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主に近況と趣味話20240531

どうも、坂神です。
アニメ『響け!ユーフォニアム3』を視聴し、数々の衝撃展開で情緒不安定になる今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

とりあえず私は三期からの新キャラクター黒江真由推しです。まあ単純にキャラデザやら基本設定やらが好みというのもありますが、性格や物事の志向性のようなものも好きで、個人的に共感を覚えます。

作中の「たかが部活」発言に関しては、私はかなり明確に真由の価値観に賛同するのですが、やっぱり世間的には(久美子や奏たちと同様に)拒否反応を示す人もいるのでしょうか。だとしてもまあ、それはそれでわかる。私も自分が高校生の頃だったら、逆に真由のように考えられなかったかもしれない。



と、それはさておき。

今回は以下三点、ご報告です。



1)最近の活動あれこれに関する話

昨年の末から準備し続けてきた新作ですが、最近ようやく書きはじめています。
これまでとプロット制作の段階から執筆方法を変えてみたりして、色々な意味でまた新しいことにチャレンジしています。そのためもあって、やはり書いていて大変楽しいです。

実はすでに五万字以上書いているのですが、完成時期に関してはけっこう先になると思っています。もし期待してくださる方がおられるようでしたら、ひとつ気長に待って頂けると幸いです。
ちらほら過去の近況ノートでも予告してきましたが、作品ジャンル的にはホラーというか、広義のオカルトミステリーというか、そういった内容に属するお話かと思います。でもってライトノベルやキャラ文芸というより、たぶん一般文芸寄り(?)を意識して書いています。


そう言えばカクヨムコン9は最終選考で落選していました。察していましたが(白目)。
やっぱ『霊視のあとは、絵解きの時間。』は、まだ主にキャラ文芸作品のセオリーみたいな部分の研究が足りてなかったなと。そもそも最初はキャラ文芸系ホラーというよりも、民俗学ミステリー的な方向性を目指していた経緯があったため、その辺りで色々と中途半端になってしまった感。
まあ一作書き上げて得た経験値は、次にキャラ文芸系作品を書く際に活かす所存です。


それから先日のことになりますが、『こじらせお姉さんと僕だけのラブコメ』が累計40万PV超えました。どうもありがとうございます。



2)『ガールズバンドクライ』の話

最近のハマりもののこと。
今期アニメではイントロで触れた『響け!ユーフォニアム3』の他、『ガールズバンドクライ』が面白くて毎週楽しく視聴しています。

これまでにもガールズバンドが題材のアニメはいくつもあったのですが、『ガルクラ』は過去イチと言っていいぐらいガチロックな感じがします。いや音楽的な意味でもそうなのですが、何より物語とかキャラクターとかが「こいつら、マジでロックだ……」としか言いようがない。

自分をバンドの道へ導いた憧れのギタリストから胸倉掴まれた主人公が、「殴ればいいじゃないですか!」って啖呵切っておいて、そのあと逆に自分の方から当の相手を殴り飛ばしたりするし、主要キャラはメンバー五人中四人までが高校中退したり行ってなかったりするし、なんかもう「ヒャッハー人間は自由だ! やりたいことがあるなら回り道してらんねぇし退路だって絶つぜ!」ぐらいの勢いでして、みんな音楽で人生一発逆転キメようとしている美少女ばっかなの凄すぎる。控え目に言って狂犬集団のアニメです(褒め言葉)。

ていうかこれ脚本が花田十輝先生なんですよね。
『響け!ユーフォニアム』や『ラブライブ』シリーズも花田先生だし、何なら私が学生時代に聴いていたドラマCDとかも花田先生が脚本担当していた記憶があるんですが、それを思うと長年に亘るご活躍に畏敬の念を禁じ得ません……。



3)最近読んだミステリ小説の話

今回はD・M・ディヴァイン『悪魔はすぐそこに』をご紹介。
これも最近読んだというか、以前に読んだ本の再読ですが……(汗)。

大まかな概要としては、「大学のキャンパスを舞台にした古典本格ミステリ」です。
しっかり推理しながら読んでも、漠然とドラマを追って読むだけでも楽しめる、非常に良質なストーリーですね。
尚、実のところ謎の核になっている部分は、ミステリを沢山読み慣れている人から見ると案外ベタな印象かもしれません。
ところが全体的な構成や物語の筆運びが大変秀逸で、読み手の意識を絶妙にはぐらかす技巧がある作品なんですね。

何でも発表当時には、かのアガサ・クリスティが絶賛したそうなのですが、読んでいると何となくそれがわかる。クリスティも全盛期に書いたミステリは、読者の目線を巧みに変えて、登場人物に対する印象操作するのがメチャ上手かったですからね~。



などと、毎度ながら以上のような調子でお送りしましたが、前回の近況ノート以後、拙作をお読み頂き、レビューや評点、応援などをお寄せくださった皆様には、心より御礼申し上げます。

以上、坂神でした!

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