Electronic Drum~エレクトロニックドラム
電気システム化されたドラムの事で、見た目は普通のドラムセットと同じく、キックやスネア、タムが用意されている。
しかし、それを演奏すると出てくる音は、ドラムの音をシミュレートしたアナログシンセサイザーのサウンドである。
パッドと呼ばれるドラムセットに当たるパーツは、シンセの鍵盤と同じく、叩かれた信号を専用のシンセに送り、音を出しているのである。
シンセ部は、アナログシンセからドラムの音を作るためのパーツを抜き取った物で、シンセと同じく音作りが可能。
音はボンボンという音が馴染みとなっている。
80年代ポップスでよく聞かれた。これを使っていたアーティストとして、C-C-Bのドラマー笠浩二さんが有名だろう。
実際のドラムセットでは、Simmondsの「シモンズドラム」が有名。
パーツは六角形をしていて主に黄色い。パッドは黒。
後期タイプではパッドの色が何種類か用意され、選べるようになっていた。
シンバルとハイハットは別途実物を用意する必要がある。
シモンズドラムに酷似したエレキドラムがPearlから発売され、シモンズが抗議するということもあった。
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