いわゆるオルゴールの事。

オルゴールとはドイツ語ではＯｒｇｅｌと書き、機械という意味を持つ。

それは家具調の大きなオルゴールを指す事が多い。ミュージックボックスとは一般的な小箱の物を指す。その発想は、音楽を箱の中に入れられないかと言う事だった。それは世界最古の自動演奏楽器となった。

一枚の鉄板を加工し、音程を付けたピンを形成させた物を共鳴箱に固定する。そのピンを弾くために、ゼンマイによって回転する突起の沢山付いた筒が演奏をする。

筒に付いた突起が、発音タイミングとテンポを司り、一周で一曲演奏する仕組みになっている。

中には、この突起に傾斜が付いており、強弱を表現させる仕組みを取り入れたオルゴールさえもある。

家具調オルゴールは、この筒の代わりに、円盤を使用し、付け替えをすることで、演奏する曲のバリエーションを持たせることが出来ている。さながらジュークボックスのようである。

箱形でも大型の物になると、低音から高音を網羅するオルゴールさえある。

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