大晦日の夜。家族色々あるけれど、きっとみんな同じような気持ちなのでは無いでしょうか。そんなことを感じさせてくれる一作です。
年末のお話です。みんなそれぞれ失敗事や悩みなどありますね。でも、家族の団らんはそんなことを忘れさせてくれますね。メッセージ性あります。年末に読みたくなるお話でした。
主人公は受験に失敗した。姉は家に出戻り。母も父もそれぞれの道で生きている。そんな家族が団欒のひと時を過ごすのが、大晦日だった。しかし、主人公の家では「年越し蕎麦」ではなく、「年越しうどん」だった。 「年越し蕎麦は縁起物だからちゃんとしないと、縁起が悪い」と主張する主人公は、ある人の地雷を踏んでいた。 人それぞれに、心に地雷があって、道がある。 年越しに読みたくなる一作でした。 是非、御一読下さい。