どうも、坂神です。
アニメ『バンドリ!ゆめ∞みた』の映像技術の凄まじさに驚嘆し続ける今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
いやいや『ゆめ∞みた』の3DCG恐ろしすぎるでしょ……
<バンドリ!>シリーズは初代アニメ2期の頃から、ずっと3DCGアニメとして進化を続けてきた作品なのですが、最新作のクオリティがやばい。
最早カット毎に静止画で見たら、たぶん9割ぐらいは手描きの二次元アニメと見分けが付かない領域に突入しつつあります(動画だと動きが滑らかすぎるので、まだ3DCGだとわかるのですが)。
『MyGO』『AveMujica』の時点でも相当映像水準高くなったなあと思っていたのですが、ちょっと『ゆめ∞みた』のレベルは他に比類ないというか。
<バンドリ!>に興味ないという人でも、映像一見しておく価値があると思います。
↓公式で公開されているOP映像
https://www.youtube.com/watch?v=Ech7Tj8ga0Y&list=RDEch7Tj8ga0Y&start_radio=1
……ていうか『ゆめ∞みた』の3DCGがつくづく恐ろしいと思うのは、この質で全編制作が今後常に可能になるなら、最早テレビアニメの最適解は将来的に手描きより3DCGかもしれないと考えさせられてしまうところ。
もちろん、いまだに人間のトップアニメーターが職人的技術を総動員した作画が100点満点とすると、3DCGアニメは頑張っても80~90点までしか届いていないんじゃないかとは思うのですが、さりとて世の中で大半のアニメは70点前後の作画で勝負していると思うし、視聴者も常に満点は求めていない気がするんですね。
そして何より3DCGアニメは、大量生産しても作画崩れが生じない。
大量の時間と予算を費やして作る100点の手描きアニメは、いずれ85点ぐらいの質で量産可能になるであろう3DCGアニメに、これからも太刀打ちできるのかどうか。
そこにAIの開発環境が乗ったりしたら、一気に潮目が変わりそうだなあ。
本当に良くも悪くもとんでもない時代になったものです。これは無論アニメだけでなく、小説なども含めたあらゆる創作の分野に言えることですが。
と、それはさておき。
今回は以下三点、ご報告です。
1)新作長編ラブコメの話
五月頃から執筆中の長編ラブコメなんですが、やっと昨日ひと区切り付くところまで初稿が書き上がりました。
何だかんだで好き勝手に書いていたら、そこまでに15万5000字かかりましたね……
ちょっと久々のラブコメで張り切りすぎたか。当初は10~12万字ぐらいの予定で、分量だけなら先月中には突破していたんですけども。
とりあえず今、推敲しながらカクヨム上での公開に向けて、編集作業を進めています。
そのへんもダラダラ作業して、投稿開始は八月初頭にしようかなあ。
しかし15万5000字あると、書き溜め話数だけで48話あるんですよね。仮に毎日更新するとしても、一ヶ月半以上継続できるっていう。
とはいえ更新ペースをどうするかは、まだ決めてないですが。
一気に放出するともったいない気もするので、まずは5万字ちょっと公開してみて、その時点での状況も見ながらどうするか考えるつもりです。
あとこれまでにも何度か言及したと思いますが、内容的には大学生ラブコメです。そして特に深いテーマとかはなく、全体的にバカバカしいお話です。
少なくとも15万字以上書いてみて、ひと区切り付く地点までのあいだにシリアスな要素はちっともなかったように思います。
一方、登場人物は基本的に全員18歳以上で成人済み(大学生だからね!)なので、ちょくちょくえっちい(笑)。
……もっともラブコメ長編ランキングを眺めていると、最近は「嘘告」「曇らせ」を絡めた幼馴染ざまぁ展開が鉄板人気の作品傾向らしいので、正直今回書いたタイプのお話にどの程度需要があるのかは全然わかんないですね。
でも私、基本的に新しいものにチャレンジするのが好きだし、可能ならファーストペンギンを目指したいと常に思っているし、とにかく今回はバカっぽい大学生ラブコメを書きたくてしょーがなかったので書きました。
ていうか幼馴染ざまぁって、すでに昔一回流行ってなかった? 再ブームか?
まあ何はともあれそんなわけで、公開の暁にはどうぞよろしく~。
2)ナツガタリの話
「カクヨムミステリー&ホラー小説コンテスト」に応募中の『ギャルと偽物ハードボイルド』ですが、ちょくちょく読んで頂けているみたいでありがとうございます。
『ギャルと偽物ハードボイルド』
https://kakuyomu.jp/works/16817139558880115629
でもってすでに七月も下旬に差し掛かっていますが、今は「カドコミ漫画原作コンテスト」の方をどうしようかなーと考え中です。
興味はあるんですけど、なんかネタがイマイチ固まらない(白目)。
一話完結じゃなく、連載形式で何話も続けていけるような設定やコンセプトっていうのが、やはりなかなか難しいですね。キャラ的にはこう、以前に「ツキヨム」のコンテストで書いたヒロインみたいな、テンション高めの女の子を出したいなっていうのはあるんですけど。
あまり複雑にならず、シンプルにキャラ同士の掛け合い会話で笑えるようなストーリーと親和性の高い設定が欲しいですねぇ。
まあそういうのが思い付けば、試しに参加してみたいなって感じです(未定)。
3)最近読んだ面白い本の話
今回はロス・マクドナルド『凶悪の浜(新訳版)』をご紹介。
いやー私がハードボイルドミステリーでも一番大好きな作家が、このロス・マクドナルドなんですね。その活動中期に差し掛かった頃の作品が、新訳版で復活! これは当然手に取らずにいられません。
物語の導入としては、「私立探偵リュウ・アーチャーがロサンゼルスの会員制クラブ支配人から、失踪した若い女性の行方を追ってほしいと依頼される」という、まさしく王道中の王道に属す翻訳ハードボイルドミステリーです。
とりあえずハードボイルドミステリーの私立探偵は、毎回やたら人捜しを依頼される。これはもう異世界へ転生したらチート能力を得るぐらいの様式美ですね(笑)。
しかしもちろん、導入が毎回似たような展開でも、作者によって持ち味が異なり、内容が傑作にも駄作にもなり得るのが創作物というものの面白いところ。
ロス・マクドナルドは、事件の背景とか、そこに関与した登場人物たちの関係性の中に、当時のアメリカが抱えた世相や社会問題を巧みに織り込み、人間の様々な業を描くことに突出した才能を発揮した書き手と言われています。
『凶悪の浜』も、実は純粋にミステリーとして見れば、犯人やトリックに驚きはあまりないと思います。
けれども、作中ではこれでもかとばかり、人間の闇が悲哀と共に描き出され、いつもそれが深い余韻を残す作風なのですね。最終的にリュウ・アーチャーは真相にたどり着いても、そうした悲しみの傍観者であることしかできない。そういう、せつなく、物悲しい幕切れこそ、ロスマク節の真骨頂と言えるでしょう。
余談ですが、現在「ナツガタリ」応募中の拙作『ギャルと偽物ハードボイルド』の主人公・安千谷隆(あちや・りゅう)の元ネタこそ、上述したリュウ・アーチャーです(笑)。
などと、毎度ながら以上のような調子でお送りしましたが、前回の近況ノート以後、拙作をお読み頂き、レビューや評点、応援などをお寄せくださった皆様には、心より御礼申し上げます。
以上、坂神でした!