専らタンゴに使われるアコーディオン。

バンドネオンは四角形をしており、両側にボタンが付いている。

音は柔らかい物から固い物まで。

１９世紀のドイツに生まれ、そのほとんどがドイツ製であり、アルゼンチンへと大量に輸出される。

しかし、大戦を境に工場は閉鎖、今や生産技術の衰退により、生産されていないとも言われている。

それこそプロをうならせるバンドネオンは世界にも数個ほどだと言う。もはやアンティーク価値の方が高い。

必要な音高を後から付け足していったため、ドレミファソラシという順番には揃っておらず、かなりの慣れを必要とする。このことから、別名「悪魔の楽器」とも言われている。

これの他に、六角形をしたコンサーティーナと言う物がある。

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