季都英司

筆名の由来です。 自主企画を立てましたので、もしよかったらあなたの筆名由来もおしえてください。ゆっくり拝見に参ります。 https://kakuyomu.jp/user_ev…

二つの顔を持つ水澄怜と、いつも彼女を見つめる美術部員・結城蒼汰。 彼の視線は、怜の偽りの美しさを徹底的に無視する。彼が描くのは、ただ一心に役割を演じる、「本当の私」の輪郭だけ。…

繰り返しの日常に疲れた一人の男は、ある雨の日に一人の女性と出会う。 不思議な雰囲気の彼女に惹かれていく彼に、一人の死神は語った。 「残念だけど、君も、彼女も、そう長くない」 …残…

神は自然からエネルギーを取り込んでいるため、自然界を汚す人間を嫌う。 神の力は絶大すぎるので、神罰が発動してしまえば人間では止められない。 人間を無慈悲に抹殺してしまう神を憂…

プラネタリウムで「星」というものを知ったハルカ。 本物の星を見るために、幼馴染のマッテオと共に、「神の山」に登ります。 そこで出会った、意外な隣人と、世界に迫る危機。 危機を乗り…

ここは魔法都市アルクス。 その中心にそびえる王立魔法技術養成専門学校（マギ専）に、彗星のごとく現れた天才少女。 彼女の名はリナリィ・エンデ。 常識外れの飛行技術で箒レース界の連勝…

生命を喰む世界の澱に汚染された土地で、傭兵アルガは調彩師の少女・レムリアと出会う。 年端もいかない少女は調彩の力をもってして、汚染された森を急速に浄化させた。 レムリアの腕を認め…

最近、いづるのクラスメートで友人である宮田の様子がおかしい。 友人たちと気になって後をつけてみると、とある空き地をずっと見つめているのだ。 そこは数年前に火事になった空き家があっ…

群れから外れた一機のドローンが、ある時、ひと気のない町に佇む人型サポートロボットに出会って…。 柴田恭太朗さんの自主企画【三題噺 #96】「初歩」「観測」「末裔」のお題を拝借し…

地球に雨が降るように、惑星シグムントには直径数百メートルの肉の塊が降る。その肉塊は全高四万メートルに達する超巨大生物の身体から剥がれ落ちたものだ。資源の少ない惑星シグムントにおい…

人類は種の行く末をAIに預けてしまった。人と人工知能の未来は、果たしてどこへ向かうのか？ 人工知能が統治する都市、ノヴァ・セントラル。人工胎盤で生まれ、AIに育てられた少年・シ…

　――その観覧車が彩りゆたかにライトアップされるころ、あたしの心は眠ったまま。迷って迷って……、そしてあたしは茜色の空をみつけた。 　六年生になる茜は、五歳で母を亡くし吃音とな…

人間と精霊との間に生まれた半人半精のニルフェリアは、ある理由から迫害され、脱出不能の氷の牢獄に幽閉されていた。 気の長くなるような時を経て、ニルフェリアの目の前に面会と称した者…

魔法使いが迫害され、蒸気機械（マキナ）が支配する世界。 記憶を持たぬ少女・アルヒは、燃え上がる炎をその手に宿していた。 ある日、彼女の前に“雷を操る女”が現れる――。 「ヘパイト…

十の輝く宝石のような異世界物語。 あなたなら、もし自分が望む異世界へ行けるとしたら、どうしますか？ 【夢一輝石】亡くなった祖父と田園風景を歩く少女。 【夢二輝石】会社からの帰り…

KAC2025　お題「ひなまつり」 　遠い東の島国では、女の子の幸せを祈る「ひなまつり」があると言う。 　女の子を蔑ろにする孤児院で育ったユキナは、同じく孤児院で暮らすメアリか…

１週間の集中連載。毎日昼１２時ごろに更新します。 「女性向けマンガ原作コンテスト」日常ドラマ部門に応募中。みなさまお気軽に応援いただけると幸いです！<(_ _)> 　三月文絵《…

雪や氷を司る精霊の氷花（ひょうか）。 そんな氷花の住む精霊の国には疑り深い事で、有名な王様がいた。 王様にはお妃が必要だと周囲は思う。 特に、側近であるあさぎは強く思い、誰かふさ…

駄菓子屋、占い師、屠畜場、自販機のメンテナンス、そして当たり屋。 世の中の様々な"仕事"を取材する編集記者 鮫川音季。 過去のトラウマから彼女の言動には奇妙な法則性がある。 連な…

人類はかつての大戦で汚染された地上を棄て、空まで届かんとする円柱形の巨大構造物【塔】に暮らしていた。 機械身体《サイボーグ》やロボットとも違う、生身と同じ組成であるが取り換え可能…

ぽかぽか陽気の午後。 アイリーナは展望台で、愛犬のみかんとゲームを楽しんでいました。 そこに、シーファウ王子がやって来ます。 仲間はずれにされたシーファウは、闇の王子になって…

片想い中の同級生女子からもらった、バレンタインデー仕様の包み。開けてみると中身は――どういうこと！？ 柴田恭太朗様の三題噺の自主企画に参加させていただいた作品です。 三題噺「チ…

　ウィンテルは冬の魔女。冬を作り、管理するのが仕事。 　これはウィンテルが使い魔ビノと過ごす、ある冬の一幕。 　昔書いたものを、供養のために転載します。 ※「小説家になろう」…

●カクコン10短編●全10話完結済● バンギャ大学生・内戸 絵夢（うちど　えむ）は アイドル系ロックバンド・Giant Snake（ジャイアント・スネーク）の ボーカル・Take…

　小学４年生の夏、宗教民俗学者の兄、真尋に伴われ、雛姫が訪れたのは瀬戸内に浮かぶ小さな離島だった。 　早くに両親を亡くし、兄とふたり、慎ましくも平穏な日々を送っていた雛姫だったが…

2024年辰年を担当していた気弱な「たっつん」が、新人十二支のセーラー服女子高生ミコに引き継ぎを行うことになって……。 軽い読み口のゆるふわコメディですが、昨年の年始めを思わせる…

暖炉に火のついていない寒々しい家にひとりきりでいる少女、モニカは寒さに震えながらも、この冬で一番寒い今日の日に、たったひとつの希望を持っていた。 うんと寒い雪の日には、雲の上に浮…

夢を持てない〝私〟へ――。 ある日、高校生の〝私〟は、いつも登下校で使う電車『各駅停車みらいヶ丘行き』の中で見慣れない女性に出会う。〝彼女〟の秘密とは、そして高校生の苦悩の行方は…

メリークリスマス！ クリスマスをテーマにした詩集。

みもちゃんはまだ四歳です。 もうすぐ産まれてくる赤ちゃんにヤキモチを焼いたみもちゃんは おかあさんを困らせてしまいますが……。 ほっこりモフモフ展開に御期待ください。

下を向いて歩いていた私は、一枚のコインを見つけた。 神様は乗り越えられる試練しか与えない。 そんな言葉に反発しながら、電話をかけた先は。

遠い昔、まだ人と精霊が心を交わせていたころのお話です。 雪深い山奥で、母ひとり子ひとりで暮らす狩人の少年ルルゥがおりました。 病気がちの母のため、厳しい冬を越して春の季節を迎える…

――森には桜色のオオカミがいた。 小学二年生の風華はある日の学校帰り、森の中に入る大きな犬のような謎の動物を目にする。 好奇心に踊らされ追いかけた先にあったのは、『古びた祠』と『…

図書館には魔法がありそうだと常々思っています

商人の息子ザヒトは、市場で見た宝石獣を自分の手で捕まえようと水晶の森へ行く。 そこには、身体の一部を結晶化させた不思議な生き物たちが棲んでいた。 宝石獣を狙う密猟者たち、宝石獣…

【カクヨムコン10短編　中間突破！】 　キノとグレンが通う寄宿学校では、代々少年達の間で密かに言い伝えられている、謎の祭りがある。 　その祭りは【魔女祭り】といわれ、学校裏にある…

「ボクたちは探偵じゃない。神話学者だ」 ──『神話×科学』の謎解きスチームパンクファンタジー。 不老長寿の影響で、身体の半分が機械になった天才少女は『アルカ』と呼ばれていた──…

私、アカネ！　親を亡くした私を引き取ってくれた、由緒正しい柊家でメイド修行とボディガードになるための修行をしているんだ。中学生になる直前、おじいちゃんから私の働く場所が決まって、…

ジャンル問わず不思議な短編を揃えております。

異世界を旅する魔女の少女アリシアと、狐耳の少女紅葉。夜空の下、箒に乗って飛びながら、ふたりはさまざまな冒険を繰り広げます。

山の中で浮いている少女との邂逅。 そして親睦を深めていく中で知っていく現実。

　いつからか、部屋の電気をあまりつけなくなった。つけるのは人が来た時だけ。でもそんなことももう殆どない。浴槽に深くお湯を溜め、身体を沈める。マッサージオイルもバスソルトも三年前に…

リズは「近づいてはいけない」と聞かせられ続けていた月光の森に導かれてしまう。 ※全13話　毎日20:04更新

わたし、神崎日向＜かんざき　ひなた＞はつばさ小学校に通う小学五年生。 近所のフリーマーケットで偶然見つけたトランシーバーに一目ぼれ！（最近ハマってるアニメに出てきたんだよね） …

『構築される精霊』より抜粋 〜序〜 　世界でもっとも謎めいた生き物は、精霊だ。 　あるところでは死者が転じ、またあるところでは無機物に宿り。ひとくちに精霊といえど、その経緯は千差…

〘現象妖精（フェアリー）〙。 　世界の法則を再定義した象徴そのもの──特定の物理現象が、少女の姿で具現化した存在。 　人形サイズの少女たちによって、世界の在り方は大きく変容した。…

変化を望んだゴスロリ少女と変化を認めたくなかった不思議青年、変化をもたらした転入生の話。 ※全14話+番外編4話　完結いたしました。 かつて主人公は、転校により常に新しい環境に…

どこにでもある「普通の魔法学園」に通う普通の魔法使い「カキネ」は、普通の友達と普通な日々を過ごしていた。そんな中、「魔女」という異名を持つ転校生が学園に入学することとなった 普…

ついこの間まで続いた戦争のおかげで、トイデル大通りは、穴ぼこだらけ。街のシンボル、女神像も、無惨な姿になってしまった。 パン屋のトモリさんは、喪失感に打ちひしがれていた。 一人…