応援コメント

名字の歴史① ローマ時代と初期中世」への応援コメント

  • チェーザレって名前マジでカッコいいと思うんですよ……(^q^)

    このお話で、「あれ?」と思っていたローマ人のお名前のことが知れたので良かったです!帝政後期になると、プラエノーメンが本当に見られなくなるな……と思っていたのは、そういう理由だったんですね!勉強になりました。

    作者からの返信

    わかります。チェーザレって他の名前とは格が違う感じしますよね! うまく言えないけど気品が漂ってるというか……
    あ、プラエノーメンは本当に見られなくなるんですね。このへんは本で読んだだけで実際の事象は確認していなかったので、ちょっと安心しましたヾ(*'∀`*)ノ ありがとうございます。

  • 名前、そんなにも種類がないとは思ってませんでした。だからですかね? 名付け親、ってキリスト教圏では特別ですよね。ケルト神話とかだと神様との契約の意味でしたっけ。ゲド戦記でも本当の名前が重要でした。それなのに女性にはない、って……(TдT)

    作者からの返信

    満つるさん、こんなにマニアックなコラムにもお付き合いありがとうございます。私、名前オタクなんです。
    ローマ時代は名前少なかったんですよ。そのあと異文化が流入して増えていきます。日本の女性も名前が重要視されなくて、確か家系図に「女」としか書かれなかったんですよね。
    え、ケルト神話では神様との契約の意味なんですか? なんか厨二設定w かっこいい。
    ヨーロッパの昔話では本当の名前を知られると力を失う、みたいな設定がたくさん出てきます。ル・グインもそのへんから着想を得たのかなと思ってます。

  • こんにちは。

    姓は奥が深いんですね……。カエサルの名前ひとつだけでもこれほどの歴史が……!
    とっても勉強になりました。

    そういえば、インドでも姓でカーストがわかってしまうことがあるので、現在では姓の部分をイニシャルだけにしている人も多いみたいでした(パスポートもそれで登録できるとのこと)。

    それにしても、イタリア語の響きってどうしてこんなに格好いいと感じてしまうのでしょうね?
    続きも楽しみに読ませていただきます。

    お邪魔しました!

    作者からの返信

    こんにちは。聖書や神話に由来する名前は数千年の歴史があると言えますし、よく考えると凄いですよね。ごくありふれた名前にも人類史の重みを感じてしまいます(笑)

    インドの性はカーストが分かるんですか! パスポートに性をイニシャルで記載できるのは凄いです。それができるようになったのは大きな変化だったでしょうね。

    イタリア語の響きは私も好きなので、そう言っていただけると凄く嬉しいです!

  • 「へーへーへー」っとボタン連打したくなる回ですね☆←(ネタが古い!)

    昔は日本でも名字で生まれた地域がわかることがあったようですが、近代になってかなりゴッチャになり分からなくなったと聞きます。
    小島さんって方が、関西では「こじま」関東では「おじま」と間違えられると言っていました。しかも「こじま」と言う漢字の名前は沢山あると教えてくれました。「巨島」「古至真」「古島」「孤島」「戸島」「故島」「湖島」「狐島」「虎島」「顧島」「児島」「児嶌」「小縞」「小嶌」「兒島」「五島」「木島」「小代」「尾嶋」と……。さらに「島」が「嶋」のパターンもあるそうで……。

    文化の事情があるにせよ、名字から掘り下げる各国の特徴は面白いですね (*゚▽゚)ノ

    今回も大変勉強になりました♪

    作者からの返信

    へー(×3)って何か元ネタがあるのですか? 知らずにTwitterとかで使ってました(><)

    名字でオリジンが分かるなんてイタリア人ってすげーな、と思っていたんですが、となるとかつては日本でもそうだったのかもしれないですね! 古至真は珍しいですね。兒島はぱっと読める気がいたしません^^;

    あらためて調べると面白いです。人名学なんていう分野があることも今回初めて知りました♪

  • 日本人には難しい、不思議な文化ですよね。
    もしも
    プラエノーメンがアモーレ
    ノーメンがアモーレ
    コグノーメンがミーオだったらアモーレ・アモーレ・ミーオとかになるのではと考え、ちょっとほっこりしてしまいました。

    作者からの返信

    かわええ…(* ´ω`)
    私はローマ時代に苦手意識があって、同じ名前が多いことが一因ではないかと今回思いました。
    そういえば学校の世界史もルイが何人も出てきて苦手でした。

  • これは深いです。今後は、イタリア系の名前を見かけたら意識をしなければ気が済まないくらい興味深い内容でした。陸続きで色々な侵略や変遷があった国ならではの歴史ですね。考えてみれば、イタリアこそ「人種の坩堝」と称して良い場所かもしれませんなぁ☆

    作者からの返信

    ありがとうございます。そう言っていただけると書いた甲斐がありました♪

    仰る通り、古代から侵略の対象になってきたので色々な民族が混じっています。南部だと黒髪で小柄でギリシャ人の血が混じっていそうな外見の人が多いです(もちろん長身の人もいますが)。アラブ人的な風貌の人もいます。

    編集済
  • 名字、全然知らないことだらけでした。参考になります

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    日本語圏では馴染みの薄いテーマかと思いますが、何かの参考になれば嬉しいです。

  • NHKの教養番組を観ているような感覚で「へぇー」「ほぉー」と唸らされました(笑)

    現代でも、欧米系のファーストネームって、
    日本の比べてバリエーションが少ないイメージがあったんですが、古代ローマではことさらに少なかったわけですね(^_^;

    作者からの返信

    NHKの教養番組w

    欧米系の名前は紀元前からあるのをずっと使ってますからね^^; プラエノーメンはとりあえずつけておく程度ものだったらしく、あってないようなものだったのかもしれません。

    ただでさえバリエーションが少ないのに中世ではキリスト教の影響でさらに選択肢が減り、それが名字の発展を促します(^ω^)

  • なるほど、今回も大変面白かったです
    徳川家康の本名が徳川次郎三郎源朝臣家康みたいなものですかねw

    日本でも姓と氏って厳密には違ってましたよね
    どっちが天皇から賜ったものでしたっけ? 確か源・平・橘・藤原でしたっけ

    あと、女性の名前が残ってないとか、付いてないというのは西洋でもあったんですね。

    紫式部、清少納言、藤原道綱母、いったい本名はなんだったんでしょうか?

    作者からの返信

    徳川家康って凄い名前だったんですね((((;゚д゚)))) 両端しかないところがまた波線で途中を省略したグラフみたいじゃないですかw

    姓と氏は違うものなんですか。てっきり同じものかと^^; 高校の古文の授業で平安時代か何かの家系図を見たことがありますが、男性が名前で書かれているのに対して女性は「女」としか書かれてないんですよね。衝撃的でした((((;゚д゚)))) 女性が社会から排除されているのは古今東西同じなんだなあと。

    紫式部や清少納言の本名……きっと分からないままなんでしょうねえ

  • >個人を区別する名前としては家族名が使われた
    これを読んで、ものすごくほっとした自分がおりました……(笑)
    自作の古代ローマもので、男性陣は基本的にコグノーメンで呼び合っているので。間違いじゃなかった、と……(*ノωノ)

    でも、ほんと個人名は少なすぎですよね!
    不便じゃなかったんでしょうか……?(; ・`д・´)

    作者からの返信

    古代ローマものを書かれる綾束さまには、今回は目新しい情報がなかったかもしれません^^;

    それにしても17種類は衝撃の少なさですよねえ……普段はコグノーメンを使っていたということは、父親と息子とか兄弟同士が同じ名前で呼び合っていたんでしょうかね?(?ω?υ) 
    プラエノーメンも親子で同じ場合があったらしいし、ただでさえ覚えづらい名前なのにややこしいったら(笑)

    編集済

  • 編集済

    待ってましたぁ‼ マジで!
    今回もすごく興味深い内容です。いや、ホントに面白いです。

    やはり国は違えど名字は地域姓が多いんですね。
    何かの本でトルコは20世紀初頭まで名字が無かったと読んだ記憶があります。そして、戸籍の管理が面倒なので、苗字を設けたとも。
    たぶん、他国が名字を設けた理由はトルコと同じ気がします。

    周辺国が名前だけだったのに対し、早くから三部構成の名前を持っていたローマは戸籍の管理もしっかりしており、奴隷や税収もしっかりと把握していたからこそ、国が栄えた。そんな気がしました。

    次回も楽しみに待ってます!

    作者からの返信

    ありがとうございます。古代ローマは守備範囲外なので整合性に欠ける部分があるかもしれませんが、興味をもっていただけて嬉しいです。

    トルコは20世紀まで名字がなかったんですか。苗字を設けた理由が面白いですw そういえばオスマン帝国の軍人でアリ・パシャとかいますが、あれも確か名前+称号なので名字じゃないですよね。

    古代ローマの戸籍、どうだったんでしょうね。面白そうな文献があれば読んでみたいです♪

  • 今回も興味深い内容でした。
    マクドナルドなどの語源のバイキングな人辺りは父と祖父の名前が名字みたいについたりしていた記憶(うろ覚え)

    何を重視する文化圏か?というので名前も変わるのは面白い。


    変な名前を付けるのは教養のないもののすることだ、みたいな事を兼好法師も言っていましたっけね。

    作者からの返信

    マクは~の息子という意味でしたよね。聞き慣れた名前でも色々な要素に分解できたりするのは面白いです。

    父親の名前の一部を使った名前を子供につける現象、ちょうど5世紀頃のこの地域にもありました(アリペルトという王の息子たちの名前がゴデペルトとペルタリトとか)が、家系を推測できることが重要だったんでしょうね。

    現代のキラキラネームを皮肉るような名言、さすが兼好法師♪