概要
アイドルの 正体見たり 殺人鬼
『アイドル』――現代日本において、それは超能力を有した美少女の事を指す言葉となっていた。超能力保有者は日本だけで2万人を越え、世はまさに大アイドル時代。
そんな中、平凡な一アイドルである相沢花恋は巷で騒がれるアイドル連続殺人事件の現場と遭遇する。そしてその犯人は同じアイドル養成所に通う少女、翁草ヒバリであった――。
※諸々ガバガバです。それでもよかばいという心の広い九州男児はどうぞ。
そんな中、平凡な一アイドルである相沢花恋は巷で騒がれるアイドル連続殺人事件の現場と遭遇する。そしてその犯人は同じアイドル養成所に通う少女、翁草ヒバリであった――。
※諸々ガバガバです。それでもよかばいという心の広い九州男児はどうぞ。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★ Very Good!!アイドル×異能×殺人鬼――七色に輝く宝石箱
キラキラだとかアイドルだとか、そんな言葉の間に異物のような何かを挟んだ、すっとぼけた不穏さの漂うタイトル。
そういう話なのかなあと想像して読めば、想像通りの何かが飛び交っています。
本作を読み進めながら思うのは、数々の要素に粒立って見える『楽しさ』です。
テンポよく停滞のない文章、超能力アイドルやらアイドル次元やらといった人を食った設定の群れ、個性が大渋滞なアイドルたち――特に、恐らく主人公であるところの相沢花恋の特異な(それも、かなり、と言うべき)性格と大立ち回り、そして規格外過ぎる能力には惹きつけられるものがあります。
それは例えるなら、宝石箱に似ているように思います。色とりどりの宝石…続きを読む