お帰りなさいましヽ(゚∀゚)/

    教科書ちっくでしたか? ただ意味を列挙するだけでは無味乾燥かと思ってちょこちょこコメントを入れてみたんですが、橋本の好みが反映されてしまったというw

    なんとかハイツとか、メゾンなんとかのアレですねw ボロいアパートに限ってお洒落なフランス語風の名前がついていたりとか。

    名前一覧表……それは知りませんでした(;゚д゚) なんかミステリに使えそうなネタですね!

  • 聖人の殉教の仕方が今回も酷かったです(^_^;
    人間ってなんでこうも残酷なんでしょう💦

    ジャンニ、レンツォ、ラウラなど、覚書でお馴染みの名前の由来がわかって面白かったです(^^)

    作者からの返信

    本当にこんなことが行われたかどうかは不明ですが、残酷ですよね。長崎のキリシタン弾圧なども読んでいると背筋が凍ります…… 

    今回とりあげた初期キリスト教の聖人の場合は史実の裏付けがないので、実際はこんな死に方ではなかったと思いたいです。

    楽しんで頂けてよかったです(*^^*)

  • いやあ今回も拷問関係がグロかったですねえ(^_^;
    こっちは焼けたから、反対側も焼けって……、お好み焼きじゃないんですから

    そしてミケランジェロ、天使天使じゃないですか!!

    作者からの返信

    お好み焼きww

    ラウレンティウスは料理人の守護聖人なのですが、盛大なブラックジョークですよね……
    命がけのボケが評価されたのかどうか分かりませんが、Wikipediaによればコメディアンの守護聖人にもなっているようです(^ω^)

    ミケランジェロという名前はこんなに神々しいのに、熟女マニアのイメージを植え付けてしまったのではないかと申し訳ない気持ちでいっぱいです(笑)

    編集済
  • バスティアーノが嫌すぎるw
    特にそんな意味はないとは思いますが、彼の名前が出てくる度、そういう目で見てしまいそうになります(笑)

    作者からの返信

    セバスティアヌス、矢で射られて瀕死のところを若い未亡人(聖イレーヌ)に助けられて介抱される、という他の聖人にはめったにない役得(?)にあずかってるのになぜかゲイ・アイコンなんですよね。
    絵画では木に縛りつけられて体に矢が刺さっている半裸の美青年で、昔から一部の性癖にどストライクだったようです。時代が下ると聖イレーヌに介抱される場面をテーマにした図が増えてきて、むしろそちらのほうが半端なくエロい構図なのですが(と、さらによけいなことを刷り込む)

    編集済
  • 聖人関係グロすぎ。
    自分なら名前使いませんなw


    変な名前をつけるのは低学歴や教養が無いものが多いらしいです。BY兼好法師

    で、海外では痛いネームで変なスペリングで読めない名前をつけるのだとか。
    おかげで先生方が困ったりするらしいです。

    男の方が伝統的な名前をつけるのは男の社会的立ち位置が変化していないから。
    女の方は変化しているのは社会的立ち位置が変化しているから。
    って考えてみた。女性の美徳足る価値観の変化もありそうかな。

    作者からの返信

    キリスト教は人間を代表して自ら磔になったイエスに端を発していて、西洋世界では伝統的に自己犠牲の精神が非常に尊ばれたりします。

    聖人信仰も彼らが「信仰のために喜んで命を捨てた」ことが土台になっています。自分と同名の聖人は特別な存在で、祝日にはお祝いします。守ってもらっている感覚なのでしょうね。

    海外でもキラキラネーム的なものがあるんですね!(;゜Д゜)

    私は女性の伝統的な名前、男性名に比べて種類が少ないことのほかに現代人の感覚からすると古臭いのかもしれないな、とも思っています(個人の感想です)^^; 

    編集済
  • ジョルジオアルマーニさんって、農夫出身だったのかしらと面白い想像が掻き立てられます。リーバイスも農作業などでも破れたりしない強い衣服をというコンセプトで作られましたが、アルマーニのルーツも農夫の作業に見合った服というのがあったのかもしれませんね。そこから時代に合わせてデザイン性を強くしていったとか。
    いや~、奥が深いです……って、愛宕の勝手な妄想ですけどね(笑)

    作者からの返信

    アルマーニというと自分はスーツのイメージなので、農作業服との組み合わせ、なかなかシュールです(笑)いやスーツで農作業する男、意外とセクシーかも?(妄想)

    ジョルジョは「農夫」と訳せるギリシア語のgheorgosが起源ですが、名前として普及したのは聖ゲオルギウスの知名度によるものが大きいので、やはり竜退治の騎士のイメージのほうが強そうです(^^) 

    ドラゴンを踏んづけている図像が多く残っていて、美術史界隈にはゲオルギウス様に踏まれたいという性癖の人が割と多くいます。

    私は大天使ミカエルに踏まれたいです。

  • やっぱり、海外でも人気の名前というのはあるんですね!(*´▽`*)
    日本の子どものお名前は……ふりがながないと、読めない名前も多いですが……(;´∀`)

    作者からの返信

    日本の子供の名前はキラキラネームが増えてきてるんでしょうね^^; もういっそ誰でも読めるようにアルファベットの名前を普及させればいいんですよ!w

    日本語の名前は1つの漢字が複数の読みを持っていたり、同じ名前でも漢字によって意味が異なってきたりで、世界でも割と特殊ではないかと思うのです。

  • 男性の古典的な名前が人気がある辺りは、快楽主義でありながら、熱心なカトリック信者が多いと聞くイタリア人ぽいのかもしれませんね。
    あの陽気さの下地は実は寂しがりやで、命を尊ぶ道徳観だと考えると、何となくしっくりきますね。

    作者からの返信

    カトリック教会の総本山だからか、宗教色は強いと感じます。といっても今の若い世代だと普段から熱心に教会に通ったりする人はほとんどいないみたいですが……

    古典的な女性名が人気がないのは、昔は女性の名前の種類が少なかったことが関連しているかもしれません。多くは男性名を単に女性名詞化(Lorenzo→Lorenzaなど)したものだし、女性の聖人は少ないので選択の幅がなかったんです。現在は外国風の名前が多く取り入れられて可愛らしい名前が増えてきている印象です(*^^*)

  • 読むだけでも興味深い上に、キャラの名付けにめっちゃ使えそうです!!
    (当面西洋系のキャラが出る小説を書く予定はないんですが、いつか使ってみたい✨)

    聖人だから殉教してるのか、殉教したから聖人になっているのか、とにかく痛そうな拷問を受けてる人が多いですね(^_^;
    私なら、嫌な死に方をした人の名をわざわざつけたいとは思わないかも(苦笑)

    作者からの返信

    機会がありましたらぜひ使ってやって下さいませ(*^^*)

    通常、奇跡を起こすなどの条件をクリアしないと列聖されませんが、殉教すればその限りではないとか。

    自らの信仰のために喜んで命を捨てた、ということが信仰の対象になるようです。初期の聖人は史実の裏付けがないので、実際にどのように亡くなったかは分からないらしいですが。

    そういう事情があるせいか聖人の名前は好んでつけられますが、文学作品で早死に(今回紹介した中ではアキッレ)とか苦難に遭う登場人物の名前は選ばれることが少ないような気がします。

    編集済
  • 聞いたことのある名前がいっぱいありますが
    結構な確率で拷問とかされてるんですね……

    作者からの返信

    欧米とキリスト教圏でメジャーではないかと思う人名をピックアップしました♪

    拷問は史実の裏付けがあるわけではなく、伝承の範囲にとどまっているようです。
    どのように死んだかはあくまでも言い伝えで、あまり重要視はされないようですが、西洋美術だと聖人の絵はたいてい処刑に使われた道具がアトリビュートになるので、人物特定の際に重要になってきます。

    編集済
  • 池袋にサンシャイン60という高層ビルがありますが、その中に「アルバ」という区画があるのです。名前の由来を拝見して納得がいきました☆
    とても勉強になります!

    作者からの返信

    アルバは白を意味するラテン語のalbusが語源で、夜明けを告げる女神のことをローマ人はアルバと呼んだのだそうです。イタリア語ではまんま夜明け、日の出などの意味になります。

    高層ビルの区画ならぴったりの名前ですね(^ν^)

    私はサンシャイン60と聞くと「心霊スポット」を連想してしまいます……orz

  • フォークなんていらないへの応援コメント

    スパゲッティは、指の間からこぼれそうですね

    作者からの返信

    難しそうですよね。私はフォークを使ってもこぼします……

    評価とレビューをありがとうございました!

  • 参考文献が本格的ですね。西洋中世のは書いたことなかったので、参考にします

    作者からの返信

    コメントありがとうございます! 参考文献、完全に趣味なのでかなり偏っていますw どうでもいいような情報が多くてあまり参考にならないかもしれませんが、活用してもらえたら嬉しいです。

  • ここにもアレッサンドラが(笑)
    しかも人間(と書いてショタと読む)の守護者!
    名は体を表すと言いますのでジャンニの時が楽しみです♬

    作者からの返信

    ごく限定的な嗜好の人間(と書いてショタと読む)の守護者ですねっw 守るどころか危険な道に追いやりそうですが。

    ジャンニは英語だとジョンになり「欧米人の名前と言ったらこれ!」な感じにありふれていますが、意外にも(?)ありがたいご利益がありそうな意味かもしれません。

  • キアラが気になり調べてみたら、本当に1958年にテレビの守護聖人になったらしい。
    人に見せたんじゃなくて、自分が見たのではとも思うけど……。
    そうすると『光り輝く』の意味も、後付けなのではないかと疑いたくなる。

    作者からの返信

    キアラは「澄んだ、輝く、煌々たる」を意味するラテン語のclarusが語源なので後付けではなさそうですが、確かにテレビと関連ありそうな印象を受けますよね。

    clarusには千里眼の意味もあるようで、逆にラテン語の意味から作り出された逸話のようにも思えます。

    壁掛けテレビのような感じでミサを見たのかと思うとクスっと笑ってしまいます。

    編集済

  • 編集済

    更新、待ってましたぁ!

    やはりどの国でも名前はポジティブなモノが多いみたいですね。
    私はイタリア語もポルトガル語も解らないのですが、ラテン語起源の言語は似ているとよく聞きます。でも、逆にドイツ語や北欧の歌を聴くとラテン語とは似ても似つかない印象を受けるので、欧州はどちらにしても「ローマ帝国」の影響が大きいのだなと唸りつつ、カルタゴが地中海の覇権を握っていたら、アラビア語ぽいイタリア語になっていたのかなぁなどの妄想に駆られます。

    ネーミングにはいつも悩むので、今後はこの辞典を活用させて頂けたら嬉しいです。

    作者からの返信

    ポジティブすぎて逆に恥ずかしくなりそうな名前が多いですねw

    印欧祖語とゲルマン祖語で子音の対応関係はあるみたいですが(p→f、t→thなど)耳で聞くと似ても似つかないですよね。イタリア語とスペイン語はよく似てます。でもそっくりな単語もあれば全然違う単語もあり、聞いても全然分からないのでやはり違う言語なんだなあと実感します。

    >カルタゴが地中海の覇権

    ローマ人の悪夢ですね(笑)
    イタリアでもチュニジアに近いところに行くと地名がすでにアラビア語っぽいです。

    活用してもらえたら私も嬉しいです!

  • 神や天使の名以外では言葉そのものが意味をもつものが多いんですね。
    しかしえぐい死に方してるもの多すぎて苦笑を禁じえません。
    西洋まじこわい。

    北欧系はマクドナルトとか、父方の先祖由来の名前とかも多かった感じ。

    作者からの返信

    意味は現代では不明なものも多く、中にはこじつけのような意味もあります。

    例えばアルノルフォはゲルマン語のarn(鷲)とwulf(狼)が組み合わさった名前で、結果的に「鷲や狼のように勇敢」という意味にとられるようです。

    マクドナルドは北欧系なんですか! アメリカンなイメージしかなかったので意外です。「〇〇の息子」という形、苗字だと割と多いみたいですね。

    えぐい死に方、後半も続きます(´;ω;`)

  • な、なんて……っ! なんて素晴らしいものを!*。ヾ(。>v<。)ノ゙*。

    ありがとうございます! もしその辺りの時代、地域を書く時には、ぜひとも参考にさせていただきますっ!(*´▽`*)

    作者からの返信

    連載をはじめた時からやってみたかった無謀な企画、ついにやってしまいました(笑)

    といっても紹介できたのはほんの一部の名前だけですが……

    ヨーロッパ地方の名前なら根っこは共通なので、今回は意外と広い範囲で参考にしていただけるのでは!? と思っています(^ω^)

  • >ラノベに限らず中世風の世界を舞台にしたファンタジーでは

    という記述がありましたが、まさに「異世界ファンタジーを書く際の参考になるのではないか」という邪な(?)気持ちで、読み始めました。ファンタジーを書く際に参考にするべきはファンタジーではなく、それに類する現実世界だと思うので。
    牛乳の話で冷蔵手段に触れておられますが、冷蔵できない環境こそ「買った野菜はすぐ全部食べないといけない、だから必然的に野菜消費は多くなる」と勝手に考えていたので、

    >中世に野菜を食べるイメージはあまりないかもしれない

    これはむしろ意外でした。同時に、

    >中世イタリア人は野菜を大量に食べていた

    には「なるほど、やっぱり」と思ってしまいました。


    一度に頭に詰め込むには多すぎる情報量を予感させるので、この先、少しずつ読み進めて行きたいと思っています。

    作者からの返信

    烏川 ハルさま、コメントありがとうございます。

    異世界ファンタジーにも役立つ雑学集を目指しております!(*^^*)

    葉物野菜は輸送に耐えられないので外では買わず、家庭菜園が主流だったようです。事実、中世の貴族の会計帳簿では野菜を買ったという記述がほとんど登場しないらしいです。ハーブや野草は野山に生えているのを使えます。

    もちろん市場で野菜売りから買えますし、修道院でも栽培しているので入手方法はいろいろでしたが、食べきれる分だけ入手していた印象です。

    イタリア人のサラダ好きは同時代のヨーロッパでは特殊でした。生野菜が食欲を増進し体内を浄化すると考えられていたらしいです。

    編集済
  • 金髪も美しく魅力的ですよね。永遠の色、豊穣の色、昔から多くの女性が憧れているのも頷けますね。
    欧州の女性は色素が落ちると逆に東洋の女性の黒髪、濡烏(青み、藍色を帯びた黒)に憧れると聞いた事があります。いい響きですよね濡烏、今度使おう(笑)

    作者からの返信

    金色というと小麦畑のイメージがありますね。濡烏も和風の響きが素敵です。

    欧州の人の髪は遠目に黒く見えてもよく見ると褐色だったりして、アジア人のような真っ黒な髪は少ないと私も聞いたことがあります。実際はどうなのかわかりませんが……というのは染めている人が多くて自毛かどうか判別がつかないんです^^;

    評価をありがとうございました!ヾ(*'∀`*)ノ

  • 依頼の量や材質は洗濯方法も関係ありそうですね。
    石に置いて棍棒で叩いたり、桶に入れて足で揉んだりと、うーん今回も興味深い内容です。
    あと、ハゲを帽子で隠すのは古今東西変わらないんですね。

    作者からの返信

    叩いたり踏んだり、すぐに生地がだめになりそうですね。裕福な家庭がシャツを数十枚所持しているのは仰る通りそれが理由かもしれません。さらに当時は洗濯に灰汁を使い、生地が傷むので、人々はなるべく洗濯を先延ばしにしたようです。

    髪の毛がないと寒いらしいですからね。肖像画では禿げを隠すのが好まれたようです。甲冑を着ているのに頭だけは不自然に布の帽子をかぶっている壮年の男性の肖像画を見ると「あっ……(察し)」となります(T_T)

  • 今回も興味深い考察が多く読んでいて面白かったです。ありがとうございます。
    16世紀に黒が流行ったのはイエズス会の設立が影響しているのでしょか?
    彼らは修道士であり、軍隊、騎士の様な側面があったと本で読んだ覚えがあるのですが、もしかしたら黒がチームカラーだったのかもしれませんね。

    そう考えると設定がラノベ的ですよね。

    作者からの返信

    こちらこそコメントありがとうございます。一説にはまずスペインで黒が流行し、それがヨーロッパに広がったと言われています。当時のイタリアは文化的にも政治的にもスペインの影響下にありました。流行の発端については分かりませんが、イエズス会の設立ももしかしたら関係あるのかもしれません。

    イエズス会、ラノベ的ですよね。優れた諜報活動を行っていたところも厨二心を刺激します(^ω^) 厳重に隠されていたはずの豊臣秀吉の死の経緯がイエズス会の報告書には詳しく載っていたりとか……


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    創作に使えるイタリア語への応援コメント

    仕事上、ドイツに関わる機会が少なからずあるのですが、ドイツ語は、ほぼ全てのアクセントが第一音節にあるなど、発声に関してはガチガチに硬派なルールがある一方、単語を無限につなげ、新語・造語を作ってよいと言う、柔軟かつ創造性に富んだも側面も持っています。
    ただこれは言ってしまえば、文字の羅列とも言え、合理主義の極み。つまりは美しさからは離れた所にあるように思えます。

    厳格な決まりと徹底的な合理主義。

    サッカーでもそうですが、言葉には国柄が表れている気がします。

    作者からの返信

    そうなのですか! ドイツ語のポップスになんとなく硬質な印象を抱くことが多いのですが、そういう厳格なルールによるものかもしれませんね。単語をつなげて新語を作れるとは面白いです。確かにやたら長い単語が多いですよね(;゚д゚) 辞書の編纂が大変になったりはしないのでしょうか……

    イタリア語はたいてい後ろから2番目の音節にアクセントがきますが、単語によっては第一音節にあったり最後の音節にあったりで覚えるのが厄介です。

    ある言語に存在する単語が別の言語では概念すら存在しなかったり、ほんとにお国柄が出ていると思いますね。

  • ウエストを強烈に締めるコルセットは腸を圧迫する事を
    考えると、消化不良からその時代の女性は下痢気味だった
    可能性が高いですね。
    悪臭もするだろうから強い香水を好んだ。スカトロも欧州
    発祥だった気が……

    一方、腹圧がかかるため、頻尿であっただろうとも、脱ぐのも大変な
    ドレスであることを考えると、おしっこは我慢することも多かっただろうし
    膀胱炎や膵炎で亡くなる人も多かったのでは?

    とにかく、興味深い考察が多く、読んでいて楽しかったです。

    作者からの返信

    スカトロは欧州発祥、と φ(。。;)

    近代のコルセットの絵は締め付けが凄いですよね。食後に見ると吐きそうになってしまいます……。この時代のブストもちょうど腸のあたりに先端が食い込む形状で、消化に悪影響は与えたと思われます。

    近代の話だったと思いますが、いつ催してもいいようにドレスの下におまるをセットしていたという俗説を読んだことがあります。本当のところはどうなんでしょうね^^; 膀胱炎は放置すると重症化しますからね、抗生物質もなく取り返しのつかないことになった女性はいただろうなと。つくづく現代に生まれてよかったです……

    ありがとうございます。楽しんでもらえて何よりです!

  • “両脚の間が覆われていないので、股間の形が露わになる”

    これが上は女性のようなの見えるが、腰から下は男って事だとすると
    花から根までのヒヤシンスを男色に例えたのは強烈な皮肉ですね。

    作者からの返信

    ヒヤシンスの花のたとえはよく分からなくて考え込んでしまった部分ですが、印象的だったのでタイトルにも入れてしまいました。
    花と根には考えが至りませんでした! 説教師がヒヤシンスの形状を思い浮かべながら男色を糾弾している姿、なんとなく卑猥ですね(笑)

  • ファッション用語の難しさへの応援コメント

     詳しく書きすぎるとテンポが悪く〜
    この一節、ドキリとしました。
    食事もですが、服装も材質が何なのか、製法は?色は?装飾は?こちらは考え、調べるだけで楽しいのですが、それを活かせない私自信の力量が悲しい(泣)

    作者からの返信

    大部分は自分への戒めとして書いております……orz

    自分が読み手にまわったとき、特にweb小説では設定が長~く書いてあると読むのがしんどいと感じることが多くて、「ハッ、もしや自分も同じことをやっているのでは……((((;゚д゚))))」と思ったことが今回の話につながりました。

    調べたことは無駄ではなく、見えない部分に活きると信じたいです^^;

    でも作品によっては蘊蓄が重要な要素になる場合もありますし、このへんはほんと書き手のスタイルによるのだと思います。

  • 宴会でしてはいけないことへの応援コメント

    もしかしたら、その時代のマナー本は現代で言う「オンナを口説く為の本」や「出来る男が読んでいる本」的なキャッチコピーが付いていたのかもしれませんね。
    時代は変わっても人の気にする事って変化はしていない気がします。

    作者からの返信

    この『礼儀作法書』はまさに「出来る男が読んでいる本」のキャッチコピーがふさわしそうですね(笑)
    当時に書かれたものを読んでいると人間は数百年くらいじゃ変わらないんだなあ……といつも思います(*^_^*)

  • 量に食事を飢えない為の手段として捉えている日本人とお喋りをしながら余暇の様に捉えているイタリア人の差が出てる気がします。

    作者からの返信

    イタリア人はとにかくお喋りしながら食べますね。レストラン等でも注文してから食事が出てくるのに30分くらいかかったりしますし、その間も喋り続けます。食べ終わったあともいつまでも喋ってます(笑)
    食べ終わったらさっさと店を出たいと思ってしまうのは、やはり日本人だからなんでしょうね^^;

  • フォークなんていらないへの応援コメント

    スパゲティを手掴みとは、熱くないのかな?そう言えばイタリア人は猫舌と聞いた事がありますね。手で持てる温度まで待っていたと考えると猫舌とも結びつきますね。

    作者からの返信

    ルネサンス時代には熱いもの用の革製の指サックがあったらしいですが、スパゲティ手づかみ全盛期の近代の庶民はどう考えてもそんな優雅なものを装着していなかったと思われますw

    そうなんですか! 言われてみますと、身近なイタリア人1名は熱いお茶を必ず冷ましてから飲んでます。鍋やラーメンのような熱々フードがないので舌が慣れていないのかもしれません。熱々で飲むから美味しいのに……と思ってしまいます。

  • こちらにもお邪魔します。
    物語を読む際にそこに出てくる人たちが何を食べているか、その人たちの嗜好品は何なのかって結構気になりますよね。
    橋本さんの書く物語のリアリティの一端はこのエッセイにあるのかもしれませんね。
    楽しみながら追っかけます。

    作者からの返信

    松乃木さま お越しいただきましてありがとうございます(*^^*)

    登場人物が普段なにを食べているか、気になりますよね! 食べるときの癖や嗜好はキャラの特徴の一端になると思っています……といっても私は自分で書く時は食事シーンはすっ飛ばしてしまいがちですが^^; 自分のための資料倉庫としても書いております。更新は遅いですがのんびりと楽しんでいただけましたら幸いです。

    編集済
  • 金髪に憧れる人は多くとも、世界三大美女と呼ばれる人物は全て黒髪というところが面白いですね。仮に小野小町が外れたとしても、世界的には「ヘレネ」という赤毛の美女。金髪への憧れは、スカンジナビアやイギリスなどの辺境から海を渡ってきたバイキングの「力の強さ」に惹かれている部分もあるのかなぁとも感じたりします。

    日本人を含めた東洋系の女性でも金髪は似合うと思うんですよ。問題なのは、染め方が中途半端だということ。眉毛も金にしないところに違和感があると愛宕は主張します(きっぱり!)☆

    作者からの返信

    ヘレネーが「世界三大美女」に入っているとは知りませんでした!
    世界三大なんとかってよくありますが、なんとなく危険な香りのする女性で占められているのが面白いです。ヘレネーはイーリアスでは国が滅びる戦争が起こった元凶にされてますしね^^;

    バイキングと呼ばれる人々は北方から来ていますから金髪の割合は多かったでしょうね。古代ローマでも、捕虜として連れてこられたガリア人の女の金髪に女たちが夢中になったというエピソードを読んだことがあります。異国の人の特徴って魅力的に映るんでしょうねえ

    愛宕先生! 眉毛を金にするからにはやっぱり全身の毛も金にしたほうがいいですか?



    編集済
  • 金髪で最初に思いついたのが春風亭小朝が「金髪ブタ野郎」と元嫁に罵倒されたあの離婚会見ですね(笑)

    「金髪ブタ野郎」……、なんて素敵な表現なのかと思いましたw

    金髪で似合う人、似合わない人、いますよね。だいたい東洋系の顔は似合わないのかもしれません(^_^;)

    赤毛はあんまり好まれていないというのは聞いたことがあったのですが、西洋でも金髪が憧れだったとは思いませんでした。やはり輝く黄金の魅力は人を虜にするのですね。

    作者からの返信

    金髪豚野郎をぐぐりました! 芸能ネタには疎いのですが、写真では確かに金髪っぽいですねw 当時のワイドショーは嬉々として食いついたのだろうと思います(笑)

    欧米人は金髪にしても違和感ないみたいですね。知人の年配の女性は知り合ったときから金髪で、地毛だとばかり思っていましたが、小さい頃の写真を見たら黒髪だったのでびっくりしました^^;

    赤毛は金髪よりもレアなのではないかと思いますが、確かに偏見が存在するようですね。個人的には赤毛と聞くと粗野なおじさんのイメージが浮かびます(個人の感想です)

    編集済
  • 方法3が物凄く皮膚にダメージありそうです(笑)
    金髪に憧れるのは日本人も同じなので、何となく気持ちが解ります。
    ただやっぱり、似合ってる人とそうでない人はいたのだろうな、と(笑)

    作者からの返信

    硫黄ですからね!((((;゚д゚))))
    方法2も頭皮に塗ってはいけないとありますが、「塗ったらどうなるのだろう……((((;゚д゚))))」と思ってしまいましたw

    欧米人はだいたい似合うみたいですね。やはり東洋人と違って顔の彫りが深いからでしょうか。コンチクショーと思います(笑)

  • とある小説で女性が髪を切っただけで男が言い寄ってこなくなって馬鹿らしいなんて事をいっている作品もありましたが、かなり希少意見ですよね。
    身体と異なりある程度なら思うとおりに姿形を変えることができ、常に共にある存在である。確かに天然で最も身近な装身具です。
    美というものは人間だけではなく、動物だって求愛するときに大事な決めてになります。
    普遍的な美を追い求めるのはあらゆる命の本能なのかもしれません。

    ドイツのアーリア人思想なども文中の特徴まんまだなーなんて思います。
    ドイツ人のトップであったヒットラーが黒髪だったのは皮肉なものを感じますが。

    作者からの返信

    髪型を変えれば簡単にイメージチェンジできますよね。失敗すると憂鬱ですが^^; カートリッジみたいにガシャッと簡単に取り変えられたらいいのにと思ってしまいますw

    鳥や魚も求愛のために体色を変えますよね。まだまだ解明されていない部分もあるみたいですが、異性を惹き付けようとするのは確かに本能なんでしょうね。人間だけが純粋なおしゃれのために髪型やファションを選ぶこともあるのかもしれないと思うとそれもまた興味深いです。

    >ヒットラーが黒髪
    確かに皮肉(笑)

    評価を頂いておりました、ありがとうございますヾ(*'∀`*)ノ 励みになります!

    編集済

  • 編集済

    「髪は女の命」という言葉をどこで聞いたか忘れましたが思い出しますね。
    パツキンに浪漫を感じるのは東洋人(黒髪)などの憧れと思ってましたが、西洋人も思ってたんですね~。
    私は黒髪が好きなので、染めたことはありませんでしたが……最近、白髪が多くなり黒染めしようか悩んでいますw

    そういえば、金髪よりも銀髪にグッときます。
    なんて言えばいいんでしょうか……。金髪に対し、銀髪は幸の薄さというかワビサビを感じます(^▽^;)
    美しさの中に影のような部分があって惹かれました~♪

    作者からの返信

    「髪は女の命」、昔はよくそんなことが言われてたみたいですね。髪が女の命なら男の命はなんだったんでしょうね? 髪を命のように大事にする男性がいても別にいいと思うのですが(^ω^)

    日本でもそうですが、金髪には一方で「頭悪そう」「遊んでそう」というネガティブなイメージもあるみたいです^^;

    白髪染め、一度染めるとずっと染め続けないといけない気がしてためらってしまいます……orz

    金色が太陽の象徴なのに対して銀色は月、水、冷たさ、女性性といった夜の象徴体系と関連付けられるそうです。どこか陰のあるイメージは薄幸キャラにふさわしいですよね!

  • みなさん、そんなに金髪に憧れていたんですね……っ!Σ( ゚Д゚)
    でも、「太陽、神、光などのイメージ」と言われたら、尊重されたのもわかる気がします。

    にしても、今も昔も、女性が美にかける情熱はすさまじいですね!(((((; ゚Д゚)))))
    圧倒されちゃいます……(><)

    作者からの返信

    黒髪に比べて見た目がパッと華やかなので、もてはやされる傾向があるらしいです。染めている人は現代でもたくさんいます。

    ライバルのあの女がやっているから自分も、というプレッシャーもあったかもしれませんね。「そのままの君の髪が好きだ……染めないでくれ」とか言ってくれる男性がいれば違ったのではないでしょうか(←綾束さまの小説に登場しそうです(///ω///)

    編集済

  • 編集済

    みなさんのコメントを見ても“なるほど!”と、思うのですがそれ以外に、
    「長さ約7メートル半の黒いベルベットの帯」
    長くね?
    「幅約4メートルの白い布」
    幅がってことは長さはもっとあるの? 八畳間でも広げられないような……。
    とか。
    あと、「角形の石鹸 9個」
    うーん、角形って、まだ使ってない新品だぜ! ってことかな?
    でも、ここまで流れは武器の話だったのに何故? それに石鹸9個とか数えるぐらいならクロウスボで使う「矢」には触れないのかなとも思ったり。
    何にしてもニコロさんの方、遺産目録なのに個人の持ち物にしてはようわからんところあるよね。
    この時代の、“目録に載せるべき内容”の問題だったのかも知れない? なんて。

    追伸
    返信読みました。ありがとうございます。
    埋葬された時に着ていた服は、あの世に持って行くので相続されないということでしょう。

    作者からの返信

    長いですね(笑)。
    仕立てる前の布かなとも思ったのですが、「帯」はリボン状の長いものを意味する striscia という語が使われているので、そうではなさそうです。

    1つの可能性としては、15世紀に流行したカップッチョ用の布かもしれません。カップッチョとは図の中央向かって左側の男性がかぶっている赤い帽子で、布をターバンみたいにぐるぐる巻いて頭の上に盛り上げます。

    https://it.wikipedia.org/wiki/Guarigione_dello_storpio_e_resurrezione_di_Tabita#/media/File:Cappella_brancacci,_Guarigione_dello_storpio_e_resurrezione_di_Tabita_(restaurato),_Masolino.jpg

    インドのターバン用の布が10mくらいあるそうですし、カップッチョは布の端を肩に長く垂らしたりもするので7m半、いけるんじゃないかと。想像ですが。

    でも、この帽子はニコロの時代である16世紀にはすでに廃れていたと言われているんです(地域によっては残っていたのかもしれません)。
    何でしょうね? 腰に巻いていたのでないのは確かです。

    「幅約4メートルの白い布」! これはですね、完全に私の翻訳のミスです。原文では

    sette braccia di bisello bianco nuovo

    となっていまして、意味は

    「約4メートルの新品の白い bisello」

    です。

    bisello が何を指すのか分からず保留にしていたのですが、ボンヤリしてて「布」にしてしまい、チェックもせずに投稿してしまったみたいです。お恥ずかしい…… コメントを頂いたおかげで気づくことができました、ありがとうございます。意味が分かるまで保留ということで、問題の箇所はこそっと削除しておきます!m(_ _)m

    bisello は「角を面取りしたあとの斜面」を意味する名詞らしいのですが、ここではそれだと意味が通じないんですよね…… 武器と一緒に入っていたからには武器か、もしくは面取りをする工具の一種かと想像していますが、うーん、分かりません。

    石鹸が「貴重品」の箱に入っていていた理由ですが、当時の石鹸は独特の臭いがしたらしく、臭いが移るのを防ぐために布類とは別にしておいたのかなと想像しています。(この箱にも衣類は入っていますが)

    今回参考にした資料には衣類しか引用されていなかったので、他の持ち物についてはわからないんです。遺産目録ですから家や土地、食器、家具などもあったと思います。

    まあ衣類についても、本人が今着ている服(この場合は着て埋葬された服?)は目録に載せないのが通例だったらしく、これで所持品のすべてが分かるかというとそうでもなさそうです^^;

    編集済
  • 西洋は水が貴重なイメージが強くそこまで洗濯もしなかっただろうなとか、汚物をなげっぱなしだったり、体臭を香水でごまかしたりもしていたので服の臭いも現代ほど問題にならず汚れっぱなしの着た切り雀が多かったのだろうなと勝手な想像をしています。
    そうすると余所行きや結婚式などの特別な服以外は酷すぎる状態になる手前くらいまで来ていたのだろうし、庶民は服の数はそれほど必要なかったのかもしれません。

    逆に上流階級はおしゃれして面子を保つみたいなところもあっただろうし、服の種類も必要悪で否が応でも増えていたのではないでしょうか。


    内訳は妻のブラウスと女物のブラウスが別だったり、何やら面白い感じがします。
    あと下着とかないけど、どうだったのでしょうね?

    謎名称の衣類は現代でも同じ服でもズボンだのパンツだのアパレル業界が名称をこねくり回しているので、別枠扱いされるくらいちゃんとしたものだが普通にありそうな衣類だったりするのかもしれません。

    作者からの返信

    水が貴重だったほか、当時は汚れを落とすために灰汁やら粘土やらを使っていたので、生地が痛むせいもあって洗濯は敬遠される傾向があったようです。素材や形状によってはそもそも洗えない衣服もあっただろうと想像します。

    シャツやブラウスはリネン製で丈夫なせいか割と頻繁に洗濯されました。裕福な家では消耗品として多めに所持していた印象です。一方で貧乏のどん底にいる人はたった1枚を洗わずに何ヶ月も着続けました。どんな状態になったかあまり想像したくないですよね……

    内訳の書き方は不思議ですね。もしかしたら女性が家族の中に複数いて書き分けたのかもしれません。

    男性用のパンツは普及していたはずですが、それ以前の中世でのノーパンの歴史が長かったせいか「必ず穿かなければいけない」認識ではなかったらしく、あったりなかったりです。穿きたければ穿く、というフリーダムな世界だったのかもしれませんw

    女性の下着については多くのことがまだ分かっていません。繊維の分解が早くてめったに出土しないのと、男性がパンツを穿いている場面の細密画はあるのに女性の場合はそれがなく、女性はそもそもパンツを穿いていなかったのではないか、とさえ言われているようです。エレオノーラ・ディ・トレドの墓から発掘された衣類の論文でもパンツについては言及がありませんでした。

    一般的にはブラが一体になったシュミーズのような下着をつけていたと推測されていますが、発見されてもボロボロなので判別が難しいらしいです。

    謎名称、ほんとうに厄介です……ふぁさまが仰るとおり、実はよくある衣服だったというオチのような気がします^^;

    編集済
  • 中世でも上流階級はたくさんの服を持っていたんですねえ
    最近はもう服を買うことすらあまりなく、よく考えたら20年以上前にユニクロで買った服をまだ着てるなあ、と今思い出しましたw そのころのユニクロ長持ちしすぎですねw

    それから櫃の話ですけど、櫃に腰掛けてうぶな若者を誘惑する話。
    どう考えても人妻(アレッサンドラ)に誘惑されるミケの図、を想像してしまいました!
    ハハハ、もう刷り込みですね。

    作者からの返信

    ユニクロが20年前からあったことにショックを隠し切れませんw もっと新しいイメージでしたが、そうですよね……そういえばありましたよね……orz

    変な刷り込みをしてしまい申し訳ございませんm(_ _)m(笑)でもこの女、彼が帰ろうとすると

    「主人は不在ですが、どうぞ夕食を食べていって下さい」

    とか言って引き留めようとするんですよ。素性が明かされないので言ってることがどこまで事実か分からないんですが、もしかしたら本当に人妻だったかもしれません。

    若者の運命やいかに……((((;゚д゚))))

    編集済
  • マントの多さに驚きです。日本人の感覚だと一枚あったら十分なイメージが強いですが、寒くなった時の重ね着で使用するとなると頷けますね☆

    作者からの返信

    マント、確かに多いですね^^; 重ね着していた可能性のほかに新品と古着が混じっていたことも考えられます。つまり新しいものは使わずに保管しておいて、古いのだけを使いまわしていたのかなと。そもそも何人分が一緒にされているのか分からないのですが、4人家族だとすると1人2~3枚でしょうか。でも、多いですよねw

  • 現代はまさに衣食飽和時代。何なら毎日違う服を着る、なんて人もいるくらい。
    佐月的には洗濯物が多くなるので出来るだけ着回し推奨ですが、当時の人たちは、また違う理由で着回していたのですね。

    櫃は今で言う収納ボックス(笑)
    透明かそうじゃないかの違いだけで、今も昔も横置きボックスは大活躍ですね。

    クローゼットやハンガーを考えた人って凄いw

    作者からの返信

    わかります。私は1回着たくらいでは洗濯しません(笑)
    着回そうにも、今着ている服の他に何も持っていない、という人もいたみたいです。

    ほんと、吊るして収納することをどうしてもっと早く考えつかなかったんでしょうね? と服を畳むのが嫌いな私は思ってしまいます。

    その都度箱から出し入れするのは面倒ですよね。まあ脱いだらそのへんにかけておいたのだと思いますが、ズボラな人は箱の中もグチャグチャだったでしょうねえ´ω`

    編集済
  • 今回も濃厚でコメントの打ちがいのあるエピソードです。
    数百年前の生活を想像させるタンスの中身。その中にあった「男物のスコッフィオッティ(何のことか不明)」に興味津々です☆


    「スコッフィ」はスコットランド系……? それならScottyと思いながら、「オッティ」はOttimoの最高という意味の略?
    などなど考察しましたw たしかに不明ですよね!
    ottiはテルグ語で「気軽に」的な意味だった気がするので、そこも関係しているのかな~っと妄想しました♪

    作者からの返信

    テ、テルグ語ですか!(><) 聞いたことがなかったのですがインドの方の言語なんですね。なんかヨーロッパの言語と響きが似ているところが面白いです。

    接尾辞 -otto は「ちょっと大きい」「拡大した」などの意味なので scoffiottiは「ちょっと大きい scoffio」の複数形ではないか? などと思いましたが、肝心の scoffio の意味が分からずお手上げでしたw 
    フィレンツェの方言ならメジャーな辞書にある程度載っているのですが、他の地方の昔の言葉だったりするともう手も足も出ません。

    …と真面目に考察しましたが、実はなんかエロいアイテムとかだったらどうしましょう(笑)

    編集済
  • やはり時代によって変化するファッションは面白いですね☆
    それに裏地にこだわるのは世界共通みたいですね~。

    そのB級映画。見てみたいです♪
    1100年代のフランス騎士が現代に転移してしまう映画なら知っています。
    「おかしなおかしな訪問者」っていうんですけど、主人公がジャン・レノなのに完全コメディ映画なんです!(博識な橋本さんなら知ってそうっと思ってコメントしましたw)

    あと、映画レビュー的なエッセイも期待してしまう巧みな文章でした。
    機会あれば映画レビューエッセイも、ご健闘下さい☆

    作者からの返信

    「おかしな~」、タイトルは知っていましたが見たことはないんです。ジャン・レノでしたか! あの顔で大真面目にコメディをやられたら、もう想像しただけで面白いです(笑)

    中世ものの映画って、よく登場人物全員がやけに清潔そうな新品の服を着ていて興ざめしてしまうんですが、「もう泣くしかない」では色褪せた衣装を使っているところに妙なリアリティーがありました。

    えーっ((((;゚д゚)))) めっきり映画館に行かなくなって最近ではアベンジャーズしか追いかけてないのに、映画レビューエッセイはハードルが高いですw 

    編集済
  • 櫃の中身、勉強になります~っ!!(*´▽`*)

    以前、橋本様もお読みくださった「銀は血に濡れて」で、妹が行方不明の兄の櫃の中を家探しするシーンを書きいた時に、あちらは古代ローマ時代ですけど、櫃の中に何を入れるか、すごく思い悩んだことを思いだしました……(*ノωノ)

    貴重品の中に、石鹸が含まれるのですね!Σ( ゚Д゚)
    そして、ナプキン60枚って! かなり多いなと思います。
    お客様用なのでしょうか……?

    作者からの返信

    ウィリウスの家を捜索するシーン、何が出てくるかと作中でもハイライトの場面でしたね! 家探しは書くのも読むのも楽しいです。綾束さまの作品は細部も詳しく書かれていて凄いなあと思いながら読んでます。

    おっしゃる通りリネン類はとにかく枚数が多いです。お客が何十人もくるパーティをこの家でやっていたとは思えないのですが、洗濯の頻度が多くなかったので多めに用意していたということも考えられますね。他の家の例では、鼻をかむための布80枚なんていう記録もあります^^;(もちろん洗って繰り返し使っていましたw)

    石鹸……貴重品なんでしょうかね?w 大量生産されるようになる前なので安くはなかったでしょうが、貴重品というほどでもなさそうですよね……

  • ブラゲッタなるファッションがあったのは知りませんでした!
    そして思わずヘンリー8世の肖像画をググってしまいました(笑)
    なるほど、確かに股間に意識を向けると妙なデザインの服だなぁと思いますね(^_^;

    私も「もう泣くしかない」めっちゃ観てみたいです!!

    作者からの返信

    ググってしまいましたか……w

    ヘンリー8世の肖像画は例として挙げるにはあまり目立たないブラゲッタだったかもしれません。もっと露骨なのはこれですね↓

    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%B9#/media/File:Giovanni_Battista_Moroni_009.jpg

    色合いが衣服と同じなので気づきにくいのですが、気づくとガン見してしまいます(笑)

    「もう泣くしかない」はほんとに楽しい映画で、どうして日本で公開しなかったのかと配給会社を正座させてお説教したいです……

  • 時代によってファッションのトレンドも変化するのは「昔から」といったところですが、その流行に乗って皆も真似しようという日本人的発想と、できることなら流行の基本は押さえておいて他人とは別の個性を出したいと貪欲に工夫を凝らすイタリア人的発想の違いが顕著に出てますよね。この差がファッション王国イタリアと言わせる所以でしょうなぁ☆

    作者からの返信

    トレンドで思い出しましたが、日本の女の子は数年前から皆ダボッとした服を着てますよね。体の線が見えないようにしているのかもしれませんが、それぞれの体型がもっときれいに見える服を着ればいいのにもったいないと思うのです。

    イタリア人ですか? 私の周りにはお洒落な人がいないので大したことは語れないのですが、ちょっとセレブな店に入っていく人はやっぱり洗練されてる感じがします。まあ自分には無縁なので「別世界だなあ~」と眺めるだけですが(笑)

    編集済
  • まるでどこかの部族がつけている╰⋃╯カバーみたいですね。
    あれも守る役目は果たさず誇示しているのだったと記憶します。
    しかし股間を故意に膨らませて町中を堂々と歩いていた時代があったなんて(笑)
    「おまわりさーん」って呼んでも、やってきた警官も股間を膨らませていたら、もうどうにでもなれw と思ってしまいます(笑)

    作者からの返信

    ありますね、╰⋃╯カバー! 16世紀の◯ん◯んカバーは中にブツは入っていませんが、似たようなものかもしれません。

    ブラゲッタがち◯こ型になった理由については、性病に感染すると尿道から膿が出るのでそのために患部に布を巻いていたのが起源だという、根拠があるのかないのかよく分からない話を読んだことがあります^^;

    公然猥褻ものなのに規制されなかったのが本当に不思議です(笑) 

  • ファンタジー小説など自分も昔から大好きですが、現実の中世の奇矯な服装などは海外の映画や史実をもとにした一部の漫画でしか見ない気がします。
    やはりファンタジーは幻想の物語であり、西洋風なのは遠い異郷だからこそ幻想が遊ぶ余地があるからかもしれません。

    逆にアメリカなどでは忍者が大人気であり、刀大好きな人が多いみたいです。
    洋の東西かかわらず、人は幻想的な異郷に心を躍らせるのかもしれません。

    マルコポーロなどは地域風俗が生きる時代に海外を回ったわけで、刺激的な出会いが多かったことでしょう。

    作者からの返信

    西洋風のファンタジーに出てくる服装は中世から19世紀くらいまでの流行が混ざっている印象ですね。指輪物語とかの古典的なファンタジーのイメージが受け継がれて「西洋中世風」なファンタジー世界が作り上げられているのかなあと。

    日本といえばハラキリ、刀のイメージですよね。ハリウッド映画でも刀で戦う「日本人」が登場しますねw ヘンテコ日本人のイメージは更新されずにもはや定着してしまったようですが、言われてみますとあれもファンタジーの一種なのかもしれません。

  • 見たい! 見たいですその映画!!(笑)

    1492年といえばコロンブスが新大陸を発見した年ですね!
    その頃にフィレンツェでは◯ン◯ンカバーが流行っていたのですね、とても興味深いです!

    ファッション、風俗というものは時代時代で変わりますよね。
    日本でほぼ同じ時代の戦国時代、衆道は武士のたしなみだったとか……
    織田信長が小姓時代の前田利家を可愛がった話をしたら、周囲の武将が「この果報者が!」と悔しがったとか(^_^;)

    古今東西の風習を調べる仕事って、面白いでしょうねえ。

    作者からの返信

    映画の中でも「コロンブスがスペインから出航するから会いに行くぞ!」となったりしますw ほんとに楽しい映画なので日本で発売してほしいのですが。実はyoutubeに丸ごとあるんですが、字幕がないんです……

    ち◯ち◯カバーが登場する問題の場面はこちらです↓w 
    https://youtu.be/2uYXAIbKQU8

    前田利家をぐぐりました。周りが羨ましがったということは子供時代は美少年だったんでしょうね~。キリスト教圏では教会に禁じられて常に背徳感がつきまとうものでしたが、日本の戦国時代では割とオープンだったのでしょうか。そういうのも調べたら楽しいかもしれないですね。

  • 章タイトルの組み合わせに、「⁉」となっておりました。
    何が、「もう泣くしかない」のだろうと(*ノωノ)

    黒って、中世では高貴な色だったのですね~。勉強になります(*´▽`*)

    作者からの返信

    謎のタイトルにしてしまい申し訳ありませんm(_ _)m どんなタイトルにするか悩みすぎて考えるのが面倒になった結果ですw

    黒は鉄、錆、強酸などの混合物とタンニンの豊富な物質を用いました。紫に比べると染料は高価ではありませんが、黒は布地をあらかじめ青か黄褐色に染めなければいけないので染色が難しかったそうです。

  • 圧倒されますね。種類と量に。

    作者からの返信

    私も訳していて圧倒されました……(*_*)

  • フォークなんていらないへの応援コメント

    スパゲッティを手づかみでしたか。
    スープスパゲッティはかなり後ということになりそうですね。
    まぁ日本とか中国は箸があったけど、それ以外はそんな感じだったんでしょうね。

    作者からの返信

    スープスパゲッティ、発祥は調べたことがないんですが、ナポリタンと同じく日本発祥ではないかと睨んでいます。
    スパゲッティはもとはお洒落な食べ物ではなく、ストリートフードのようなものだったんですね(^^)

  • イタリア人ってなんかすごいですね(笑)
    こんな笑いの種を隠し持っているとは。

    作者からの返信

    サケッティの小話集は私が小説に取り入れたいと思う笑いのセンスに溢れています♫ 全話の翻訳が出ていないのが残念です。

  • みんな大好きお肉料理への応援コメント

    ディケンズなんかでも内蔵料理出てきてましたよね。
    しかし頭半分……縦に切っても横に切っても、ちょっと食べられないですね……ビジュアル的に……

    作者からの返信

    ディケンズといえばクリスマス・キャロルが思い浮かびますが、クリスマス料理に内臓料理が出たのでしょうか(^^)

    頭はちょっと食べるのに勇気がいりますね……盛り付け方次第では美味しそうに見えるのかも?(笑)

  • ためになりますね、すごく。
    こういうのを書き残してくれた人がいるというのは、ホント貴重ですよね。
    野菜なんかは各家庭でけっこう育ててたんでしょうね。

    作者からの返信

    関川さま、コメントありがとうございます。
    ポントルモの日記は庶民の食生活の一端を知ることができる点において本当に貴重です。
    スペースさえあれば簡単な栽培ならできますよね。ハーブ類は現代でもその辺に生えているのを摘んで使います(^^)

  • 創作に使えるイタリア語への応援コメント

    長々しい拷問の名称をスタンゲッタと短く言い回してしまうイタリア語も面白いし、その拷問をこのリストに放り込む橋本さんのユニークさも見逃せません☆
    正しく「枝葉末節」にこだわった興味深いチャプターです。ブラボー ヽ(´▽`)/

    作者からの返信

    書いてから気付きましたが、これはただ単に私の趣味をぶっこんだリストですね(笑)スタンゲッタは16世紀のフィレンツェの刑事犯罪について調べているときに知ったのでした。
    ありがとうございます。今後も枝葉末節なことにこだわってまいります!(^^)

  • 創作に使えるイタリア語への応援コメント

    イタリア語も結構聞き覚えある単語多いですね。
    サルヴァトーレとか人名ですし、洋名は意味を知ると中2丸出しが多い。
    天使とかの名前も多いし。

    あとドイツ語は真紅を薦めたい。
    真紅はドイツ語でプルンプルン。
    何処ぞの動画でよく「オッパイプルンプルン」とか使われてますw

    作者からの返信

    そうなのです、サルヴァトーレは人名です(^^) 西洋の名前は語源を調べると「勇気ある者」とかだったりするので厨二心が刺激されますw 天使の名前も多いですね。

    日本人の場合は漢字には意味があっても名前自体の意味はないことも多いので、西洋人からすると不思議みたいです。

    えw プルンプルンww
    それは1回聞いたらもう忘れないですね!

  • 創作に使えるイタリア語への応援コメント

    厨二病魂に火が付いてしまいます!
    ドイツ語も無駄にカッコいいですがイタリア語もそうとうヤバイですね!

    こういうの創作に入れるの大好きなので、すごい参考になります☆
    ありがとうございます♪

    作者からの返信

    そう言っていただけるともっと紹介したくなってきました。かわいい単語とかも機会があったらとりあげたいです。

    厨二なワードを一気に見すぎたせいか、日本語で厨二っぽい単語はなぜか外国語でもかっこいい響きがあるように思えてきました。きっと気のせいですねw

  • 創作に使えるイタリア語への応援コメント

    私も「響きがかっこいい」という理由だけで大学で習う第二外国語にドイツ語を選んでましたw
    全く使いものにならないものの、名詞につける冠詞や形容詞の語形変化などのルールは多少覚えているので、小説で厨二的ネーミングを考える時に僅かに役立ってはいます(^_^;

    イタリア語の響きも好きですよ!
    帰れソレントはイタリア語歌詞で歌えます(笑)
    ただ、巻舌ができないのがネックです💦

    作者からの返信

    おおっ! ドイツ語は男性女性のほかに中性もあって語形変化が複雑だというイメージがあって、できる人を無条件に尊敬してしまいます(><)

    帰れソレントへってオーソレミオと同じくナポリ民謡ですよね。パヴァロッティのを聞いたことがありますが、難しそう。巻き舌、私もできません。舌の構造(?)上、できない人もいるらしいという話を聞いたことがあって、そのせいにして開き直っていますw

  • 創作に使えるイタリア語への応援コメント

    この中二心を刺激する単語の羅列!
    「俺の正義の拳を受けてみろっ! ジャスティス✞ジュスティツィア・デスティーノ・あたーっく!」

    色のロッソやビアンコって人名みたいだなと思いました。
    人名を考えるのが辛い時に、色を名前につけるのもアリですね(笑)

    ※このエッセイが始まったばかりの頃に、評価したと思っていましたがしていませんでしたww

    作者からの返信

    めっちゃ強力そうじゃないですか(;゜Д゜)

    色は人名っぽいですよね。現実世界のイタリアだとロッソとビアンコは名字です。それぞれ複数形にしたロッシ(Rossi)とビアンキ(Bianchi)は日本で言うと鈴木さんと佐藤さんくらいポピュラーな名字らしいですw

    飛べる豚のあの人もロッソですね!

    評価ありがとうございました!(*^_^*)

  • 創作に使えるイタリア語への応援コメント

    イタリア語も格好いいです~!(≧▽≦)
    格好いい単語がいっぱいで、すごくワクワクしました!(*´▽`*)

    『幻想ネーミング辞典』という本がありまして(けっこうカタカナ表記がいい加減らしいんですけれど)、名前に困ったときなどは、ぱらぱらと見ています。

    作者からの返信

    わ、格好いいですか?♫ カタカナ表記難しいです……正確な発音に近づけようとすると字面がダサくなったり誰も覚えられないほど長ったらしくなるので、人名を選ぶときは本当に苦労します(><)

    ネーミング辞典、結構ありますよね。私はハイファンタジーの設定を作っていたときはファンタジー用語辞典的な本から探してもじって使ったりしていました。

  • 創作に使えるイタリア語への応援コメント

    すご~い!!

    今度ファンタジー系の話を書く機会(と想像力)があればイタリア語で書きます!


    >>鉄の足枷を血が止まるほどきつくはめて壊疽を起こさせる拷問

    これを
    「スタンゲッタ」という単語で収めてしまうイタリア語((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル


    全然話は変わりますが、 サラ・ブライトマンの歌うTime To Say Goodbyeより、アンドレア・ボチェッリの歌うCon Te Partiròの方がいいですよね。イタリア語の歌はネイティブなイタリアンが歌った方が心に響きます(歌詞の意味が分かる訳ではありませんが(笑))

    作者からの返信

    楽しみにお待ちしております!(^ν^)

    スタンゲッタはボルトを意味する語らしいのですが、たぶん器具にボルトがついていて、それで締めるのでそう呼ばれていたんでしょうね。

    囚人に不眠を強制し、眠りそうになったら両側にいる番人が強く殴って起こすことを48時間から72時間続ける拷問はラ・ズヴェーリャといいます。えっ、そんな知識はいらないですか?

    アンドレア・ボチェッリいいですよね。歌の内容、私も最初全然知らず、Time To Say Goodbyeなのでてっきり別れる歌かと思っていたんですが、Con Te Partiròだと一緒に出発しようという意味なのでアレ? と思いましたw 別れの歌じゃなかったんですね(笑)

  • 厚底の靴ってこれがルーツなのかなと思ってしまいました。
    以前は男性アイドルがよく履いていましたが、最近のアイドルは背も高くなったのかあまり履いているのを見ませんよね。
    私は楽なのが良いのでぺったんこの靴ばかりですが、厚底のほうがクッションがよく効いて疲れにくいかも…と考えたことがあります(笑)
    でも、木で作った物はさすがに重そうなのでよけいに疲れそうw

    作者からの返信

    厚底の靴、古くは古代ギリシャからあったみたいです。男性アイドルが履いてたんですか! 検索すると現代の奇抜な厚底靴がいっぱい出てきますが、確かに男性で履いてる人はあまり見ないですね。シークレットブーツだったら分かりませんが……w

    木製の靴はかなり重かったと思われます! しかも日本の下駄とは違って靴の上に履くので独特の歩きにくさがあったのではないかと(´-`)

  • はじめまして。
    「食」全般に興味がありまして、こちらに辿りつきました。
    日記に野菜のことがこんなに出てくるというのは驚きです。
    画家の日記ということは、画材として描いた後に食べていたのでしょうか。
    空想が広がっていきそうなエッセイ、楽しみに読ませていただきます。

    作者からの返信

    美木間さま、はじめまして。コメントありがとうございます。
    これも日記文学の1つと言えるかもしれませんね!

    描いた後に食べることはあったのではと思います。食材が積極的に絵の題材に使われるようになるのは後のバロック時代ですが、この時代によく描かれた聖書の場面(最後の晩餐など)に食べ物は登場するんです。

    余談ですが、卵黄をメディウムに使うテンペラ画という技法があります。職業柄ポントルモは卵をたくさん家にストックし、そればかり食べていたという話があります。卵白は捨てずに、日記によく登場するオムレツに混ぜて食べていたのではないかと想像しております。

    細々と更新しておりますので、のんびりお付き合いいただけたら嬉しいです!(*^^*)

  • 高級娼婦も愛用していた厚底の靴。日本の花魁にも通ずるものがあるなと感じました。スポンサーの懐具合を見せつける花魁道中では欠かせないアイテム。三枚歯の高下駄で八の字を描きながらゆるりと歩く姿は、当時のイタリアの女性たちも憧れるのではないかと妄想してしまいます (´∀`)

    作者からの返信

    そうなんです、花魁の高下駄と似てるんですよ。発祥が日本か他の文化圏かはよく知らないのですが、イタリアに伝わっていたら流行したかもしれませんね。
    花魁の歩き方、相当難しいらしいですが、支えがないと歩けなかったルネサンス時代の高級娼婦よりよっぽど優雅なのではと思います(笑)

  • 古今東西、女性は自らの美を追求するにあたって、様々な苦労を惜しみなく実践しているものだなと感じる文章ですね。考えようによっては、重ね着や刺繍などの装飾を加味すると男の鎧に近しい重さを擁していた節もありますなぁ。この研究、もっと深く知ってみたいと思いました (*´-`)

    作者からの返信

    男の鎧、なるほどと思いました。いろんなパーツが組み合わさって脱ぎ着が楽ではなかった点も鎧に近いかもしれませんね! 完全な状態で残っていればもっと多くのことが分かったでしょうが、なかなか難しいのでしょうね。そういう意味でも貴重な研究だと思います。

  • 靴ひとつとってみても色々と興味深いですね(^^)

    綾束様の仰るように、私も分厚い靴下のようなイメージを想像しました。
    そりゃあアスファルト舗装もされていない凸凹の道路を歩いたりぬかるみを歩いたりするには不向きですよね(^_^;
    今のような靴ができるまでは皆さんかなり苦労と工夫を重ねていたのでしょうね。

    イタリアの靴は有名なブランドも多くて高品質なイメージですけれど、このような歴史を経て靴作りの技術が磨かれていったんだなあと思うとなんだか納得です(*^_^*)

    作者からの返信

    雨や雪の日の外出は、かなり気力を要したのではないかと思えました。

    底付きのタイツが登場すると、男性はパンストだけで外を歩いてるような見た目になりますw 木靴は重くて履き心地が悪く、16世紀には使われなくなったようです。試行錯誤を経て現代の形になっているんでしょうね。

    フェラガモとかが有名ですね。買ったことはありませんが、いちどは履いてみたいものです( ゚∀゚)


  • 編集済

    本当に読み応えのある素晴らしい内容でした!

    かのメディチ家の息子二人と母親が相次いで死んだとなると色々な憶測が飛び交うのは現代の週刊誌が騒ぐのと同じようですね。
    大衆はそういう噂話を娯楽として楽しんでいたんじゃないかな、という気がします。

    当時の服飾にすごく興味が湧いたので、ふぁ様への返信に貼られていたWikipediaの画像を見に行きました。
    体液の染みっぽいのは確かにグロですが、説明されていた箇所はこういうことなのか~と大変参考になりました。

    ピッティ宮殿の展示が見てみたいです!
    フィレンツェには旅行で行ったことがあるのですが、ピッティ宮殿には入ってないですね💦
    フィレンツェももっとゆっくり回れたらよかったなぁ(*´д`*)

    作者からの返信

    ありがとうございます。読み返して「読みにくい記事だなあ……」と思っておりましたので、そう言っていただけるのは嬉しいです。

    仰るとおりだと思います。娯楽の少ない時代ですから、噂話も尾鰭をつけて消費されたでしょうね。そういう点は現代とあまり変わらないですねw

    フィレンツェに行かれたのですね! 見所が多いので回るのが意外と大変なんですよね……´ω` 衣装はピッティ宮殿内の服飾博物館(Galleria del Costume)にあります。近代のドレスが中心の華やかな展示の最後にあって、そこだけ厳粛な雰囲気が漂っていたのが印象的でした。

  •  こんな量を一度の宴で……。食事が始まるとお喋りしている余裕がなさそうに見えてしまいますw
     貧乏性の私は、どれくらいロスがあってどう処理していたのかが気になってしまう……

    作者からの返信

    ロドリーゴ様 コメントありがとうございます。
    一生懸命食べないといけないですねw まあ人間の胃袋には限界がありますし、数人で1皿を分け合ったと思われますが、それにしても凄い品数ですよね。
    家畜に限って言えば、血や内臓も残さず消費していたみたいです。豚の血のソーセージとかは現代でも作られています(^^) 
    宴会の残り物は貧乏人に分け与えたとも聞きますが、本当のところはどうだったのかはよく分かりません。

  • ほおぉ。中世のイタリアでも男色が流行していたとは(゜д゜)
    女性とではなく男性同士で、というのはどういう点が良いのでしょうね!?
    当時は避妊具とか発達していなかっただろうから、後腐れなく楽しむためだったとか……!?(真昼間から変な考察をしてしまいました。汗)

    タイツの色が奇抜というのも、それっぽい嗜好のイメージを連想させる気がしますし、ファッションというのはやはり人の欲望と密接に関係しているものなのですね。

    現代のファッションも、数百年後には色々と面白おかしく紹介されるのかもしれませんね(^^)

    作者からの返信

    コメントをいただいて、何がよいのか私も真剣に考えてしまいました。女性とも(ピー)を行う男があとを絶たなかったみたいですから、単に(ピー)が好まれたということかもしれません。(朝から何を書いているんだろう私は)

    冗談はさておき、当時は成人男性と少年の間で行われるのが好ましいとされていたようですので、古代ギリシャやローマの同性愛の流れを汲んでいるのではないかと思います。女性不在のホモソーシャルな社会で男性同士が密接に結びついていたことも関連しているようです。
    女性が少ない環境に長くいると、ヘテロの男性間でも自然にそういう雰囲気になるらしいですが…どうなんでしょうね?

    日本の男性の真夏のスーツとか、数百年後の人には理解しがたいでしょうね。猛暑なのになぜこのような服を着ているのか? なんて議論が真剣にされていたら楽しいです。

  • 鳥や昆虫でも異性の気を引くように色が鮮やかだったり模様が派手だったりと、お洒落をするというのは本能に近い行動なのかもしれないですよね(^_^;
    中世の人のお洒落もなかなか素敵でこだわりがあるなと思いました。

    現代でも校則で禁止されてるようなオシャレを隠れてするのが当たり前ですし、そういう規制が意味をなさないのは古今東西同じなんだなあと思いました(^^)

    作者からの返信

    鳥や昆虫と違って人間は体色を変えられないので、ファッションで勝負ですもんね! お洒落で異性の気を惹くことについては古代ローマの知識人も論じていたらしいし、人間にもともと備わっているのかもしれませんね。石器時代の人などはどうだったのかと考えると面白いです。

    裕福な人がこだわったのはもちろん、庶民もお財布が許す限りお洒落をしたがったので、中世でもファッションに対するの情熱はかなりのものだったと思っております(^^♫

  • ファッション用語の難しさへの応援コメント

    中世ヨーロッパ風な異世界ファンタジーも、ガチな歴史モノも書く知識と筆力に乏しい私なので、こうした知識は自作に生かされることはあまりないかとは思うのですが、古代や中世などの人々の衣食住に元々純粋に興味があるのです。(*^_^*)

    というわけで、パンツはいてないのか、着替えは何枚あるのか、雨の日はどんな装備をしていたのかなどなど、とても気になります!
    布地や縫製にしても、すべて手作業でやってたのでしょうから、どのくらい縫い目が細かかったのか、目地は綺麗に揃っていたのかとか、耐久性はどうだったのかとか、色々と興味はつきませんね(^^)

    作者からの返信

    興味をもっていただけるのはとても嬉しいです! マニアックな方向に偏るばかりで、創作に役立ちそうなことはまだ書けていませんが^^; 衣食住は場所と時代によって実に多様なので、好奇心を刺激されますよね。

    衣服は現代まで残っているものが少ないので不明な点が多いのですが、16世紀の織物の織り目について詳しく書かれた資料を先日入手したので、興味深い記述があったら紹介したいと思っております♫

  • 宴会でしてはいけないことへの応援コメント

    割と当たり前のことが書いてあるような印象でしたが、英語版まで出るあたり、当時としては目からウロコのマナーだったんでしょうか(^^)
    そして、この本のおかげで今のような食事マナーが浸透したのかなと思うととても興味深いです。

    作者からの返信

    当時としては「あるある」だったんでしょうね。わざわざ書かなければいけないということは、守れていない人が多かったのだろうと推測しますw
    他人に不快感を与えてはならないという意識は16世紀頃に特に発展したようです。大ざっぱに言うと人生哲学について語っている本ですが、ウィットが効いていて堅苦しさがなく、読者との距離感が近いこともベストセラーの一因ではないかと思っています。