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『霊視のあとは、絵解きの時間。』第二章終了

どうも、坂神です。
相変わらずショートアニメ『にじよん・あにめーしょん』にトキメキ感じちゃう今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

ここまで四話配信サイトで公開されていますが、三話のミア回がホラーすぎてヤバい。
しかし歩夢から分離した髪のお団子は、お化けというより地球外生命体に見えてしまうのですが私だけですか。



と、それはさておき。

今回は以下三点、ご報告を。


1)本日で『霊視のあとは、絵解きの時間。』のカクヨムコン8期間中の更新は終了です

見出しの通りです。
第二章「帰り着けない家の灯り」がラストシーンまでたどり着きまして、ここでコンテスト期間中に投稿された内容に関しては、ひと区切りという感じですね。
気付くといつの間にやら文字数13万字超えてしまいまして、応募規定の10万字も楽にクリアできました。

今回の『霊視のあとは、絵解きの時間。』では、初めて女性読者を意識したキャラ文芸系小説を書いてみたんですが、いかがでしたでしょうか。
何しろ「ファンタジー的な異能要素を含む、広義の特殊設定オカルトミステリ」みたいな、とてもジャンル定義が微妙な内容なのですが、まあこういうのもアリってことで寛大な心で受け止めて頂けると助かります。

あと個人的に今回のキャラ文芸系小説、ラノベ的なラブコメと執筆スピードは案外大差ありませんでした。
どちらを書く方が楽とかはなく、それぞれ苦労する場所が違うなという印象です。

女主人公で霊能力者兼ホラー漫画家の結菜と、探偵役を務める年下オカン男子の颯馬は、どちらのキャラクターも私自身かなりお気に入りです。
余談ですが、まだ第一話目のプロットすら書いていなかった構想段階では、実は颯馬にも何らかの異能を持たせようかどうしようかで迷っていた時期もあったのですが、そうすると探偵役としてあまりに万能キャラすぎる気がしたので自重しました。結菜の霊能力も特別感が薄れちゃいそうですし。事件を解決するプロセスも、異能にばかり頼るのは、ちょっとミステリとしての面白みも弱くなりそうだなあ、と思ったりもしますし……。

怪異譚の謎を解くのは、あくまで特殊な異能ではなく、様々な手掛かりを元に状況を考察していくキャラの知恵でありたい、という部分に固執したわけですね。
ぶっちゃけこれがもし漫画やアニメなら、怪異を除霊するために霊能力バトル! みたいな方が絵的には派手でいいんだろうなあとは思うのですが。


ちなみにカクヨムコン後の予定としては、ちょっとひと休みしたあとにプロットを練り直してから第三章を連載しておくつもりです。
ただし第四章以降をどうするかは、カクヨムコンの結果次第かなあ。書こうとすればどこまででも書けそうな気はするのですが。



2)今期視聴中のアニメの話など

えーっと、相変わらず<ラブライブ!>シリーズ以外のアニメも視聴しています。
もう三、四話ぐらいずつ放映済みのものばかりですが、現時点での感想など。

・『スパイ教室』
わあい坂神スパイ物大好き! という話はスパイ×ファミリーのときにもしましたよね。まあそれはともかく面白いです。ていうかスパイ物大好きと言っているわりに原作は未読なのですが(白目)。ミステリ的なテイストもあるし、女の子キャラも可愛いし、非常にいい感じ。今のところ好きな子は、順にティア/グレーテ/リリィ辺りかな。我ながらメッチャ趣味がわかりやすい……このテの複数女の子出てくる作品では、推しをいつも簡単に第三者に当てられてしまう私です。

・『文豪ストレイドッグス(4期)』
何だかんだと古典文学すこすこ侍ゆえ、アニメ1期から欠かさず視聴し続けているシリーズです。まあ内容は基本異能バトル物なので別に文学知識必須ではないのですが、それでも色々知っている人ならニヤリとできるっていう、いつものテイストは今期も健在。作画も綺麗で安定してますよね。おまけに最新話は江戸川乱歩と小栗虫太郎が対峙するエピソードで、古典ミステリファン大歓喜! サイコーです。

・『ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん』
いわゆる破滅フラグ回避系の悪役令嬢物ですね。ただし悪役令嬢転生とかではなく、乙女ゲーの外側(現実世界)でゲーム実況しているプレイヤーが特定のキャラにアドバイスを送ることにより、間接的にツンデレ悪役令嬢を救おうとする、っていうのが面白いポイント。物語そのものも楽しいのですが、何と言ってもツンデレ金髪お嬢様のリーゼロッテが可愛い。声も楠木ともりさんだし(重要)!

・『閃の軌跡NW』
実は元々RPGの<軌跡>シリーズは大好きで、昔はけっこう遊んでました。まあ残念ながら最近の作品は追えていないんですけどね……(汗)。このアニメシリーズは外伝的な位置付けだと思うんですが、おそらく私の中途半端な原作知識によれば、ゲーム内で『碧の軌跡』~『閃の軌跡2』ぐらいの時間軸を描いたストーリーかな? リィンとヴァリマール他、レクターなどのシリーズキャラもしれっと出てきて、ゲーム版のファンとしては大変先が気になるッ。

・『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件』
とにかくヒロイン真昼が可愛いお隣さんラブコメの大人気作ですね。日常系なんですけど、イチャイチャでもコメディというよりしっとりした感じで甘々なタイプ。まあ原作ご存じな方には今更説明不要でしょうか。それにしてもとにかく、真昼可愛い!(二度目) ていうか真昼の声優は石見舞菜香さんなんですね。大変良きです。



3)最近読んだミステリ小説の話

今回はミステリ小説ではないのですが、有栖川有栖先生の『有栖川有栖の密室大図鑑』をご紹介。
まあ実は再読というか、ときどき読み返している一冊だったりします。

端的に内容を言えばミステリ小説のガイドブックでして、特に優れた密室トリックを扱った作品が紹介されています。
自分が読んだミステリを紹介する近況ノートの中で、ミステリ作品を紹介しているガイドブックを紹介するという、我ながら頭がこんがらがってくるようなセレクトですね(白目)。

まあ何はともあれ有栖川有栖先生は、個人的に最も尊敬する本格ミステリ作家の一人でして。本書に掲載されているのは、その有栖川先生が厳選した密室トリック小説ということでいずれ劣らぬ傑作ばかり……
のはずなのですが、なにぶん私は勉強不足なため、この本で紹介されている密室ミステリのうち、まだ半分ぐらいしか読んだことがありません(汗)。

ただそういう意味でも、今後ミステリ読みとして目を通すべき作品が手軽に見付けられるという、大変実用的な一冊となっております。
ていうかだからこそ、ちょくちょく自分が読んだことない本をチェックするのに度々再読しているっていう話なんですけどね!

ただそれはそれとして、既読ミステリの紹介もイラスト付きで大変楽しく読むことができます。案外密室ミステリって、見取り図ぐらいは文中に付属していますけど、はっきり絵で細部まで表現されていることって少ないじゃないですか?
でもまさに「大図鑑」のタイトル通り、この本で紹介されている密室はしっかりヴィジュアル化されているので、「おお~ブラウン神父シリーズ『犬のお告げ』の密室って、絵で見るとこんな感じだったのか! いや文章だけでも何となく理解はしていたけど……」などと改めて感動できちゃいます。最高。



などと、毎度ながら以上のような調子でお送りしましたが、前回の近況ノート以後、拙作をお読み頂き、レビューや評点、応援などをお寄せくださった皆様には、心より御礼申し上げます。

以上、坂神でした!

2件のコメント

  • 坂神さん、こんばんは。
    先ほどは嬉しいレビューとお星をありがとうございます!

    ペット探偵、全話読んで下さって本当に嬉しいです。
    何だかもう満足です笑

    それにしても坂神さんの作品、読み応えがあってすごく面白いです!
    雑学が幅広くてすごいなと。
    近いうち、私もレビューさせて頂きますね。
    改めて、ありがとうございました。
  • >片瀬さん
    どうもです~。
    『ペット探偵』久々に読めて嬉しかったです!
    カクヨム初期(と言っていいのかな?)から追い続けていますが、やはり今回の最新話も面白かったです。

    今回の私のキャラミス、お気に召して頂けたなら幸いです。
    執筆前に民俗学の本を読んで調べたことを取り入れたら、何となくあんな感じになってしまいました(汗)。
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