異端の祝祭

いつも不幸なことが付き纏い、人間関係がうまくいかない笑美と、彼女が就職活動で出会った不思議な男ヤン……歪なように見える二人の関係性、不気味な儀式、過保護な兄の依頼で笑美とヤンを調べる佐々木ルミたち。
ぱっと見めちゃくちゃラブラブ恋愛ものじゃん！というシーンもあるのですが、それを越える嫌な予感、不穏な雰囲気がクセになります。
前作、ほねがらみとは違った雰囲気を放つ作品なので是非読んでみて欲しいです。
海が滴る、星の瞬くなどの他作品を見てから読むとより一層楽しいとのことなので、この作品を読んだ後にもう一度読むとさらに楽しめるかと思います。

書籍版にある続きを楽しみに待っています

読んだ後に、甲高い女の子の声が耳元で聞こえてくるような、そんな気持ちの悪い話でした。もっと読みたいです。続きを楽しみにしてます。

何気ない日常から、どんどん不穏に引き込まれていくところがたまらないです。書籍化がとてもたのしみ！！！！！！！！！