@Shuka-Mina

在りし日の記憶語り、あるいは失われた市井の歴史について

女は『夢の中にある町でひとを殺した』と告白する。 なぜ、そんな夢を見たのか。 その町は、ただの夢なのか。 限られたピースからあなたは何を見つけるか──。

当時は闇バイトなんて言葉も無かったし、どう考えても怪しいだろコレはみたいなバイトもついつい受けてたんだよね。 鳥居を探すバイトだなんて、今なら絶対ただの隠語じゃない。 まあ、俺は…

各地を転々としながら無店舗型性風俗営業――いわゆるデリバリーヘルスで働く恵美さん（仮名・24歳）から伺った話をまとめたものです。彼女自身の実体験のほか、彼女が同僚の嬢や店長、オー…

あるネット掲示板に投稿された、奇妙な書き込みの数々を掲載しています。 これらには、何か関連性があるのでしょうか？

ご存じの方いらっしゃいましたら、ぜひ情報提供をお願いいたします。 【お知らせ】 調査結果のすべてをまとめたものが本になりました。 https://www.kadokawa.co…

ある名字についての奇妙な話をたどっていった結果、非常に危険な真実にたどり着きました。これはその調査結果のすべてです。

とある派遣会社のお客様窓口 基本はメールでの受付を行っている。 内容は仕事内容・給与関係等がほとんどである。 中にはクレームもあったりする訳だが。 そんな中で、ごくたまに意味不…

ご家族揃ってお越しください

これはモキュメンタリーです これは芦原瑞穂の物語です これは宮下優吾の物語です これは藤村勇那の物語です

【完結】 心霊系YouTuberが廃墟で見つけた、ある奇妙な落書きについての話。

第一回芦花公園百物語参加作品です。 （https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054903006797） 百物語という事で小説ではなく体験…

百物語

K県H市の小学校周辺に貼られた、女児の写真と「話さないで」の文字が貼られたポスターに関する記録の数々。 トリのぬいぐるみがほしいのでKAC2024お題「はなさないで」に参加しま…

喰ひは昔からいる 有名な 未発見の動物です

【完結】 神隠しに４回もあったという女、芝原葉子。 インタビューを通して彼女の半生に迫る。

【完結】 街に散在する噂。 それらは別々の話なのだろうか。

【完結】 ある日ぼんやりとＳＮＳの動画を眺めていた。ふとコメント欄を開くと、そこには何か不気味なコメントが書かれていて──

【完結】 質問掲示板に投稿された、死んだ夫の日記を読んで欲しいという質問について。

【書籍化決定】 『この子のために死んでくれ。』と改題して、書籍化いたします。 ↓詳細は、近況ノートにて https://kakuyomu.jp/users/uosakiichik…

『うぞのしにこ』と読む。 この文字列を、人間、動物、無機物、現象などの名前に採用すると、壊滅的な被害が出る。 ■ 2024年8月。一般販売書籍名に『右園死児報告』を確認。 9月…

【注意】結末まで分かるあらすじです 　三方を山に囲まれた限界集落、囲水。土地神である「おいぬさま」を北方の山に祀る、地元住民の六割以上が後期高齢者の地区だ。 　父親の死をきっかけ…

「近畿地方のある場所について」という作品群について、ネットに散らばっている考察＋αを自分なりにまとめてみました 本家様：https://kakuyomu.jp/works/16…

その部屋にはのぞき穴があった。悪友にけしかけられたＵ村は、なかをのぞいてしまう。そこに広がっていたのは驚きの光景。惨劇が幕を開ける……。

どんなに気を付けていても異常者から逃れられない栄子。 栄子はこのまま地獄に堕ちてしまうのか。

なんにもない土地なので。 呪いとか祟りとか、勝手に言ってるだけですから。 そういうのたまにあるんですよ。 迷惑な話ですよね。 だから何もしなくていいし、気にしないでください。 あ…

とある人物が集めていたのは、Q県にあるLという村に関する記録だった。そこには信じられない出来事の数々が記されていた。持ち主の意向で長らく隠されていた記録だが、その人物が逝去したの…

バス事故、幽霊マンションの噂、連続殺人事件……。1冊のスクラップブックにまとめられていた数々の事件には、一貫してある写真とのつながりがあった。

「夏休み」から始まる、埼玉県、吉見百穴での怪異。

山間の小さな集落「鹿ヶ峰村」。 過疎化と高齢化が進むこの村へある日、都会から1人の若者が引っ越してくる。 彼の名前は「宍戸（ししど）　駿（しゅん）」。 突然現れた「よそ者」…

主な産業は漁業、島民は皆釣内姓か砂噛姓、かつて人魚伝説があったという小さな島で暮らすための数々の手引き。 トリのぬいぐるみがほしいので短編部門に出します。ホラーです。因習島です。

北斗は森の奥の洋館に住む葵と友達になる。 図書館を凌ぐ蔵書をすべて読んだという葵。彼の背中に執着する父。北斗は彼らの歪んだ関係を垣間見る。 冬休みに再会した葵は衰弱しきってきた。

　父の転勤で宮下家はある田舎へ引っ越すことになった。見知らぬ土地で不安に思う中、町民は皆家族を快く出迎えた。常に心配してくれ、時には家を訪ねてくれる。通常より安く手に入った一軒家…

二千四年一月八日、深夜 わたしは、きさらぎ駅を見張っていた。 そして、忘れえぬ恐怖の時を過ごしたのである。

「漆黒の慕情」のネタバレがあります。

重大なネタバレを含みますので、必ず『漆黒の慕情』読了後に読んでください。

角川ホラー文庫から2023.02.24（金）より刊行予定の「聖者の落角」の試し読みになります。 実際の製品とは内容が違う場合がございますのでご了承ください。

2022.02.22（火）に角川ホラー文庫から発売される「漆黒の慕情」の試し読みになります。

角川ホラー文庫から2021.05.21（金）に刊行予定の作品の前半部です。 こちらは編集・校正前の段階での公開になります。ご了承ください。

病気が全身に及び、骨がうずくようになること。また、その症状。 悪い状態から容易に抜け出せないこと。 2021/4/14（水）に「ほねがらみ」と改題し、幻冬舎より単行本発売決定…

兄から電話がかかってくる弟の話。短い。ホラーです。

大学三年の夏。長期休みを利用して実家のある国蒔市へと帰って来た僕は、町の様子にどこか違和感を覚えていた。 優しい母親、どこか頼りない父、仲の良い昔馴染みたち。何も変わらないはずだ…