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こえけん応募作『文学少女と雨の日のおうちデート!』完結しました。

どうも、坂神です。

アニメ『スパイ教室 2nd season』で推しのティアが活躍しまくりゆえ興奮が抑え切れない今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

いやーほんと二期面白いですね……。私は一期放映時からティア推しだったのですが(※過去の近況ノート参照)、ますます好きになってしまいました。
ただし当初は「面白お色気お姉さん」だと思って推していたんですけど、現在はイメージがメチャクチャ変化してしまって、そこの部分の意外性というか何というか……
まあ色々詳しく書くとネタバレになると思うのでこれ以上は自重しますけれども、とりあえず二期になってもティア最高って感じです。

……しかし私はそんなわけで『スパイ教室』二期大変楽しんでいるんですけど、少し前に公式人気投票みたいなの見てみたら、実はティアってクラウス以外のメインキャラの中で人気が下から二番目らしいですね……な、なぜ…………(白目)。



と、それはさておき。

今回は以下三点、ご報告を。



1)「G‘sこえけん」応募作『文学少女と雨の日のおうちデート!』完結の話

先日から投稿していた音声化作品コンテスト向けの新作ですが、本日完結しました。

結局振り返ってみると、ひたすら趣味に走った内容だった気がします。
執筆時には、近年声優さんの朗読劇などが注目されているらしいことも考え合わせつつ、古典文学作品の引用を織り交ぜていきました。
ユゴーの『レ・ミゼラブル』とか、江戸川乱歩のミステリとかね、実はけっこう調べてみると人気声優さんが朗読してらっしゃるみたいなんですよ。
私は田舎在住なので、観劇したことはないんですけどね……(無念)。

まあとにかくですね、私としては「宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』を読んで感動しているような文学少女とラブラブになってみたい人生だった」というのが、今回の応募作を執筆した動機のすべてです。我ながら何と狭い性癖で切ない願望かと呆れるのですが、そういう幻想に憧れを持ったことがある文系男子は他にもいるはず! 
……え、そんなやつは私しかいない? さいですか……。


2)今後の予定の話

さて、改めて今後の予定などについて。

現在は、新しい長編ミステリのネタを頭の中でぼんやり考えています。
次は特にどこかへ送ろうとかはあまり想定せず、まずは徹底的に自分の好きそうな内容で練り込んでいくつもりです。
で、書き上げてみてから、その内容を受け入れてくれそうな応募先があるかないか、あとから検討してみようかなという感じですね。あるいはとりあえずカクヨムで適当に公開するかもしれない。いやわかりませんが。

ていうか先日自主的にボツったミステリも、いまだに扱いに迷っていたりして。
来年も東京創元社さんはカクヨムでミステリコンテスト開催してくれるのかどうか、という点も方針が定まらない理由のひとつだったりします。もし次回そちらへ応募し直せるなら、欠陥部分をプロット段階から全面的に書き直しつつ、一年ぐらい原稿寝かせておくのもアリかなと思うので。その場合はちょっと、独立した短編として公開する予定だったぶんも今すぐカクヨムにアップロードするのは止めておこうかなと。
しかし今回は募集テーマが学園ミステリだったんですが、次回も同じテーマなのかは謎なため、判断しかねます。次はホラー要素があるミステリで募集します、とか普通にありそうですからね……。

それから前回の近況ノートでも触れた「世界を変える運命の恋」中編コンテストですけど、だんだんアイディアは固まりはじめてきました。
しかしそれが富士見L文庫のレーベルカラーに合致するかどうかと訊かれると、今回も例によって微妙なところ(汗)。まあ「賢いヒロイン」のときに書いた『表向きは聡明な聖女ですが~』に比べると、全然明るいノリの話になると思うんですけどね。むしろ逆に明るさがちょっとバカっぽいぐらいの感じなので、これはこれで求められているものとズレているような気がしているっていう……(白目)。
正直どうしようか悩んでしまうのですが、まあたしかあのコンテストって11月5日まで開催されているんでしたっけ? それまでにだらだら書いておいて、気が向いたら応募しておくって感じでいいかなあ。読者選考もないはずですし。
とはいえ〆切付近になっても動きがなさそうだったら、そういうことだと思っておいてください(適当)。

あと気になるのは、何だかんだで年末のカクヨムコンでしょうか。
今年もプロ部門があるならありがたいんですけど、さりとて自分の書きたいものとコンテスト参加レーベルが求めているものとの方向性が合致しないと望ましい結果にはならないので、どうしようかなあとか。


3)最近読んだミステリ小説の話

今回はM・W・クレイヴン『ストーンサークルの殺人』をご紹介。
英国推理作家協会賞長篇賞ゴールドダガーを受賞した作品ですね。
現在シリーズが第三作まで続刊していて、こちらはその第一作目。

「英国カンブリア州に点在するストーンサークルで次々と焼死体が発見された(あらすじ引用)」ことからはじまるミステリーです。
そのまますぐにでも海外ドラマになりそうな内容で、大変面白かったです……
ていうかこれまだ映像化されていませんよね? ちょっと検索しただけだとわからなかったんですが、どうなんだろう。

まあそれはそれとして、純粋にミステリーとしての内容も優れているのですが、このお話の魅力を数段底上げしているのは、ほぼ間違いなく主人公の相棒であるヒロイン・ティリーのキャラクターでしょう。
ティリーは天才的な頭脳を持つ分析官なのですが、空気が読めず、コミュニケーション能力に色々と問題があるんですね。そこのギャップが面白くて、主人公であるワシントン・ポーとの会話も非常に楽しい。

ていうかこの種のコミュニケーション能力が欠如した天才ヒロインって、日本のアニメだとしばしば見かけるのですが、もしかすると海外でも人気あるキャラ造形なんでしょうか。
……そう言えば全然方向性は違うけど、『ぼっち・ざ・ろっく!』なんかも海外にファンが多いってどっかで聞いた記憶あるなあ。



などと、毎度ながら以上のような調子でお送りしましたが、前回の近況ノート以後、拙作をお読み頂き、レビューや評点、応援などをお寄せくださった皆様には、心より御礼申し上げます。

以上、坂神でした!

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