021.Reed Organ~リードオルガン

音楽室にある、あの小さなオルガンだ。足で漕いで空気を送り込み、音を奏でると言う楽器だ。

しかしこれも由緒正しき楽器で、パイプオルガンのフィート管をリードに置き替え、小型化した物だと言われている。大型のものになると音色を変える構造を持っている。

このオルガンにはもう一つ種類がある。オルゴール式オルガンは手でレバーを回し、空気を送り込んで、穴の開いた厚い紙(これがオルゴールの回転筒に当たる)を通す事によって音を出している。これをウィンドオルガンと言う。

リードオルガンはヤマハの創業者である山葉寅楠が、始めて作った楽器でもある(その後に発足した当時のヤマハは、山葉風琴製造所といった。風琴とはリードオルガンのこと)。

インドにもハーモニウムと呼ばれる、これと同じようなものがある。

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