041.Violin~ヴァイオリン 042.Viola~ビオラ 043.Violoncello~チェロ 044.Contrabass~コントラバス

弦楽器で最高位を奏でるヴァイオリン、最低位を奏でるはコントラバス。その大きさは比べものにならない。

シンセサイザーの中で最も音の再現が難しいとされている。それは、葉加瀬太郎の様な超絶技巧演奏を再現できないからだ。

この楽器の起源は、古代にあった「箱に指板用のネックを付けて弦を張っただけの物(フィドルと呼ばれている)」だと言われている。

そして、ヴァイオリンは三百年も前に「完成」している数少ない楽器でもある。

それぞれのチューニングは、ヴァイオリンはGDAE、ビオラはCGDA、チェロはビオラの一オクターブ下、コントラバスはEADG(ウッドベースと同じ)となる。

ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロが上行5度のチューニングに対し、コントラバスが上行4度のチューニングになっている理由は、発展した経緯が違うからだ。

コントラバスはヴィオローネという、ヴィオラ・ダ・ガンバ属の低音楽器から発展を遂げている。ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのボディーに比べ、コントラバスがなで肩になっているのも、ヴィオローネの名残である。

このヴィオラ・ダ・ガンバは現在のギターに少なからず影響を与えている。

ちなみに、チェロの正式名称はヴィオロンチェロという。

バイオリン群の楽器はヴィオラから発展したと言われている。

そもそものバイオリン群の楽器は、ギターと同じくヴィオールと呼ばれる弦楽器から派生して生まれたとされる。


それぞれ、ソプラノフィドル、アルト、テノール、バスフィドルという別名がある。特にアメリカのカントリーミュージックにおいて、ヴァイオリンはフィドルと呼ばれる。

音を大きくするために、トランペットのベル(音が出るところ)のような物を、ボディーに取り付けることもある。当然ながら本来のヴァイオリンとはかなり違う音になってしまう。

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