混沌の騎士と藍碧の賢者

作者 水無月 氷泉

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198人が評価しました

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★★★ Excellent!!!

まるで海外の人気ダークファンタジーを読んでいるような気分にしてくれます。

作品は壮大・骨太・緻密で、圧倒的筆力をもって描き出されています。登場するキャラクターも多く、それらが躍動的に舞台を駆け回ります。なかでも戦闘描写、特に魔法描写が素晴らしいです。精霊語等、オリジナル言語が設定されており、詩的要素もあって美しいです。剣の描写も時代小説なみの格好良さがあります。地の文章における情景や心理描写はいうに及ばず、まさに群を抜いた素晴らしさを感じます。

また、この作品からは、昔懐かしいファンタジーから最近の人気ファンタジーまで、様々なにおいがしてきて、そこも大きなポイントです。

この作品のような重厚なダークファンタジーは、日本ではどうかわかりませんが、海外では根強い人気がいまだにあります(私は現役海外長期居住者です)。英語等に翻訳すれば売れるなあと思いつつ、こうした無料サイトで読めてしまうなんて、羨ましすぎます。

このレベルの作品が無料です。読まない手はないですよ!

★★★ Excellent!!!

血沸き肉躍るダークファンタジー戦記、開幕!

この文言に偽りはなし!
濃密な世界観と、それを彩る生き生きとしたキャラクターたち……読者に有無を言わせぬ筆力……Oh、すごすぎる!!

とくに第16話の「焔となりて天に還る」はなんかもう色々すごかった。熱が文章から伝わってきた。これはあれだ、読者を筆力で捻じ伏せる系ファンタジーだ。うーんと毎回唸らせられる。
列記としたダークファンタジーを読みたい方は、むしろ読まない選択肢がないですぜ!!


……あと魔法もかっこいい。ちょいちょい出てくるルビにセンスが滲んでいる。

★★★ Excellent!!!

この作品はファンタジーとしての世界設定がとても重厚で、細部まで作り込まれています。
それぞれの国や勢力の背景、そこに所属する人物たちの役職などが細かく設定されているし、彼ら一人ひとりの性格や関係性もしっかりと描かれていて、とても読みごたえのある作品です。
登場人物や勢力について理解を深めた状態でもう一度読み返せば、さらに味わい深さが増した状態で物語を堪能できることでしょう。

★★★ Excellent!!!

とにかく地の文がかっこいいです!
作品の雰囲気と合うように重くてダークな文章。それに合わせるかのように王道のダークファンタジー。全てがマッチしています!

キャラ1人1人の魅力も溢れており、そんなキャラたちがストーリーを動かしてるのだから面白くないわけがありません!

★★★ Excellent!!!

とにかく細部まで作りこまれた世界観に圧倒されます。
昨今のテンプレ異世界ものとは対極にある作品です。また、ラノベではなく、ファンタジーです。

ありがちな流行要素はなく、私も大嫌いですが、全く必然性のないエロ要素が一切ありません。それだけでも読む価値あり、ですね!

この手の要素を入れないと受けない、昨今の嘆かわしいウェブ小説の風潮は早々になくなってほしいものです。本作のような作品こそが、真に評価されることを願うばかりです。余談でした。

本作は非常に重厚な物語です。高い文章力と表現力、緻密な設定、登場する魅力あふれるキャラクター、要所要所で挟み込まれる魔法と剣による凄まじい戦闘、どれをとってももはやアマチュアレベルを凌駕しています。

情景描写、心理描写もしっかり描かれており、実に秀逸です。しかも物語に一切の破綻もなく成立している素晴らしさ、切に書籍化を希望します。
私は主要キャラのイラストが見たくてたまりません!

古典王道ダークファンタジーの神髄に触れられる作品です。
これを読まずして何を読むのでしょうか。では、いつ読むの?もちろん今でしょ!

★★★ Excellent!!!

 とある難攻不落の城塞が落城したことによって動き出す、とある大陸での出来事を具に描いた作品。



 私含め、これを読んだ方全員が魅力として感じるのが世界観——というよりは、もう、世界そのものでしょう。
 人、大陸、国についてはもちろんのこと単位、詠唱、果ては言語まで…。1から“文化”を作り上げたような、圧倒的な重厚感は他作品とは比べ物にならないでしょう。

 硬派な文体で描かれる物語は特定の人物を主人公とするのではなく、複数の“場面”に注目して描かれます。もちろん主要なキャラクターは存在しますが、主人公というよりは主役という方が的確な気もします。その点、物語ならではの没入感を味わう、というよりは世界を俯瞰しながら盤上で動き回るキャラクターたちを観測しているような、それこそゲームのような感覚になりました。

 こうなると大抵の場合、退屈な内容になって目が滑りがちなものですが、上記にあるように、土台となる世界が1から作り上げられているためか、彼ら彼女らが躍動するようにその異世界を“生きている”。
 その一挙手一投足が現実に生きる私にとって新鮮で、訴えかけてくるようです。

 そこには世界構築とともに、戦闘・心理描写の繊細さが関係しているような気がします。本作の1つの見どころである魔術はもちろん、一兵卒が振るう剣の一太刀に至るまでが丁寧に、過不足なく描かれている。テンポやくどさを感じさせないその絶妙な塩梅は、素晴らしいの一言に尽きるように感じました。

 それら全てが合わさることで、俯瞰的に見ていた異世界に魅せられ、いつのまにか引き込まれているわけです。
 戦闘で興奮し、知略と謎に翻弄され、その世界に生きる人々の動き全てをついつい目で追ってしまう。そこには間違いなく人の生き様があって、上述と矛盾するようですが、やはりこの作品もきちんと『物語』を描く、素敵な作品でした。



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★★★ Excellent!!!

これはすごい作品です!書籍化されて紙で読みたい!

なろう、カクヨムなどなど、たくさんの古典的な王道ダークファンタジーを読んできましたが、その中でも最高峰に位置すると思います。

世界観や登場キャラの魅力、それを余すことなく伝える筆力などは他のレビューにあるので割愛しますが、一つ言えるのは、昨今の流行テンプレとは一線を画し、そして古典王道テンプレともいえる剣と魔法の世界が展開されます。その分、評価は少なめですが、そんなものは関係ありません!

魔法の詠唱がとにかく格好良い!好きなキャラがいる!
この辺は作者さんも触れている通り、バスタードの影響がありそう。地の文章はゲーム・オブ・スローン、時の車輪、指輪などなど、本当に海外のダークファンタジーの翻訳を読んでいるよう。

もっと評価されなければいけない作品です!ウェブ小説内では難しいかもしれませんが。
あふれかえるテンプレものに飽きた、大人のファンタジーが読みたいという方、必読です!

★★★ Excellent!!!

途中までですが感想をば

過去、様々なサイトにてアマチュアで拝読してきた作品のどれより、ファンタジーとして太く成立していると思います。

どの場面、どんな背景で、どういった経緯で今があるのか、その物語としての基本構造が成されない作品は残念ながら多数ありますが、こちらは全てが緻密に組まれている分、非常にクオリティが高いです。書籍化作品と並んでも不思議でないほどに。

ただ一点、個人的に横文字の多い作品が苦手なのがネックです。
海外作品やファンタジー系統の作品を読む上でどうしても苦手要素になる部分が、こちらの作品も含まれます。
相関図や地形図があると恐らく読みやすくなると思います。
ただし、上記の内容は私個人の読み方としての問題ですので、作品に問題は全くないです。

設定、キャラクター、歴史背景、世界観、全てにおいて不足している説明が無いと思いますので、読み物としては完成され切っています。
ただただ、電子媒体で読むよりも紙媒体で落ち着いて読みたい……その想いが強く残る作品です。
どうにかして紙になってほしい……

★★★ Excellent!!!

ストーリーに関して、没入感がすごいです。堅実なストーリーながらも、魔法小説オタクやファンタジーの世界観が好きな読者にとってうれしい要素がてんこもりです。アイデアが出し惜しみされていないため密度が高く、この小説1本のネタがあれば普通だったらもう何本か作品ができただろうな、くらいのボリューム感があります。

キャラクターに関して、「スタイリッシュだが人間臭い」魅力的な登場人物が多いです。強くて相手をぶっとばす脳筋っぷりをみせつつも涼しい顔をしている、みたいなキャラが多い印象です。新しい登場人物には容姿の説明が入ることもありますが、くどすぎず、想像の中でキャラクターを動かすのにちょうどいいバランスです。
悪人は悪人ですし善人は善人なのですが、キャラクターごとの善悪や性格にも根拠があり、「わかる、こういう人いる」といった臨場感を味わえます。

表現に関しても、作者様の技巧の高さが伺えます。色の表現はそれほど多くないのですが、画面と文字が非常に鮮やかに見えます。

自分は固有名詞の多い作品があまり得意ではないのですが、ファンタジーに不慣れな読者にもついていけるような配慮がなされている文章で安心感があり、メモを取りながら読む手間を必要としません。それでいて「作者に補助されながら読んでいる」という感覚は特にありません。いい意味で、作者の顔が見えない作品であるといえます。

書き手の目線からも消費者の目線からも楽しめる一作。ぜひご一読ください

★★★ Excellent!!!

「もっと読みたい気持ちを高めたい」「ドキドキし過ぎると疲れちゃうので、安心した気持ちで読みたいなぁ」という読み手の皆様にはお勧めです。


物語は腐れ外道の城主配下が無茶苦茶をやっているところから始まります。
「ほうほう、この腐れ外道が、主人公の初生贄になるのですね」と思っていたら『ズドォォォン』と強烈な一撃が落ちてきました。
「何か起きたのだろうと???が頭の中に点灯し、あれ、思っていたのと全然違うじゃん。」

次に私は「犯人は誰なんだ、早く教えてくれ」と思い読み進めますが、その『ズドォォォン』がトリガーとなり、いろいろな物語が始まります。
「いや、いろいろな物語はいいから、私は犯人が知りたいのだ」と思うのですが、そのうち「あれ、このキャラもだんだん気になり始めたぞ」となりました。

あっち、こっちで問題が勃発し、「誰が最強なんだ?」というか「主人公は誰なんだ?」と私の思考が瞑想・迷走しはじめていきます。
(ここまで書いた内容は90%以上は合っているはず。)


是非、一読してみてください。

★★★ Excellent!!!

「超」良質なファンタジー小説。
もうこの一言に尽きるでしょう。

細部に至るまで考え抜かれた設定に脱帽です。文章は硬めですが安定感があり、とても分かりやすいです。
キャラクターもしっかり魅力的に書き分けられており、「あれ、この人誰だっけ?」と迷うことがありません。
セリフを読んでいても、一人一人ちゃんと違った声が聞こえて来るんですよね!

ファンタジー小説って、かなり書き手を選ぶものだと思うのですが(世界観や魔法等の描写が大変)……水無月さんは凄いですよ。

まあとにかく、読んでみてください。
一ページ目からフワッと夢の世界へ飛び立つことが出来ますから。

★★★ Excellent!!!

あまりにも緻密に練られた世界観に感嘆しました。なんと、オリジナル言語まで作り込まれています!
細部まで設定付けられているので不自然な点がなく、すんなりと物語の世界に没頭できます。

世界観に相応しいずっしりとした文体で、一つ一つ噛み締めながらじっくり読んでいただきたい物語。物足りなさを感じることは決してないはず……!

本格的な海外ファンタジー好きの方々には特にお勧めです。一度読んでいただけば止まらなくなること間違いなし!

★★★ Excellent!!!

月の名を冠する3賢者。最初は、彼らが中心となり物語が進んでいくのかと思いましたが、賢者の一人・スフィーリアの賢者が主に活躍していくようです。最強と呼ぶにふさわしい謎多きレスティー。聡明な王女にして、第一騎士団を率いるセレネイア。暗躍する暗黒エルフや野心家のイプセミッシュ王。個性的な登場人物がたくさん出てくるところも本作の魅力の一つです。

各々の目的のために行動していく登場人物たち。五大国それぞれの動き、人の体を乗っ取り精神を操る魔霊鬼が、王国内部に入り込み混乱を招く中、彼らがどのように関わり、物語が動いていくのか。

長編ではありますが、先が気になって仕方がありません。
西洋ファンタジーが好きの方は、必ずハマる作品だと思います!

★★★ Excellent!!!

 この作品を読んで一番に注目したのは世界観や人物像の細やかさでしょうか。
 とにかく設定が突き詰められていて驚きます。数多登場する人々の来歴、作中における魔術の扱い、国家関係や過去の戦争について。作中世界にリアリティを持たせています。

 ストーリー展開としては、誰か特定の人物を主人公に据えるというよりは、戦乱に向かってゆく世界の中で、大きな役割を担う登場人物たちが各々の使命のために動き、それぞれが絡まり合ってゆく様を大局的に見た物語です。
 前述の設定がしっかりしているからこそ、それぞれの行動や動機に説得力がうまれてくるもの。長大な設定だけに、流し読みするようなことは困難と思いますが、読み応えという点では読者の期待を裏切らない作品に違いありません。大ボリュームのファンタジーを読みたい人におすすめです。

★★★ Excellent!!!

まるでオープンワールドのような、広がりと深みがある作品世界です。そこで繰り広げられる骨太のドラマが心を揺さぶります。

要塞都市陥落で動き出す物語。圧倒的存在感を醸す混沌の騎士、若く気高き王女の試練、暗躍する狂乱の王、それらを天上で見守る三連の月……。

王道にして前衛、唯一無二の味わいがある良質のファンタジーです。

★★★ Excellent!!!

練られた構成、緻密な設定、登場するキャラクターの魅力、どれを取っても素晴らしいです!
もっと評価されても良い作品であることに間違いありません。

悲しいかな、今の流行テンプレにマッチはしませんが、それ以外を求める方もきっと多いはず。

ぜひ少なくとも10話くらいは読みましょう!
絶対ハマるはず。

これも、ある意味では昔の王道ファンタジーのテンプレかもですね!

必読ですよ!

★★★ Excellent!!!

世界の雰囲気が伝わる重厚な文章で書かれた王道ファンタジーです。

三連月、魔術高等院ステルヴィア、主物質界などなど、小説内の世界観が緻密に設定されており、それが本格的なファンタジー小説の文体で描かれているので、読者はその幻想的な世界に、違和感なく入り込めます。

西洋のファンタジー小説が好きな方には、かなりオススメです!

★★★ Excellent!!!

大陸歴七八三年。
リンゼイア大陸盟主ラディック王国の西の守り、カルネディオ城が一夜にして消失。跡形もなく焼き尽くされる。三賢者が一人、スフィーリアの賢者はその焼け跡に禁忌の大魔術の痕跡を感じ取っていた。

現在公開されている分を読み終わりましたが、おもしろいです!大国同士や登場人物達の思惑が絡みあい、世界が大きく動き出していく、その重厚な感じがたまりませんでした!
物語の世界を形作る設定も固く、本格ファンタジー好きならば引き込まれること間違いなしです。

少し本文を引用しますと……『まず最初に書いた文字は【サゥカ】だった。次に【ナヴァー】、さらに【ウルケ】と続けた。紛うことなき、エルフ文字だった。』

種族ごとに言語が異なる、という(拙作も含めて)ファンタジーではスルーされがちな設定もこういうふうにさらっと、しかししっかり描写されているのです!

古き良き本格ファンタジーをお探しの方!
ここにありますよ!

★★★ Excellent!!!

細かく作り込まれた世界観。重厚なストーリー。まさに王道です。
流行の要素を排除しつつも、それぞれ魅力的なキャラクターを配置する事で読み手を引き込む力を感じます。

更に表現力の高さも見逃せません。情景描写、心理描写、戦闘描写に至るまで実に見事です。ブレたり破綻したりせず書き続けられるのは高い表現力の証明です。この表現力があって成立する作品だなと感嘆しております。

王道ファンタジー好きなら絶対に嵌まる本作。
是非是非!!

★★★ Excellent!!!

世界の平和を脅やかす強大な力の謎の魔法使い、それを迎え討つ正義の魔術師、事件を契機に動きだす各王国と領主たちの思惑。
「ロード・オブ・ザ・リング」「ゲーム・オブ・スローンズ」「BASTARD!! 」が好きな読者なら、この作品はお気に入りのひとつとなるはず。

★★★ Excellent!!!

まだ話数は少ないけど、これからの展開がかなり楽しみです。

巷にあふれる異世界転生、俺つえー、ハーレムものじゃないから、目立たないと思う。残念かなと思う反面、ザ王道ファンタジーが好きなら読むべし!作品ですね。

バトルシーン、特に魔法戦の描写を期待しています!