村良　咲

わたしはブルージュで出会った風景に心を惹かれた。そして写真を撮った。 その写真とまったく同じ絵葉書が、なぜかお土産屋さんで売っていた。 衝動買いして買った絵葉書を、いろんな人に向…

何度も体験した事のある金縛り。その中でも一番怖かった金縛り。それは、20代の時に襲ってきた。

お正月イベント企画に、今更ながら参戦してみました。 本日、人生初のSF 作品を読ませてもらいましたが、まるでお前はストーカーか！と自分でもツッコミを入れたくなるくらい、その作者…

ゴミ箱生まれの少女は、その出自から蔑まされて生きて来た。 努力しても報われず、同じ立場の人間からは努力を嫉妬され、行き場もなく這いまわるような生活。 そんな中でお互いを認め合える…

　カクヨム　ミステリー週間ランキング1位を獲得！！（2022/1/15（土））　 　もともとカクヨム短編賞に出していたものを新たに編集し直しました！ 　 　都会の喧騒の中、ひっそ…

暇だから適当に書くよと言う意味です。 なるべくライトに、口語体なんかも含めて、考えを書いて行きます。

当人にとっては思い出すのも悍ましい、夏の熱帯夜にまつわるとても残念なお話。

これは、親子間の愛情や子育てや介護などを否定するものではありません。 本作品に書かれていることはすべて私自身の価値観です。誰かにこの価値観を強要したいわけではありません。 ご理解…

【まえがき的なやつ】 「赤いきつね」「緑のたぬき」幸せしみるショートストーリーコンテスト参加作品です。 年末のお話です。 【あらすじ的なやつ】 我が家の年越し蕎麦は、緑のたぬき…

・生きるとは？ ・自殺をしようとしたら自称「神」に声を掛けられ、人生をやり直すアイテムを渡される３人の男女の物語。自分の寿命と引き換えに、お金を引き出す事の出来るカードを使い、…

「哲也くん。私さ、明日死ぬんだ」 　飾哲也(かざり てつや)は、昼休みの屋上で、幼馴染である神楽來菜(かぐら らいな)が告げた言葉に、戸惑いを隠せなかった。 「せっかく仲直り…

引きこもりがちな専業主婦の私は子ども達がいない日中。 見逃し配信も見尽くしいよいよなんもする事ないぞの境地に達すると、脳内再生妄想モードに突入する めくるめく妄想。擬人化した周…

【呪いのアプリがインストールされた者は１４日後に死ぬ】 気づくと、スマホには死へのカウントダウンが表示される。 呪いの条件はお互いのスマホに連絡先が入っている事。 死なない方…

夕立で雨宿りする僕が出会ったのは、小さな喫茶店の可愛い少女だった。 彼女いない歴十年の僕は、思い切って告白を決意する。 だがそこには予想外の展開が待っていた！？

【まえがき的なやつ】 「赤いきつね」「緑のたぬき」幸せしみるショートストーリーコンテスト参加作品です。 なんと優秀賞に選んでもらいました。大賞じゃなかったのは残念ですが、上位七人…

度重なる環境破壊により生態系が狂いつつある近未来。食糧難による滅亡の危機を回避するため、人類がとった選択とは！？被験者となったある夫婦の姿を描く究極のラブストーリー。

やっと競争倍率20倍という青山学園に入学できた友達以上恋人未満の2人 物理の授業の最中に主人公の秋元　翔が一瞬見た世界に友達以上、恋人未満の青山紗菜と一緒に引き込まれる。 その世…

花火大会当日に恋人にフラれた恵梨香。自宅では恵梨香と恋人の為に母が唐揚げを揚げて待っている。急遽、素性も知らぬ偏屈な男が恋人の代役に。その後、大学に進学した恵梨香は偶然にも唐揚げ…

　夏休みに入って、２日目の深夜。僕は、ある存在と出会った。そして、ある人物に会って欲しいと頼まれた。

連作短編ミステリ。池袋。［予言者コウジョウ］の言葉通り「世界」は、白い結晶に覆われて続けて行く。それは、致死率100%のウィルス「白チ病」 が蔓延した結果としての“終わり”。絶望…

「ダンシングキャット・シンドローム」と名付けられた不可解な病気の原因を解明するため、犠牲になった白に黒のブチが入った雌の野良ネコ。「ネコ400号」。これは、ニンゲンに復讐を誓った…

【まえがき的なやつ】 第2回角川武蔵野文学賞参加作品です。 （落選しましたけど。泣） この文学賞への参加は二作品目ですが、武蔵野のことを全然知らないのに、性懲りもなくまた書いてし…

夏休み明けの八月末、わけあって陸上部を辞めた中学二年生の乙守稔。そんな彼が新しく入った部活は「料簡と理の研究部」という怪しい部活だった。その名前に違わず、部活には癖のある部員ばか…

新型コロナウイルスのワクチンがなかなか予約できなかったのですが、ようやくアストラゼネカ製ワクチンを予約することできました。 ファイザーやモデルナのワクチンは、打ってみたら副反応…

矢名瀬美乃は高校一年生。 難関の進学校・梁山高校に入学した美乃は、家計に負担をかけぬため勉強以外の要素を全て排除するつもりだった。 だが意に反して、クラス委員に選ばれてしまう美乃…

気が付くと、そこは過度に眩しい光の世界だった。そこに居た「私」には記憶も感覚も無く、時間の概念もあやふやだった。抽象画のような空と大地、それと駅。何処からともなく流れてくるピアノ…

あの日、オレはおかしな神社に迷いこみ、そこでおかしな爺さんに出会い、そしてこの世界に放り込まれた。 新司法試験に落ち、彼女にフラれたアフロ青年トオル。 おかしな爺さんに誘われ、…

　僕は「カクヨムで五千万字を読む！」を目標にして読んでいます。結構いろいろ読ませてもらったのですが、もったいないって思うときがあります。内容自体は普通におもしろいのに、読みにくい…

ゴールがないマラソン大会。ワールドランに参加するお話です。 ワールドランは、2015年、2016年に滋賀県高島市で開催されました。 2020年、2021年は新潟県魚沼市で開催…

神代の時代から綿々と継承されてきた神の力を宿す宝物『神器』。それを手にした者は天地創造の理を解き、死者を蘇らせる力さえも得られると言われている。様々な経緯から『十種神宝』と呼ばれ…

心に降り落ちる言の葉を、とりとめもなく書き綴りて……

ソロキャンプで黴だらけの石碑に触れた。 そんなことさえしなければ……

　昼行灯（ひるあんどん）。 　 　意味。 　ぼんやりした人、役に立たない人、掴みどころがない人、いつもへらへらしている人。 　――吉祥天 主水（きっしょうてん もんど）

「現地調達、よ！」

ある素人作家が書いた『情事と代償』がネット上でバズった。 しかし、その作家は殺されてしまう。

短編小説【ルーティン】に登場したジュン（僕）と友人のヨリトの物語。 ※登場人物は同じですが前作の続編という形ではありません。 ある日、学校行事であるマラソン大会での出来事。 僕…

　とあるホテルの前で『スキャンダル記事専門雑誌』の張り込みをする女性記者の見尽子（みつこ）と文書ロイドＰＲＯのＢ２（ビーツー）。 　ありきたりな記事になるだろうと思われた状況は裏…

僕は今年の春、中学３年生になり受験生になった。学校の授業で「直観」について習ったけれども、意味が理解できずにいた。下校中、頭に付いた一片の桜の花びらをヨリトに取ってもらった。僕は…

かつて未曽有の危機を乗り越えた出雲の地。 そこでまたまた事件が巻き起こる。 今度のクライシスは一体なに！？ まったく新しい視点・新しい設定での続編をお楽しみください！

佳奈は一風変わった魔女に三万円を支払った。 三万円の対価で佳奈の悩みは……

さすらいの異世界職人が帰ってきました。 今回の困りびとは……なんと助手のシロップ。 はたして彼女を救う秘策はあるのか！？ 笑いながらジンとくる職人ワザをご賞味あれ！

結婚をして半年。 仕事が忙しくてなかなか時間通りに帰ってこれない僕に、妻がとった行動は…… 仲良し夫婦の仲良したる攻防戦をご覧あれ。 Copyright @ 2021…

三日前から臨時休校の措置が取られている。 自宅待機は思っていた以上に暇で、暁人は試しに遺書を書いてみようと思った。

中学二年生の汐崎湊人（しおざきみなと）には気になっている女子がいる。同じ部活の女の子、小宮山梓（こみやまあずさ）だ。病欠している間に知らない部活に引き抜かれて、美少女と二人で部活…

大正8年（1919年）、僕の住む村の小さな学校に異人の少年が転校してきた。 イギリス人のエドワードと友達になってから、僕の世界は広がって行った。 そのエドワードから、木と布でで…

ここは冬眠のない街、リス・ベガス。頬袋いっぱいにナッツを詰めて、地リス探偵スクワーロウがハードボイルドの無駄なこだわりを胸に秘めて、今日も駆ける！ハードボイルド×童話異色のトッピ…

【人間《ヤメテ》まで作家になりたいですか？】 　ショートショート作りが大好きな少年のピョン吉は、自分の文才を初めて認めてくれた文芸部のミサキ先輩の期待に応える為、執筆作業に取…

ずっと憧れてたクールな眼鏡男子の間宮君。ほどよい距離を保ちながら、妄想の中だけで、彼に触れていた私。 だけど、彼が友達を呼び出して二人っきりでいるところを目撃した私は……。

【一話２０００〜３０００文字、すぐに読めます】 おバカが領内世直しの旅に出る。 商家のお坊ちゃんであるアルは今年１５歳。家族とは別の離れに一人で暮らして居たが、水晶が光った事…