mamalica

むかしむかし。とある呪術の失敗で、この世のものとは思えぬほど大きな魔物が誕生した。その名を『オロロ』という。 オロロは人を憎み、この世を滅ぼさんと動いた。 そんなオロロの住処…

鳳凰のような眼を持つ高校二年生の京一は、明日のために生きず、ただひたすら今日のために全力を尽くして生きる。彼は、やたらと身体能力も高い。そして今日もまた、彼の今日の全力は周囲の人…

【祝 600PV達成 お読みいただいた皆様、誠にありがとうございます！】 【祝 ♥️200個達成 お付け頂いた方々、誠にありがとうございます！】 窪原秀弘は、ある島…

女性でも沢木耕太郎のような大胆で乱暴な冒険旅ができるのではないか、と彼の著作「深夜特急」を読んで思ったのが数年前。その後、航空券と少々のお金を握りしめ、荷物を引いて海外へ飛びだし…

入院とは、悪いところを治し、元気になるための措置ですが、実際は、ものすごく怖かった話の続きです。 やっぱり、怖い…

浮気調査が専門の探偵サカイに失踪した男の捜索を依頼した女はルミと名乗った。しかしその女は、サカイの情婦ユミに瓜二つで、捜してほしいという男の写真は、どう見てもサカイ自身だった。 …

昼間嫌な事があった。 中学の同級生に会った。 そいつは私にした事なんて、これっぽっちも覚えていなかった。

①繁殖リタイヤ犬サクラの話 ②わたしは霊感ないし多分（絶対）ちがうけど、 ちょっとだけ不思議体験の話、家族・知人の話も少々。 ③ただの雑記 ④がん備忘録 ⑤小説創作話

短篇や中篇は読んでもらえても、長篇を読んでもらえない……という嘆きの声が散見されます。 わたし自身が想うことを書いてみました。

鍛冶職人見習いのメテウスは、雑用ばかりの日々に飽き飽きしていた。 早く自分の武具を打ってみたい―― そう思うメテウスに、思いがけないチャンスが訪れる。 ある夜の出会い。 工房のカ…

【カクヨムオンリー】【追放系ざまぁに食傷気味の方へ】 修学旅行の最中、異世界に召喚されてしまった少年少女達。元の世界へ戻るには、七人いる＜魔王＞を全て倒さなければならないようだ。…

　京都に住んでいた。お寺巡りをよくやった。お寺に行ってもわたしが見るのは庭だけだった。頭の中には歴史がめぐっていた。京都のお寺の庭でたくさんの歴史上の人物と仲良くなった。神社仏閣…

こんな物語に、あらすじなんて必要ない。 《カクヨム甲子園2022 参加作品》

　まぁそれなりに頑張って生きてるんだけれども、生き方が下手くそすぎて笑っちゃう。そんな、ままならない自分を楽しんで貰えればいいのかななんて思います。バカバカしくも愛おしい日々の隅…

今日、はじめてセカイ主になった彼女の仮想世界に、とつぜん、とある和の神が現れてしまった。

疲れ切った部下の代わりに、船長自ら新メニューを開発する。 オウル＝宇宙船NOAH（ノア）の船長で、先発船のOLIVE号が発見した新星に第２陣として到着。 ジェイ＝宇宙船NOA…

言葉って興味深いですよね。 音で聞いたり文字で読んだりして、そこから色々な世界が想像できる訳で。 音楽の歌詞になると、同じ言葉が違った表現になったりするのも面白いし、そもそも…

アネモネの町にある、「感情雑貨店グレーテア」。 そこでは個性豊かな三人の店員が、一風変わった雑貨を販売していた。 ボクっ娘敬語な不思議ちゃんでいて店長、シフィア。 超絶美人だが…

鳥籠の中で生きてきた少女アイオラ。 今までも、そしてこれからもずっと、一人ぼっちの世界が続くと信じて疑わなかった。 そんなアイオラは、碧色の鳥との邂逅によって、〈地上〉を目指…

地味な大学生活を送る私の前に現れたのは、自称死神の青年。彼は私の自宅に侵入した霊を追い掛けて来たと言う。付き纏うようになった彼と段々と仲良くなっていく中で、私は忘れていた記憶を思…

幕開けはたった一発の魔術だった。 漆黒の闇に浮かぶ魔術師が難攻不落の城塞を破壊し尽くした時、物語の幕が上がる。 リンゼイア大陸の盟主ラディック王国に対し、ゼンディニア王国が戦…

ボクがスマホを家に忘れた日、バスの中で本を読む少女を見かけた。 やがて彼女は本を閉じ幸せそうに息をついたんだ。

　同盟国の裏切りにあい、主に任された城を落城させてしまう事となった侍――八剣　十兵衛は、その責任を取るために仲間と切腹を試みていた。 　だが、十兵衛の切腹はとある男の介入により…

　シャーナは共和国で書物を編纂をしています。共和国フリンザ領は未曽有の飢饉にみまわれています。この状況を打開するため、領主はシャーナに白羽の矢を立てます。本を読み編纂したいけど食…

17歳の春、隣の廃校に男が住み着いた。美青年にそぐわぬ挙動不審な男は、体育館で「人を幸せにする家具」を作る家具工房を開くという。母の死によって心を閉ざした少女は、よく似た傷を持つ…

オバケが見える『僕』の日常と非日常を行ったり来たりする日記・エッセイ風小説。 それは創作かもしれないし、事実かもしれない。

　正体不明機を追った自衛隊機が日向灘で消息を絶った。行方不明の自衛隊員の娘、佳奈は父の危機を夢で知り、不時着した正体不明の飛行物体と気絶した少年を見つける。自衛隊基地の武術教官だ…

帆地槍静雄（ほちやりしずお）49歳。花頼友子（はなよりゆうこ）26歳。 今年の夏に、大好きだった花頼さんと恋人同士になりました。 男が怖いけど、帆地槍さんには愛されたい花頼さん…

昔、昔～。ある所、西国に、おさん狐と呼ばれる妖狐がいたらしい。から始める架空の妖狐の出生の昔、昔の怪談話しをオリジナルで余り畏怖を感じない。小さなお子さんでよめる。絵本、紙芝居風…

　ぼく、椎名啓太は夢で怪物に出会う。自らを煙の魔神と名付けた怪物に殺されそうになるが、ぎりぎりで目が覚める。 不登校気味のぼくは現実から逃げ、オンラインゲームＬＯＤＤにアクセスす…

ある日父が家に連れ帰った動物は、不思議と妖艶な雰囲気を備えていた。 鹿のように黒々と濡れた瞳。鈍く輝く銀色の長い毛。脚は短く、地面を引きずるように、不格好に歩く。猫に近いなにか…

2035年の日本でネカフェ難民だったロスジェネの吉田。不思議な本との出会いを機に「生きる希望」を見つける。しかしその日の夜に何者かに殺され、未来的な異世界「プレデス星」へと転生す…

「私」がその資料館に招かれたのは、まだ夏の終わり。緑の芝が眼前に広がる頃だった。 田舎の小さな歴史民俗資料館。 美しい昭和の木造校舎の移築されたその中に並ぶ、雑多とした品々。 休…

　──目が覚めた。 　何をするも良し。 　再び、睡眠に着くのも良し。 　いつもとは違う、まるで世界が変わったかのような印象を抱く真夜中に、一体何をしようか？ 　──私？　私は…

　ある日、人々に紋章が宿り、異能の力に目覚めた。 　自然の脅威そのものとなった者。 　偉人が成した伝説・偉業を体現する者。 　動物の野生を獲得した者。 　特定の概念を支配する者…

ファンタジーを書くにあたって、 その輪郭線を描いている途中です。 壮大な世界観を作り上げるには、 詳細な諸設定が必須だと思います。 その上で、描きたいファンタジー世界の数千年…

エルフの彼女は、どうして日記を書かないのか。　　その答えは、100年前まで遡る──。

人や神妖の出会いが織りなす、東洋系ファンタジー。（※近況ノートに挿し絵有り。https://kakuyomu.jp/users/utsur0/news/1681713955574…

或る日、太陽が沈まなかった。 驚天動地の出来事から始まる「世界の終わりの始まり」を、どこにでもいるサラリーマン、サトウの週末を通して描くSF？作品　

洗濯物の匂いを嗅ぐたびに思い出す、一枚の札。 春すぎて　夏来にけらし　白妙の　 衣ほすてふ　天の香具山 なのに、彼女の顔と名前が思い出せない。 茫漠とした春の花曇りの空か…

守護竜が斃れたこの国で、ケヤクは生まれた。 未だ産まれる気配のない竜卵と、貴族の搾取に苦しむ人々。 道に迷う少年の前に異国の少女が現れ、言う。 糸は繋がっている――と。

ぼくたちは、今日もショッピングセンターに行く。 もうすぐ本格的な冬がおとずれるのだ。 そこには、同じように恐怖と焦燥に駆り立てられた人々がいた。 ショッピングセンターに群がる人…

　わたしが高校生になったある日、人類は一夜にして生物界の頂点をすべり落ちた。 　異様な姿の妖魔が徘徊し、魔法を使う人間があらわれたのだ。 　人々は妖魔の目を逃れ、生き延びることだ…

みーちゃんはおとなしい女の子です。 悲しくても辛くても怒っても傷ついても、ぜんぶの言葉を飲み込みます。 それが正しいことなのだと、ずっと信じていました。

主役のない物語であり、 ヒーローやヒロインのいない物語であり、 なにもかもが欠けている物語であり、 完全性から遠い物語であり、 なんでもない、 名前のつけようのない短編集です。 …

見知らぬ世界に彷徨い込んだ大原刹那と三浦葵衣。 そこは戦場だった。 戦国？ いーやこれってば俺らの知ってる戦国じゃねーよ。 武将や侍、妖怪も出てきて、何故かタイトル通りアイド…

俺は地球を眼下に見ながら、竜に睨まれていた。 最強生物に生まれ変わった主人公。 招集される英雄達。 今、世界が揺れる。

僕は彼の『明け方の夢』の話を聞く。 二十七歳になる僕らは、忘れてしまった夢の気配に当惑しながら奇妙な関係性を維持しながら生きていく。