「輝く太陽」が強すぎました。
ひょっとしてマルクス・アウレリウスってアウレリウスの部分は「輝く太陽」って意味だったんですか……相応しすぎる。
アレッサンドロの「人間の守護者」、強すぎますね。ローマ教皇がこれを好んだはずです!
橋本さんの「リコルディ」の登場人物の名前は深く考えられているのだなあと思ったり……
作者からの返信
アウレリオはサビニ人が崇拝していたAuselという太陽神からきていて、最初はAuseliusという形でしたが、次第にAureliusに変わり、アウレリウス帝の影響で人気のある名前になったらしいです。凄い陽キャって感じの名前ですよね。
>リコルディ
それがですね、あれはぜんぜん意味とか考えずに名前をつけたんです……。いちおう16世紀のフィレンツェで多かった形に直したりはしましたが、ほとんど感覚的に。お恥ずかしい。
つきももさんの作品はキャラ名がすごく自然で、かつ綺麗で、いつも感嘆の溜め息が出ちゃいます。そのセンスがほしい(*'∀`*)
読んで、結構色んな形で目にしたり聞き覚えがあるなぁと思いました。例えば「アルバ」って腕時計あったような……🤔とか。
だけど「アンナ」を見て、「安奈~クリスマスキャンドルの灯は〜♪」って歌いだしてから、あ、いや、それは違う! それは甲斐バンドだった……と反省したのは、でも人名だからもしかして合っているのかもしれない、までを含めていかがなものでしょうか(/ω\*)
作者からの返信
割といろんなところで使われてるのではないかと思います。といって今思いつくものがないんですが……車の名前とか。あ、でも車の名前はラテン語が多いかな。
歌詞に安奈っていう名前が出てくるんですね。アンナは日本語にもありますね。そういえば昔の知り合いでリナっていうイタリア人の女性がいたんですが、日本人みたいな名前だなと驚いたことを思い出しました。
まるで教科書のような落ち着いた文章に、橋本さんの面白さが交じり合った書き方。何度も読みたくなる味があって堪りませんね!
名前の由来ってすごい魅力的ですよね~☆
愛宕さんのコメントを読んで思い出したことがあります。
アパートやマンションの名前って似たり寄ったりな印象があると思います。実は不動産業界内に名前一覧表なようなものがあるんですって。その一覧から名前を決めないといけないという暗黙のルール。一体誰が決めたのか。深入りすると危なそうな感じがしました。
作者からの返信
ゆうけんさん、お帰りなさいましヽ(゚∀゚)/
教科書ちっくでしたか? ただ意味を列挙するだけでは無味乾燥かと思ってちょこちょこコメントを入れてみたんですが、橋本の好みが反映されてしまったというw
なんとかハイツとか、メゾンなんとかのアレですねw ボロいアパートに限ってお洒落なフランス語風の名前がついていたりとか。
名前一覧表……それは知りませんでした(;゚д゚) なんかミステリに使えそうなネタですね!
読むだけでも興味深い上に、キャラの名付けにめっちゃ使えそうです!!
(当面西洋系のキャラが出る小説を書く予定はないんですが、いつか使ってみたい✨)
聖人だから殉教してるのか、殉教したから聖人になっているのか、とにかく痛そうな拷問を受けてる人が多いですね(^_^;
私なら、嫌な死に方をした人の名をわざわざつけたいとは思わないかも(苦笑)
作者からの返信
機会がありましたらぜひ使ってやって下さいませ(*^^*)
通常、奇跡を起こすなどの条件をクリアしないと列聖されませんが、殉教すればその限りではないとか。
自らの信仰のために喜んで命を捨てた、ということが信仰の対象になるようです。初期の聖人は史実の裏付けがないので、実際にどのように亡くなったかは分からないらしいですが。
そういう事情があるせいか聖人の名前は好んでつけられますが、文学作品で早死に(今回紹介した中ではアキッレ)とか苦難に遭う登場人物の名前は選ばれることが少ないような気がします。
編集済
更新、待ってましたぁ!
やはりどの国でも名前はポジティブなモノが多いみたいですね。
私はイタリア語もポルトガル語も解らないのですが、ラテン語起源の言語は似ているとよく聞きます。でも、逆にドイツ語や北欧の歌を聴くとラテン語とは似ても似つかない印象を受けるので、欧州はどちらにしても「ローマ帝国」の影響が大きいのだなと唸りつつ、カルタゴが地中海の覇権を握っていたら、アラビア語ぽいイタリア語になっていたのかなぁなどの妄想に駆られます。
ネーミングにはいつも悩むので、今後はこの辞典を活用させて頂けたら嬉しいです。
作者からの返信
ポジティブすぎて逆に恥ずかしくなりそうな名前が多いですねw
印欧祖語とゲルマン祖語で子音の対応関係はあるみたいですが(p→f、t→thなど)耳で聞くと似ても似つかないですよね。イタリア語とスペイン語はよく似てます。でもそっくりな単語もあれば全然違う単語もあり、聞いても全然分からないのでやはり違う言語なんだなあと実感します。
>カルタゴが地中海の覇権
ローマ人の悪夢ですね(笑)
イタリアでもチュニジアに近いところに行くと地名がすでにアラビア語っぽいです。
活用してもらえたら私も嬉しいです!
神や天使の名以外では言葉そのものが意味をもつものが多いんですね。
しかしえぐい死に方してるもの多すぎて苦笑を禁じえません。
西洋まじこわい。
北欧系はマクドナルトとか、父方の先祖由来の名前とかも多かった感じ。
作者からの返信
意味は現代では不明なものも多く、中にはこじつけのような意味もあります。
例えばアルノルフォはゲルマン語のarn(鷲)とwulf(狼)が組み合わさった名前で、結果的に「鷲や狼のように勇敢」という意味にとられるようです。
マクドナルドは北欧系なんですか! アメリカンなイメージしかなかったので意外です。「〇〇の息子」という形、苗字だと割と多いみたいですね。
えぐい死に方、後半も続きます(´;ω;`)
な、なんて……っ! なんて素晴らしいものを!*。ヾ(。>v<。)ノ゙*。
ありがとうございます! もしその辺りの時代、地域を書く時には、ぜひとも参考にさせていただきますっ!(*´▽`*)
作者からの返信
連載をはじめた時からやってみたかった無謀な企画、ついにやってしまいました(笑)
といっても紹介できたのはほんの一部の名前だけですが……
ヨーロッパ地方の名前なら根っこは共通なので、今回は意外と広い範囲で参考にしていただけるのでは!? と思っています(^ω^)
厨二心が蠢くページ!!
エルフの王
恐怖を引き起こす者
孤独に生きる
あたりは、名付けられた人の気持ちが気になるなあと思っていたのですが、テレビの守護聖人にすべてを持って行かれました。
テレビでミサを見るってカウチポテト族か! と罰当たりなことを思ってしまったのでたぶんうちのテレビはそろそろ壊れるでしょう。
作者からの返信
そうなんです、意味が微妙な名前がいっぱい。
昔に限って言えば、名付けは「おじいちゃんと同じ名前を」とか「生まれた日の聖人だから」とかの理由でつけられることが多く、本来の言葉の意味はほとんど知られていなかったか、考慮されなかったのではないかと思っています。
テレビの守護聖人、発想が面白いですよね。こよみさん家のテレビが壊れたら、買い換えなさいという守護聖人からのお告げかも♫
ちなみにインターネットの守護聖人もいるらしいです。