025.Nylon-String Acoustic Guitar~ナイロン弦ギター

別名クラシックギター、ガットギターと呼ばれている生ギター。

ガットとは腸の事で、昔は羊の腸を使用していたと言う。

羊の腸を弦状に引き延ばして乾燥させ、弦の太さをヤスリで削って調整を行っていた。

ピックでは弾かず、専ら指弾きである。

低音弦の第4弦~第6弦までは、ナイロン弦だと太くなりすぎるために、コイル弦を使用する。

弦がスチールより太めになるため、フレットの幅はエレキやフォークに比べて太くなっている。

元来のギターは、ヴィオールと呼ばれる擦弦楽器を元祖に持ち、古代の弦楽器ウードやリュートなどを経て、ポルトガルのヴィオラや、スペインのギターラが現在の流れを持つギターの礎になったといわれている。

ちなみにヴィオールとは現在のヴァイオリンなどの弦楽器の祖先でもある。

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