どうも、坂神です。
相変わらずショートアニメ『にじよん・あにめーしょん』に癒されて生きる今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
最新話のエマ回も良かったですねぇ~。
もう最近は彼方ちゃんやしず子と同じぐらいエマも推しているので(基本は箱推しなんですが)最高です。アカペラァ!
と、それはさておき。
今回は以下四点、ご報告を。
1)カクヨムコン8お疲れ様でした
例によって見出し通りです。
この近況ノートの更新時点ではまだ数時間残っているものの、いよいよ本日で読者選考期間も終了ですね。
あとはまあ結果を座して待つだけ!
私は今回カクヨムプロ作家部門でのエントリーでして、読者選考免除だったわけですが、おかげで評価ポイントとかランキングとかガン無視でホント好き勝手書けたのが大変楽しかったです。
まあ免除でも作品の人気はないよりあった方がいいんだろうなとは思うんですけどね。
でも正直プロ作家部門がなかったら、少なくとも新作をキャラミスで勝負しようと考えなかったと思います。いやだってミステリってそもそも、Web小説としては読んでもらうこと自体がマジで難しいジャンルですし……。
他にも応募作『霊視のあとは、絵解きの時間。』を書くにあたり、また色々と資料本を読んでみたわけですが、執筆の過程で民俗学の面白さを知ることができた(いやまあ前々から興味はあったんですが)のも良かったです。
小説を書く目的は人それぞれだと思うんですけど、実を言えば個人的には「作中の設定を練り上げていく際、下調べで色々な本を読んで勉強できることが楽しいので書いている」という部分がかなりあります。小説を書こうとするたびに新しいものが何かしら身に付く、特に私の場合は知識欲が充足される部分に喜びがあるんですね。
皆さんはどうなんでしょうか。
2)探偵ロマンス
珍しく実写テレビドラマの話題でも。
先月から放映している『探偵ロマンス』が面白くて、最近お気に入りです。
舞台は大正時代の日本、主人公の名前は平井太郎……
そう、つまりのちの江戸川乱歩です。
というわけで、まだ作家として名を成す以前の太郎(乱歩)が、探偵・白井三郎と共に難事件の調査に乗り出すミステリドラマ。
あらすじを一読しただけで「これはチェックせねば」と思っていたのですが、実際に視聴してみると期待を軽々と上回る内容で、今最高にハマっています。
出演している役者さんも濱田岳さんや草刈正雄さんなど、お芝居上手な方ばかりで非常に安心して見ていられますね。
あと映像がメチャクチャ洒落ていて素晴らしい。大正時代の街並みなども凄く綺麗ですし、画面から独特な空気感が伝わってきて良きです!
3)最近読んだミステリ小説の話
今回は『世界推理短編傑作集(6)』をご紹介。
テレビドラマから引き続き江戸川乱歩の話題になってしまうのですが(笑)。
創元推理文庫から刊行されている『世界推理短編傑作集』は、かつて乱歩が監修したアンソロジーでして、時代毎の名作短編ミステリを収録したシリーズとなっております。
ポーやドイルにはじまり、ルブラン、バークリー、チェスタトン、ノックス、クロフツ、さらに古典本格御三家のクリスティ、クイーン、カーなどはもちろん、ハードボイルドのハメットまで網羅されているのだから凄い。
翻訳物の古典短編ミステリを学ぶ上では、ほとんど外せない珠玉のラインナップとなっております。
……しかし実は過去に編纂されたアンソロジーの中にも、収録されずに漏れてしまった名作は少なからずあったようで。
そこで昨年、創元推理文庫では元社長の戸川安宣さんによって、「乱歩が監修した五冊のアンソロジーに続く、補遺の第六巻目」が刊行されたんですよね。
それが今回取り上げた『世界推理短編傑作集(6)』です。
まずミステリ初心者であっても、ハリイ・ケメルマン『九マイルは遠すぎる』とレイモンド・チャンドラー『雨の殺人者(キラーインザレイン)』が収録されているだけで買いですよね。まあ私はこのアンソロジーで読むより前にどっちも読んでいましたし、何なら『九マイル』はハヤカワの短編集持っていますが(白目)。
でもジョルジュ・シムノンは『メグレのパイプ』で初めて読みました……
ええ、あの『名探偵コナン』で目暮警部の名前としてオマージュされている、メグレが主人公のミステリです。こういうのだったのか(今更)。
というわけで、ミステリファンはみんなこのシリーズ読んで勉強しておこうぜ!
4)『こじらせお姉さん』セール中みたい?
そう言えば今、BOOK☆WALKERやKindleの拙著『こじらせお姉さんと僕だけのラブコメ』が半額セール中みたい? ですね。
いやなんかこれまでにも定期的にそういうことがあったみたいなんですけどね。
しかしいつもなんか気が付いたら、いつの間にかセール期間になっているんで、なかなか近況ノートで告知するタイミングとかなくて(白目)。
もし電子書籍でライトノベルを読む環境がございましたら、折角の機会なので電子書籍版『こじらせお姉さん』を是非。
などと、毎度ながら以上のような調子でお送りしましたが、前回の近況ノート以後、拙作をお読み頂き、レビューや評点、応援などをお寄せくださった皆様には、心より御礼申し上げます。
以上、坂神でした!