概要
遠い昔、遠い世界の雪山で、狩人の少年が精霊と交わした約束とは
遠い昔、まだ人と精霊が心を交わせていたころのお話です。
雪深い山奥で、母ひとり子ひとりで暮らす狩人の少年ルルゥがおりました。
病気がちの母のため、厳しい冬を越して春の季節を迎えるために、ルルゥはひとりで、危険な雪山へと鹿狩りにでかけました。
運よくルルゥは、見事な牝鹿を仕留めるのですが――
雪深い山奥で、母ひとり子ひとりで暮らす狩人の少年ルルゥがおりました。
病気がちの母のため、厳しい冬を越して春の季節を迎えるために、ルルゥはひとりで、危険な雪山へと鹿狩りにでかけました。
運よくルルゥは、見事な牝鹿を仕留めるのですが――
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!世界の果てで生まれる物語の息吹
物語がいつどこでどのように生まれたのか。
きっと厳しい自然の中で生きる人々には、飲食と同じくらい、物語が必要だったに違いない。
そんな原始的な感性を刺激される、神話や民話に類するお話です。
寒さの厳しい土地に暮らす少年が、土地の動物の命をもらって、吹雪の精霊に見守られて、自然の命の循環の中に生きる物語。
長い時間の流れが、生活感や人の息遣いを感じさせる文章で、穏やかに綴られています。
恵みをもたらすこともあれば、全てを奪うこともある自然に、現代よりずっと近しい場所で生きていた人々は、どんな感情を抱いていたのでしょう。
きっと温かくも厳しい絶対的な存在として、時に感謝を捧げ、…続きを読む