服装は歴史ものを描こうとすると必ず行き当たる壁なので、詳しく取り上げていただいて、ありがたいです!
ドイツとかも大体、イタリアあたりの流行を取り入れてると思うので♪
取り外しできる袖、現代も復活させたらいいのに~と思うことがたまにあります。
家事用の腕まくりできる袖と、外出用のシュッとした袖。
半袖で過ごしていて、寒くなったら付けられる袖。
一番欲しいのは、子どもが食事中に汚しまくっても付け替えられる袖ですね!
『三百話』のエピソード、現代にも通じる笑いで面白いです。
>「もっと意味のある仕事に精を出そうじゃありませんか」
の台詞が特に好きで、原作読みたくなっちゃいます(≧▽≦)
作者からの返信
服装はほんとうに難しいですよね。16世紀頃だとスペインの流行がヨーロッパでもてはやされるので、逆にイタリアは流行を取り入れる側だったかもしれません。
取り外し式の袖はなんといってもリボンがかわいいです。汚れるから取り外せたら便利そうですよね。子供用も需要がありそう。
三百話は岩波文庫から『ルネッサンス巷談集』のタイトルで邦訳が出ています。名訳だと思います。高橋友子著『路地裏のルネサンス』でも解説付きで一部紹介されていて、こちらも楽しくておすすめです。
これは本当に画像添付できて良かったあ✨って回が続きますね(๑•̀ㅂ•́)و✧
それにしても袖の取り付け、ぶきっちょな私だったら出かけるのに一苦労しそうです💦 だってこれ、急いでる時は無理だよー。それに結き方ひとつで印象変わりそうで、あ、そうだ、スニーカーの紐とおんなじだー。
髪、西洋人の髪質、色味には素敵でしょうね。でも、日本人の固くて真っ直ぐ時に剛毛真っ黒、ってのだと手に負えない(TдT) 子供の時に三編みに憧れて結いてもらったらしめ縄になった黒歴史があります……。
オシャレ心はいくつになっても大切です✨ そんなのをお上が規制するのは無駄だし、今だと経済活動を阻害するだけだもの。オミクロンの方がオシャレの敵となってしまった今の世情が憎いです⤵⤵⤵
作者からの返信
服飾の話はビジュアルがあったほうが伝わりやすいですよね。
袖、そうなんですよ。どこかに書いたかもしれませんが、胴体を着てから袖をつけるとすると一人じゃ無理なんです。身分の高い人ならお付きの人に着せてもらえますが、庶民はどうしてたんだろうと。結んである状態で脱ぎ着したら絶対形が崩れるし。
髪は私も硬いし、しかも多いです。しめ縄どころか、1本の三つ編みにできません。バレッタは弾け飛びます(笑)西洋人は髪質が柔らかいからか、くしゃくしゃっとまとめるだけでサマになりますよね。
コロナはお洒落したい人を殺しにきてますよね……
鳥や昆虫でも異性の気を引くように色が鮮やかだったり模様が派手だったりと、お洒落をするというのは本能に近い行動なのかもしれないですよね(^_^;
中世の人のお洒落もなかなか素敵でこだわりがあるなと思いました。
現代でも校則で禁止されてるようなオシャレを隠れてするのが当たり前ですし、そういう規制が意味をなさないのは古今東西同じなんだなあと思いました(^^)
作者からの返信
鳥や昆虫と違って人間は体色を変えられないので、ファッションで勝負ですもんね! お洒落で異性の気を惹くことについては古代ローマの知識人も論じていたらしいし、人間にもともと備わっているのかもしれませんね。石器時代の人などはどうだったのかと考えると面白いです。
裕福な人がこだわったのはもちろん、庶民もお財布が許す限りお洒落をしたがったので、中世でもファッションに対するの情熱はかなりのものだったと思っております(^^♫
編集済
個人的に〇〇禁止~というのは『え?なぜ?』と思ってしまうのです。
自然保護とか鳥獣保護の概念から来た法律なのだとは理解できるのですが、『じゃあ、それまでにたくさん捕獲していた人、ずるいw』とか思ってしまって。よく引き合いに出されるクジラ問題でも、『捕鯨量だったらアメリカの方がダントツだろっ』とか思いますし(笑)
それは置いておいてw
実は中世の女性のファッションはコルセットで締め付ける系のアレだと思っていました。漠然と。『橋本教本』は勉強になるな~(^^♪
作者からの返信
一口に禁止と言っても背後には色々と利害関係があるんでしょうねえ
子供の頃に捕鯨禁止になったときは、鯨の肉食べられなくなるの~残念だな~くらいにしか思わなかった橋本ですw
私も調べる前は漠然とそんなイメージを抱いておりましたw ヴィクトリア時代っぽい感じですよね。子供の頃にディズニープリンセスとかを見ている影響でしょうか。
14世紀くらいまでは寸胴なシルエットで、16世紀頃からくびれを強調するスタイルにだんだん近づいていきます(^ω^)
膨らんだスカートは16世紀頃からだったのですね~。すらりとした体のラインに沿って着こなす服装。けっこう美しいと思うのです。コルセットみたいにピッタリ締め上げる服装は、もっと時代が進むのでしょうか^^
それにしても、アレッサンドラは奢侈禁止令に苦労したのかもと妄想が捗りますw
作者からの返信
コルセットの前身みたいなものは15世紀頃からありました。16世紀にスカートを膨らませてウエストを強調するようになるのですが、ギュ~っと締め上げるコルセットはさらに時代が下って18世紀? 頃からではないでしょうか。
16世紀は色々な面で過渡期にあたると思っております。
アレッサンドラは禁令の存在すら忘れてると思いますw 1546年(覚書から1年後ですね!)に公爵が奢侈禁止令を新たに発布するんですが、発布しなければならないということはそれまで守られていなかったというわけで...(笑)
東西の奢侈禁止令とその対抗方法を比べても面白そうですね。
こういう共通項を見かけると、興味が惹かれます。
作者からの返信
皆さんのコメントを見ると、こういう禁令は意外と東西に共通なんですね。こっそり違反するか、堂々と違反するかは個人とか文化で違うんでしょうね。そう考えると面白いです!
贅沢禁止の流れがまんま江戸の粋の流れで笑えました。
お偉方はいつも同じような事を考えているんですね。
現代ではお金がない人に合わせろ!なんて意味がわからん理屈が幅をきかせたりしていたりしますが、オシャレというのはある種の本能的な行動なのかもしれません。
鳥が巣を青いプラスチックを集めて飾ったりとか、歌で愛を伝えたり、人間も動物も大差ないよな~なんて思います。
作者からの返信
これは奢侈禁止令について話す時に必ずといっていいほど出てくる有名なエピソードなんですが、もしかしたら他の文化圏の影響を受けてる(または与えてる)かもしれませんね。
お洒落は本能的な行動、深い言葉です! 動物の求愛行動も確かにお洒落と言えなくもない特徴がありますね。
鳥が青いものを集めて巣を飾るという話は知らなかったのでググってみました。 スッゲ━━ヾ(*゚Д゚*)ノ゙━━ェェ♪
日本でも江戸時代に贅沢禁止令が何度も出されましたが、結局うやむやになってますよねw。パッと見て贅沢品とわからない根付けのような装飾品が流行ったり、庶民は隙をついておしゃれを楽しんだんですね。
しかしよく考えるとご婦人方が足を見せて街を歩き出したのは、ここ数十年。かなり歴史の浅いことなんでしょうね。よくファンタジー小説でチュニックを着た剣士の女の子が出てきますが、あれは完全な妄想なのでしょうか(笑)、日本でもあずみみたいなくノ一忍者は妄想だと思いますが(^_^;)
作者からの返信
根付けはおしゃれですね~! こだわりをこっそり表現できそうだし。イタリアでも、違反したとしてもせいぜい罰金だったので、まあ舐められますよねw
戦闘に参加した女性はいないこともないのですが、どんな格好で戦ってたんでしょうね? チュニックは考えにくいかもしれません。男装禁止だったんです。ならビキニアーマーならいいのかっていう話ですけどねw
探したらこんな画像がありました。
↓
https://goo.gl/images/rfKb4N
14世紀の手稿だそうです。脚は出てないけど、スリットがちょっとセクシーじゃないですか?(><) きっとビキニアーマーもあったかもしれませんね! いやないか...
奢侈禁止令……
逞しいやりとりに笑えました。
女性の美しくありたい、着飾りたいという想いはとても重いということですね。
作者からの返信
男性陣を機知でやりこめるあたりが痛快ですよね。奢侈禁止令は日本にも存在したらしいので、同じような小話があるかどうか気になるところです。
コメントありがとうございました!