最近ジャンニ親方にかまけてこちらがご無沙汰でしたが、やっぱり歴史と文化って面白ーい(´▽`*)
近況ノートの方のイラストも本当に美麗で、感嘆のため息×100です。
激オコの聖ベルナルディーノさんが、圭以さんにかかると、とたんに可愛くなってしまいますね♪
時代ものの翻訳小説を読んでいると「その男は無帽だった」みたいな記述が出てきて、そんなに大事な説明なのかいな??となることがあったのですが、帽子は大事なアイテムだったんですね。帽子に復讐って、面白いです。
16世紀あたりの男性の服装は本当に頭痛の種で、だってどんなにイケメンを生み出しても、タイツにかぼちゃパンツにブラゲッタだと台無しじゃないですか?
幸い当時から批判も多い服装だったみたいなので、そういう趣味じゃない登場人物ということにして、お茶を濁そうとしています(笑)
(歴史ファンタジー長編、いつ書きあがるんかいなという感じですが、水面下でちょっとずつ進行中なのです……!)
作者からの返信
こよみさん、イラストも見て下さりありがごうございます! ベルナルディーノさん真面目な人だと思いますが、お笑いにしちゃいました。可愛いと言ってもらえて嬉しいです。
帽子がないと格好がつかなかったみたいですね。(肖像画では帽子はあったりなかったりしますが、そこに意味があるのかどうかわかりません。)裁判などでは被告人は帽子を脱いでかしこまっていなければならなかったみたいです。
>台無し
すごくわかりますw ブラゲッタはほんと困る……。タイツは最初は抵抗ありましたが、16世紀頃までは布製で伸縮しない素材だったと知り、細身のパンツのようなものだと思うことにしています。
そういう趣味じゃない登場人物にするのもわかりすぎてw そういう格好なのは一部のおしゃれ男子だけで、大多数はそうじゃなかったとかであってほしい。
歴史ファンタジー、楽しみ(๑´ڡ`๑)
編集済
橋本圭以様
朝から目の保養をさせていただきました。
ありがとうございます\(^o^)/
14世紀、脚線美は男性特有のものだったとは! 素晴らしい服飾文化です。
イラストも見せて(魅せて)いただきましたよ。ええ、そりぁもう「かわいいっ♡」の一言に尽きます。
アポロンとヒュアキントスのお話 ♡ いいですねぇ~(#^^#)
一説によると、ふたりの仲を嫉妬した西風の神・ゼピュロス(こんな名前だったかな?)がアポロンが投げた円盤を風で操作してヒュアキントスに当てたとも云われていますが(;´∀`)
「若者たちとヒヤシンス【挿絵あり】」いいですねぇ! いいです‼!
この回、何回も読みます!
作者からの返信
イラスト見て下さりありがとうございます。目の保養になりましたか!? わーい嬉しい。
男性のタイツって抵抗ある人もいるみたいですが、描いてよかったです。確か18世紀頃までずっとタイツですが、みんな美しいんですよ、脚。長いし。なまめかしいというか笑
>ゼピュロス
あ、そうですそうです。アポロン、気の毒ですよね。イケメンなのにいつも恋が成就しなくて……。
近況にいいねもありがとうございます。
男子は男子だけのホモソーシャルな世界になると必ずといっていいほど男色が出てくるけれど、女子で同じような場所があっても(例えば修道院とか女学校とか尼僧院とか?)男子ほどその話にはならないような気がするのは、私が知らないだけなのでしょうか(・・?
タイツ、左右の色や柄が違うのは今のでもありますよー。イタリア製品のバイヤーさんのブログを読んでいるのですが、彼女はタイツ Pierre Mantouxのファンを公言していて、日本では手に入らないからとあちらで買ったタイツなどをよく掲載してくれていたのです(さすがに今はコロナのせいで行けないらしい)。それを見ると、それこそ圭以さんが書かれたような「なんというかアレなデザイン」のタイツがごろごろとwww意外に現代イタリアでも一部では人気があるのかもですよ(・∀・)ニヤニヤ?
帽子に至っては、競馬場などで見る社交の場での帽子、あれはもうなんというか2回は被れなさそう、って思っちゃいます。でも私、帽子って好きなんだよなー。頭デカいから似合うのあんまりないけど(TдT) 西洋人はそういう意味でも羨ましい✨
(それにしても最近の圭以さんのコメ返がぶっちゃけ過ぎてて毎回笑わせてもらってまーす♪)
作者からの返信
そうですね。この頃のイタリアに限った話だと、レズビアンの記録はほとんどないです。その一因として、男性同士の性愛以上に忌まわしいものとされていたらしいこと、「男×男」はあっても「女×女」はありえないという先入観があったっぽいことなどがあげられると思います。男が男に惹かれるのはまあわかるけど、女が(男より劣る)女に惚れるわけがない、ってことらしいです。あほだなー。J.C. ブラウン著『ルネサンス修道女物語』にこのへんのことがもっと詳しく書かれています。
Pierre Mantoux検索してみました。モデルの脚が長くてくっそうらやましい。じゃなくて、おお、色違いのタイツがあるのですね。男性諸君に履いてもらいたいです(^^)
競馬場の社交の場で帽子をかぶるんですか? 西洋人は頭蓋骨小さいですよね。私、同居人氏の帽子きつくてかぶれないですw
(コメ欄って遊べるから楽しいですよねw)
編集済
全体的に興味深い内容ですね。
服装の形や色の変わり方には、このような背景があったのですね。
>他人の頭から帽子をむしり取るのは侮辱と同じとされ、法律で罰金を科せられた。
この一文を読んだ時、平安時代の貴族、藤原行成のことを思い出しました。
(もしご存知でしたら、下記の説明は飛ばして読んで下さい<汗>)
あるとき藤原行成がある人と喧嘩をした際に烏帽子を取られたのですが、怒らなかったそうなのです。それを見ていた当時の天皇が彼を気に入ったようで、どんどん出世させ、一方で烏帽子を取った方は、左遷されたとか。
昔、日本史を勉強していたとき、先生がさらっと言った話なのでどこまで真相が確かなのか分かりませんが、似通った所があって面白いなと思いました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
藤原行成のエピソード、知りませんでした。烏帽子をとられても怒らないので気に入られたというのは面白いです。忍耐強さとか、おおらかさが評価されたんでしょうか。「こいつは大物になる!」と思われたとか。
日本の男性にとっても帽子は重要だったなら、意外な共通点ですね!
ほおぉ。中世のイタリアでも男色が流行していたとは(゜д゜)
女性とではなく男性同士で、というのはどういう点が良いのでしょうね!?
当時は避妊具とか発達していなかっただろうから、後腐れなく楽しむためだったとか……!?(真昼間から変な考察をしてしまいました。汗)
タイツの色が奇抜というのも、それっぽい嗜好のイメージを連想させる気がしますし、ファッションというのはやはり人の欲望と密接に関係しているものなのですね。
現代のファッションも、数百年後には色々と面白おかしく紹介されるのかもしれませんね(^^)
作者からの返信
コメントをいただいて、何がよいのか私も真剣に考えてしまいました。女性とも(ピー)を行う男があとを絶たなかったみたいですから、単に(ピー)が好まれたということかもしれません。(朝から何を書いているんだろう私は)
冗談はさておき、当時は成人男性と少年の間で行われるのが好ましいとされていたようですので、古代ギリシャやローマの同性愛の流れを汲んでいるのではないかと思います。女性不在のホモソーシャルな社会で男性同士が密接に結びついていたことも関連しているようです。
女性が少ない環境に長くいると、ヘテロの男性間でも自然にそういう雰囲気になるらしいですが…どうなんでしょうね?
日本の男性の真夏のスーツとか、数百年後の人には理解しがたいでしょうね。猛暑なのになぜこのような服を着ているのか? なんて議論が真剣にされていたら楽しいです。
時代は巡り……再びタイツの色が片足で違うものが出たり、その派生なのかはわかりませんが、靴紐の色まで自分でカスタマイズする『今』となりました。見れば「おぉ! 斬新」とも思いますが、こうして歴史を紐解くと当時の人々が既に体現していたというのだから面白い☆
次なる『黒の時代』も、ヨージやミヤケなどに受け継がれて、また新しい『黒のアレンジ』が生まれもするのだろうなと感じてくるこの頃です。
作者からの返信
そう言えば過去に流行ったデザインはまた流行るって言いますもんね。
ちなみに、この話を書くために当時の色違いタイツの画像を見まくっていたら感覚が麻痺して「なかなかいいじゃない」と思いはじめたのは内緒ですw
男性がタイツで脚線美を競う時代もまた来るかもしれませんね!(^ω^)
毎回濃厚なお話ありがとうございます♪
ファッションの男性編。まさか同性愛という要因も含まれているとは……。世代の違いで美的感覚が露骨に違った時代だったみたいですね。ファッションという自己表現が分かり易く出た感じでしょうか。カラフルな時代から黒色モード時代と極端な変化も何か原因がありそうで楽しかったです。
中世庶民のお話は、なかなか出会えませんのでホント新鮮で面白かったです☆
作者からの返信
今回はいろんな意味で濃厚になりましたw
職業によっても服装が違いますし、簡単に世代で二分できるようなものでもないんですが、印象的かなあと思ってとりあげました。
黒は優美な色として特に男性にもてはやされるようになります。要因は色々あるようですが、当時イタリアのほとんどの国家がスペインの支配下にあり、スペインの流行が入ってきたのだとも言われています。
異世界物とかで下着を作って大流行とか、現代のセンスで物をつくって大流行というのは、毎度毎度そんなわけないだろー!なんて思います。
味覚などは未来の料理のほうが衝撃的な調味料などが多いかもしれませんが、服などは文化や宗教と密接に関係があるわけで、女の様な薄着とかイスラムなら処罰対象でしょうし、現地の文化?ねーよそんなもん!みたいなのはもやっとします。
兼好法師も「奇抜な名前を付けるのは無学で教養がない愚か者だ」みたいなことをいっていましたし、人の暮らしは便利になっても似たり寄ったりで、今も昔もかわらないのでしょう。
作者からの返信
異世界で料理無双というジャンルは聞いて知っていたのですが、下着を作るなんていうのもあるんですか! まあ、上から目線だと自文化の押しつけになってしまいますよね。
異世界の文化との兼ね合いをどうするかは、創作では難しいだろうなと思います。楽しそうではありますが(笑)
例えば未来人が現代にタイムスリップしてきて彼らのセンスで物を作ったとしても、果たしてそれが我々の間で流行るかどうかを考えたら、微妙ですねw
古代ローマ時代から「最近の若者は……」と言われていたらしいので、古今東西、共通で言われていたのだろうなあ、と考えると面白いです。
若者のファッションが奇抜な方向に向かうのも、世界共通なのでしょうかね?(苦笑)
作者からの返信
古代ローマ時代もですか(笑)
年をとると自分が若かった頃の価値観からなかなか抜け出せないのかもしれませんね。
ファッションじゃないのですが、ある程度の年齢に達すると、その後に登場した新しい音楽って人間は受け入れられないんだそうです。
>私でさえ男色家になっていたかもしれなかった
聖ベルナルディーノwwwwwwwww正直wwwwww激怒しているのに妙に面白いですwww
この時期、何かで股間を隠す袋からオレンジを出して貴婦人に差し出す男の話を聞いたことがあって噴いたんですけど、挿絵を見たら本当に股間にポケットがあったんですね……やっばい……!!!
作者からの返信
聖ベルナルディーノさん、面白い人ですよねw
股間から出す。あ、やっぱり実在するんですねその手のエピソード。りんごを股間から出しても無作法ではない、という話を以前読んだことがあるんですが、どこだったか忘れてしまって。