どうも、坂神です。
アニメ『ダンジョン飯』を視聴しながら、大昔に遊んだ迷宮探索系RPGを思い出す今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
いやーなんかもう純粋にアニメの内容自体面白いのですが、往年のダンジョンゲームを知っていると、何とも言えず二度美味しい感じですね『ダンジョン飯』。
個人的にはダンジョンRPGと言うと、ウィザードリィの他にも、世界樹の迷宮シリーズとかが好きです。
ただ『ダンジョン飯』では探索者側の種族にエルフやドワーフの他、ノームや(ホビットをリスペクトしていると思しき)ハーフフットが存在することを踏まえると、やっぱウィザードリィを意識しているのかな。
と、それはさておき。
今回は以下三点、ご報告です。
1)カクヨムコン9中間選考結果発表と近況の話
なんか気付いたら、いつの間にかカクヨムコン自体が終了していて、もう中間選考の結果まで出ていましたね。時間の流れが早すぎる。
拙作『霊視のあとは、絵解きの時間。』はプロ作家部門でのエントリーでしたので、例によって最終選考まで残して頂けました。
あとは結果を座して待つだけ!
ところで、前回の近況ノートを公開してからしばらく経つけど何をしていたのかと申しますと、昨年末に『霊視の~』を書き上げてからこっち側、相変わらず資料本の読み込みに日々を費やしています。
「なんかこいつ、最近同じようなことばっか言ってんな」と思われてしまうかもしれませんが、マジで同じように本読んでばっかいるのでどうしようもない。
もちろん、それが必要だと思っているからそうしているんですけど(汗)。
でもって、まだまだ読んでおかなきゃいけない予定の本があるんだよな……。
ぶっちゃけ、早く新作書きはじめたい(白目)。
2)最近のハマりものの話
そう言えば以前も話題にした『葬送のフリーレン』ですが、最近アニメも2クール目が終盤に入り、ますます楽しく視聴しています。
ていうかこれ、メチャクチャ男女カップル好きなオタク(※いわゆるカプ厨)に優しい作品ですね……!
勇者ヒンメルとフリーレン、シュタルクとフェルンのカップルがそれぞれニヤニヤ感たまらんことは言うまでもないのですが、ここのところはラント(メガネくん)とユーベルの二人が熱い。
正直ユーベル、初登場時は無暗やたらに何でも切り刻む魔法を使うヤベー女子って印象しかなかったのですが、まさかメガネくんにあんなに執着して、いまや「もっと口説いてよ」とか言い出すようになるとは思いもしませんでした。
初見との落差が大きいぶん、カウンターダメージが凄い。
それと古典文学好きなので、今年の大河ドラマ『光る君へ』も視聴しています。
吉高由里子が演じる藤原為時の娘ことまひろちゃん(紫式部)は可愛いなあ~。
このドラマでは藤原道長とメチャ親密なのですが、ここから何がどうなって史実のような状況になるんだろう……とハラハラしながら観賞しています。まあ実に大胆なストーリー展開でして、なるほどこうくるかと毎週唸りつつ、とにかく楽しみに追い掛けています。
面白い~!
……なんて話していると、「おまえ、実は少女漫画とか好きなんじゃないの」と勘繰られてしまいそうですが、それはその通りです。
3)最近読んだミステリ小説の話
今回はディーリア・オーエンズ『ザリガニの鳴くところ』をご紹介。
2021年の本屋大賞翻訳部門受賞作ですね。昨年末に文庫化されたので、この機会に読んでみました。
全世界で2200万部を売り上げたという怪物タイトルなわけですが、なるほど素晴らしい内容でした。過去と現在の出来事が交錯するストーリー構成で、読みはじめてから最後まで先の展開が気になって、ずっとページを捲る手が止まりませんでしたね。
個人的な印象としては、全体としてミステリというより、文芸(文学?)系作品の読み味に近いものを感じたかな。
主人公の女の子の数奇な半生を追うエピソードがメインで、非常に感動的。
凪良ゆう先生の『流浪の月』とか、町田その子先生の『52ヘルツのクジラたち』とかが好きな人なら、かなり刺さるんじゃないでしょうか。
などと、毎度ながら以上のような調子でお送りしましたが、前回の近況ノート以後、拙作をお読み頂き、レビューや評点、応援などをお寄せくださった皆様には、心より御礼申し上げます。
以上、坂神でした!