時の権力者や崇拝に値する人物の名をアレンジしながら色々な名が登場していくという流れが面白いです。ちょっと毛色が違いますが、日本でも権力者などの名の一字をもらって自分の名とした習慣がありました。他民族大陸の変遷と相まって、様々な名前が作られる部分を紐解くのって非常に面白いです☆
作者からの返信
現代的な名前になるまでは長い歴史があったみたいですね。
>権力者などの名の一字
ほほう! 武将の名前からとったりしたのでしょうか。現代にその習慣が消えてしまって残念です。でも同時代の権力者の名前をもらってスキャンダルを起こされたら嫌ですよねw
ありがとうございます。楽しんでもらえるのが何より励みになります♪
姓や苗字と呼ばれるものは、管理する側や属する側が区別するためのレーベルやブランドみたいなものですよね。
有名ブランド名を聞くと皆が驚き、関心するみたいな。
貴族が名前と体面などを大切にするというのは、人間を価値で判断するときにブランドが持つ力を落とさないために必要だったのかもしれません。
名前から少し離れたネタになりますが、なろうファンタジーとか最近言われている小説群が『ゲーム的世界』であり、現実のヨーロッパの過去の再現を目指していないというのは、言われてみれば当たり前でした。
日本の時代劇だって、庶民が快適な生活していたりしていますものね。
フィクションは娯楽であり、知識とは別なのだと妙に感心したものです。
勿論知識があって、世界観の構築がしっかりしていることは良い事なのですが。
作者からの返信
>フィクションは娯楽であり、知識とは別
深くうなずきます('-'*)(,_,*) 産業革命後じゃないとありえないモノが「中世ヨーロッパ」的な世界に登場したりしますが、それはそれでいいのではないかと思っています。
例えばガラス工芸が盛んなわけではない町のすべての家にガラス窓がはまっていたら変ですが、不自然に見えないよう理由付けすればいいわけで。その世界では魔法が技術の代わりになっているとか、ガラスに似た代替の物質が産出するとかの設定にすれば世界観に深みが出たりしてヾ(*'∀`*)ノ
考証にこだわりすぎると雰囲気が損なわれる場合もありますよね! ……と自分に言い聞かせつつ、しれっと現代的なアイテムを登場させること、私は割とあります(笑)
日本の貴族的な人たちの名前は、時と共に簡単になっているのに、、、
「イタリアは、だんだん難しくなってる!!」
そういえばラテン語って、正確に発音できる人はいるのでしょうか。
結構昔の文献はラテン語やヘブライ語で書かれていたものが多く感じるのですが。。もしや、未だ本当の言葉の意味が分かっていないというミステリー的なファンタジー的なアレでしょうかっ!(笑)
作者からの返信
昔の日本の貴族的な人たち、まず読み方からして分からない名前が多い印象です^^;
古代のヘブライ語については知らないのですが、ラテン語ならいます。さすがに日常会話で使う人はいませんが(もしかしたらいるかもw)、研究者や聖職者で流暢に話す人はいるんじゃないでしょうか。
未だ解明されていない古代の言語、線文字Aがミステリー的なファンタジー的な厨二的好奇心をそそります。BとCがあるところもミステリアス♪
名字は1000年から後、というのを知るだけでも、興味深いです。
人口が増え、都市が人を呼び……。人が増えたり、故郷から移動することで、名字が必要になったというのは、納得いきますね!(*´▽`*)
作者からの返信
公文書上の表記が複雑になっただけで、誰もが名字をもつようになったわけではありませんが(16世紀でも名字がない人がいますしw)、一応ひとつの区切りと捉えていいようです(^^)
それにしても18世紀に物好きな人がいたもんですねw
ヨーロッパの人口が増加する時期と重なるのは面白いな〜と私も思いました。
うわーっ!なるほどなぁ……
ローマ時代とは段違いで人口も増えるし都市機能も整備されますもんね…
そりゃあ大学に同じ名前の人が何人もいたら授業が面倒くさそう。゚(゚∩︎´`∩゚︎)゚。
作者からの返信
大学だと、講堂で1人の名前を呼んだら10人くらいが「はい」って返事しそうですよねw 大学の登場によって読み書きが聖職者だけのものではなくなったことも、名字の発達を促したと思います。