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 白く柔らかな胸が、こぼれるようにして現れた。上下にぷるんと揺れるその動きに、物理演算最高と叫びたくなる。そしてその先端も、隠すことなく俺の目の前にさらされた。


 俺はごくりとつばを飲み込む。見慣れた制服の下に、こんなエロい体が隠されていようとは……。俺は思い切ってその胸に触れようと、手を伸ばす。その柔らかな胸に触れた瞬間に、指先が気持ちの良い圧力に包まれた。


「んっ♡」


 朝霧あさぎりが気持ちよさに体をよじる。指先から逃げた胸が、左右に揺れた。その胸を追って、俺は両手の指を開く。


「はぁあんっ!」


 指先を広げて、胸をわしづかみにする。手の平全体、五本の指全部に幸せな感触が広がった。そして揉みしだく。指先に感じる反発する力が絶妙だ。


「朝霧……」


「ど、堂巡どうめぐり、くん……あたし、ドキドキして。おかしくなりそう……」


 上気した朝霧の頬に潤んだ瞳が色っぽい。こんなセクシーな表情、教室での明るい朝霧からは想像も付かない。


 俺は朝霧の胸を両手で揉みしだきながら、顔を寄せた。


「んっ! はぁ……んっ……くっ……」


 こんな近くで朝霧の顔を見たことはない。息がかかるほどの距離だ。女子の友人だって、こんなアップ見たことないはずだ。


「気持ち、いいの?」


 俺の問いに、朝霧は何度もうなずいた。


「ど、どの辺が……いいのかな?」


 朝霧は恥ずかしそうに瞳を伏せると、横を向いた。


「……いじわる」


 うおおっ、かわいい!


「い、言ってくれないと、わ、わからないよ」


 つか、何で俺いちいちドモるんだよ。緊張してるからなんだけどさ。でも、もっとカッコ良く、スマートに喋らないとキモいと思われちゃうぜ。頑張れ、俺!


「胸とね、あと……お腹の下の方が……」


「お腹の下ぁ!?」


 やべえ、つい叫んじまった!


 ごくりとつばを飲み込み、冷静になれと自分に言い聞かせる。俺は震える手を朝霧の胸からお腹へと滑らす。


「じゃあ……いくよ」


「あ……やんっ」


 おへそを軽くなぞりその下の、白い布に包まれた、乙女の秘密の花園へ。


 俺の指は、下腹部と白い下着の隙間へもぐり込む。


 一体、どんな感触なんだろう?


 その感触は朝霧以外には誰も知らない。なぜなら、誰も触れたことがないに違いないからだ。だが、その禁が今俺の手によって破られる。


 学校中の全男子生徒が憧れる、あの朝霧に――、


 俺は緊張と期待を込めて、下着の中へ思い切って手を入れた。

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