どうも、坂神です。
遅れ馳せながら、新年あけましておめでとうございます。
本年も相変わらずキモオタ丸出しで生きていく所存なのでよろしくお願いします。
さて、今年は早速ショートアニメ『にじよん・あにめーしょん』が放映になり、ニジガク成分の供給で心を潤わす今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
ていうか近江彼方推しのワタクシ、いきなりの「お褒めに預かりし彼方ちゃんです~♪」で可愛すぎて三回死にました。
は? 何これ彼方ちゃんメチャ可愛いんですけど?
まあ知ってたけど可愛い。凄い。
最初の自己紹介でエマが彼方ちゃんの作ったクッキーとってもボーノだよ~と来てからの「お褒めに預かりし彼方ちゃんです~♪」可愛い。完璧。
なんだ女神か? オイオイ死ぬわ彼方推しこんなもん。
もう「お褒めに預かりし彼方ちゃんです~♪」のところ鬼リピート再生でしょ。
はあ……
「お褒めに預かりし彼方ちゃんです~♪」かァ……
これ完全に声に出して言いたい日本語オブザイヤー2023確定ですね(※まだ1月10日)。
おめでとうございます。
オラァッ貴様らも彼方ちゃん様の可愛さにひれ伏せやァ!!
…………。
と、それはさておき。
今回は以下三点、ご報告を。
1)新作『霊視のあとは、絵解きの時間。』公開
以前の近況ノートでも触れていた新作ですが、本日より公開致しました。
カクヨムコン8にも参加しています。
大まかな概要は、下記の通り。
* * *
〇タイトル:
『霊視のあとは、絵解きの時間。』
〇ジャンル:ミステリー
〇キャッチコピー:
【女性漫画家とイケメン大学生が怪異の謎に挑む、キャラミス×オカルト物語。】
〇あらすじ
売れないホラー漫画家の天城結菜は、霊感が強い。
科学的に説明困難な現象と遭遇した際も「霊視」をはじめとする異能によって、常人には知覚できない情報を得ることが可能だ。
そこで特殊な体質を利用して、これまで様々な怪異と接触し、霊的な体験を創作活動に反映させてきた。
しかも霊視した事象を、漫画家としての画力を活かしてスケッチすることも得意だった。
とはいえ世界に散在する怪奇現象の数々は、霊能力さえあれば理解できるようなものばかりではない。
「なぜ不可思議な怪異が生まれてしまったのか」
「どうすれば怪異は浄化できるのか」など……
怪奇現象には、常に様々な謎が付きまとう。
そうした場合、結菜が描いた絵を見て謎を解くのは、いつもマンションで隣室に住む芹沢颯馬だった。
颯馬は藍ヶ崎大学文学部人文社会学科に在籍し、民俗学を学ぶ五歳年下の美男子だ。しばしば結菜の部屋を訪れては、ずぼらな彼女の身の回りの世話を焼いていた。
原因不明の怪奇現象も、颯馬が推理すれば文字通りの「絵解き」がなされ、真相にたどり着く。
かくして今日もまた、結菜はホラー漫画のアイディアを獲得するために怪異譚を収集し、颯馬がそれにまつわる謎を解き明かす。
果たして、次はいかなる怪奇現象が二人を待ち受けるのだろうか――……
異能女性漫画家と年下イケメン大学生が怪異の謎に挑む、特殊設定キャラミス×オカルト物語。
* * *
そんなわけで、以前にも予告した通りホラーっぽい……
というか、オカルト要素があるキャラミス(のような何か)です。
うーん、何というかこう、特殊設定ミステリというか、「主人公の設定に異能要素がある広義のキャラミス」という感じですね。
あるいは現代伝奇ファンタジーだという人もいるかも?
自分で書いておいてどうかと思うんですが、ジャンル的な定義が非常に難しい(汗)。
いえまあ最初はですね、もっと横溝正史とかジョン・ディクスン・カーみたいな、怪奇要素のある王道のミステリを書こうと思ったんですよ。
しかしそういうのって、たぶん突き詰めると横溝正史賞とか鮎川哲也賞とか、方向性的にもかなりガチめなところを目指す感じになりそうだよなと思ったんですよね。
レーベル的にも完全に一般文芸系を意識する必要があるんだろうな~と。
しかしカクヨムコン中心にWeb発の小説って、ミステリーであっても基本的にライトノベルやライト文芸(キャラ文芸)的なノリを求められていることが多いじゃないですか。
いや無論、例外もあるんでしょうけど……。
でも近年なら、女性読者を意識したキャラ文芸路線が主流ですよね。
その辺りを踏まえつつ、自分なりにジャンル分析とかしまして。
で、キャラ文芸作品として需要がありそうな設定と、私自身が好きなテイストをあれこれ組み合わせてみた結果、今回の新作みたいな話になったわけです。
また新しい挑戦ですね。
……ちなみにこれ、カクヨムコンの選考基準に必要な10万字分まで、まだ現時点では書き切れていません。
とはいえ本文9万字は超えているので、そこのハードルは今月中に余裕でクリアできる、とは思うんですけどね。
問題なのは例によって、丁度区切りのいいところまで書き上げられるかなんだよなあ。
去年も同じような展開だった気がするんですが、今年もやっぱりこうなるのか(白目)。
ていうか今回の新作、実は連作短編形式なんですよ(※尚、そのため今作では大見出しの単位に「章」ではなく「話」を使用しています)。
でも最初の第1話が完成した段階で、文字数6万8000字超えているんですね。
そして現在は第2話途中を執筆しているところだっていう……。
一応プロットは第3話まで作ってあるんですが、こりゃコンテスト期間中に公開できるのは第2話の結末までになるかなあ。
えー、それで新作の今後の更新スケジュールなのですが。
とりあえず、1月10日から同月20日まで、11日間連続で最新話が公開していく予定です。11ページ目の更新が第1話のラストシーンです。
12ページ目以降に関しては一応、現時点では1月25日からの公開を考えています。
ただなにぶんいまだに執筆中なので、そこから先は毎日更新になるかどうかわかりません。
更新時間はいつも通り、毎回20:05です。
どうぞひとつよろしくお願いします。
2)今年の目標
なんか毎年目標立てようと思うんですが、この時期っていつもカクヨムコン真っ最中なので、そっちに気を取られて忘れちゃうんですよね。
そうしてコンテスト期間が終わったらもう2月になっているから、ま、いっか……ってなっているという。
しかし今年は珍しく目標立てることを覚えていたので、一応書いておきます。
2023年の目標は、「ミステリ小説の執筆に注力する!」です。
あとそれに並行して、もっとミステリを読むようにする、資料本も読むって感じですね。
コンテスト関係については、次のカクヨムコン9もそうなんですが(8の期間中に書くことでもないですが)、キャラ文芸及びライト文芸系のものを意識して執筆しつつ、将来的には一般文芸系のミステリ小説賞へ投稿する準備を進めたい気持ちがあります。
それ以外は、気が向いたら短編系コンテストに参加していく感じかな。
3)最近読んだミステリ小説の話
最近は、米澤穂信先生の『本と鍵の季節』を読んでいました。
昨年、続編の『嘘と栞の季節』も刊行された青春ミステリですね。
まあ今読んだってことは、裏を返すとこれまで読めてなかったわけですが(白目)。
何だかんだで米澤先生の青春ミステリはかなり好きで、『氷菓』はもちろん、『春季限定いちごタルト事件』にはじまる<小市民>シリーズなども読んでおります。
そんなわけでこの<季節>シリーズ(という呼び方でいいのかどうかはわからないですが)も、これまで同様抜群の安定感で楽しめる内容でした。
ちなみに個人的に米澤先生の著作で一番好きなのは、『儚い羊たちの祝宴』です。
なぜかよくわからないのですが、けっこう以前に刊行されたミステリなのに最近また凄く人気あるみたいですね。
どこかで話題になってバズったりしたのかな。
などと、毎度ながら以上のような調子でお送りしましたが、前回の近況ノート以後、拙作をお読み頂き、レビューや評点、応援などをお寄せくださった皆様には、心より御礼申し上げます。
以上、坂神でした!