General MIDI規格に関して
本書で取り上げる「GeneralMIDI(以下GM)」とは、多岐に渡るメーカーのどの機種でも、このGMという規格を準じている場合、同じ楽器音で再生し、その再現性を保つために考案されました。
128個の楽器や音とドラムセット1つを取り決め、その楽器の配列を統一することで、異なる機種での再生を可能としています。
128個の楽器音やシンセサイザー音、ドラムセット1つについて、再生される「実際の音色」に関しての規定はなく、各メーカーの個性が出せるよう配慮されています。
そのため、完全な再現は想定されていません。
GMに規定された128音とドラムセットの配列の元となったのは、ローランドSC-55の初期型です。
この機種に採用された128音の配列と、ドラムセットの配列を元に作られました。
GMで決められた事項の詳しくは、ここでは割愛させていただきます。
本書では、GMの配列、そしてそのカテゴリーを元にまとめてみました。
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