ゴンkuwa

　自主企画「筆致は物語を超えるか」【空に走る】用に書いたものです。 　同じプロットでどういった違う物語が生まれるか、という企画なので私の物語での骨組みを書いておきます。 　序盤…

スマホをタップするだけで様々な家電を操作できるアプリ。それだけでも凄いのにそこへAI機能が搭載されて全てが自動操縦となった日にはまるっきりSF近未来の実現である。しかし、SFが我…

夫と別れ、一人娘も嫁ぎ、武蔵野の地でたった一人暮らす女性は、日々の移ろいの中で昔見た一匹の蛍を思い出す。 変わらない暮らしをしているのに、どんどん変わってしまう周囲の環境。気がつ…

いつものように生物調査に出た海岸で、男は古ぼけた瓶を見つけた。その中には見たこともない生き物が入っていた。男とその生き物との短い交流を通して、男は自分の何かと向き合う。そして、何…

いろんなネコさんたちの活躍を、故事成語の基となったお話しをアレンジして大紹介。 一話目は超能力系のお話でよく登場する「千里眼」という故事成語について、 ヨーイツというしっかりネ…

改札で誰かとぶつかった。 緊張のプレゼンを前にパニックを起こしそうになっていた僕は、『庇護の天井』によって年代を失った世界に誘われた。

中三（新高一）の作者が、現代ネット社会を学生なりに風刺してみようと思い立ち、完成させたお話。 あまりホラーではないかもしれないので、ご留意を。 ※2020年度KAC20205（…

　吾輩は古代から武蔵野で生きる黒猫である。 　自然とは生命の誕生する場所。自然とは人間だけものではない。多くの他種族のものでもある。 　吾輩は黒猫である。名前は時代を隔てる度…

『夏だよ　一つのプロットで文体見せ合いっこ！』参加作品です。

角川武蔵野文学賞初戦敗退作品 武蔵野台地は、映画の地。 角川さんの撮影スタジオのほか、他社撮影所、現像所もあります。 武蔵野台地の、そんな一面を切り取った短編です。 映像化さ…

…文字通り、ショートショートのテーマを募集します！ 私、水谷一志があなたのくださったテーマを元に全力でショートショートを書きます！ テーマをお持ちの方は、「前書き」等の応援コ…

くじら時計と言います。 よろしくどうぞ。

「やぁ、こんばんは」 どこからか、声がした。しかし、その声の主は見えない。 静かに木霊する夜更けの会話。姿も名も知らぬ不思議な声はいったい？———。

実家の荷物に紛れていた手紙 父が 母に宛てた 手紙だった。

角川武蔵野文学賞応募作品。幼い男の子と妖怪（？）の出会いのお話。

夏のある日。彼女の家に久しぶりに遊びにきたスーツ姿の男。 チャイムを鳴らすが、彼女が出てくる気配がない。 仕方ないので合い鍵で開錠し、部屋に入る。 そして、冷蔵庫を開けると、…

上司に文句を言えない、流されるだけの弱い「Ｓ」。

幼い頃に神隠しにあって以来、森に近づくことを禁じられた姫「アカ」。 国造りの息子との婚礼を控えたある日、濡れ衣を着せられて原野に逃げる。 満月の夜の度にアカを呼ぶ不思議な声は、森…

武蔵野には多くの自然が残る。 それはいつからなのか。 どうやってその自然が続いていることがわかるのか。 今はどうなのか。 つまらない授業でも、発見があるかもしれない話。

世界を覆い尽くした恐ろしい夜が、少しずつ明けていく。 ——そして僕は、待ちきれずに外へ出た。 君に会うために。 ※拙作『この夜が明けたら』の続編的な位置づけですが、本作のみ…

学校の帰り道。夕暮れどきにふたりで坂を下る同級生のひと幕。 彼はいつもそばにいたから、私がここにいる限りはコイツもきっといるのだろうと疑わずにいられたあの頃。 「でもほら、今日は…

ゆあんさんの自主企画『筆致は物語を超えるか【雪を溶く熱】』参加作品です。 ある雪の降る夜、美冬の元を訪ねてきたのは、幼馴染の秋人。 住み慣れた土地を離れて、北海道へ行こうとする…

※ゆあん様の自主企画「筆致は物語を超えるか【雪を溶く熱】」参加作品です。 ※フレーズ評価、コピペＯＫ。 　なお、プロットの詳細は下記をご覧ください。 https://kakuyo…

　大切だからこそ、彼とは幼なじみのままでいたかった。壊れない関係でいたかった。だけどもう、この街に彼が帰ってくることはない。 ※おまけの秋人視点追加しました。約4,000文字（…

ある日のなろうでのことでした。 活動報告(近況ノート)に、 誤字訂正を初めていただいて、それが『きつぬのきょん』だと書いたのですね(苦笑) ちょっと響きが可愛らしいところがく…

　温暖化により2足歩行に進化した犬は人間社会で生きるが、ひどい差別を受けていた。（温暖化）喫茶店でコーヒーを飲んでいると様子のおかしい老婆たちが隣に座ってきた。（ある喫茶店で）毎…

　我が家の常識は世間の非常識なんていうけれど、それぞれの家でしか通じないことは確かにあると思う。 　@chauchauさんの自主企画『三つのキーワードで小説を書いてみませんか【…

中学生の僕は夏休みに遊びに行った田舎で湖に溺れた。 そんな僕を助けれてくれたのは、地元の女の子の川原さん。 おかっぱ頭の可愛い彼女に、僕は恋に落ちた。 主人公の僕と川原さんの恋…

埼玉に三つのブランドネギあり。 伝統のブランド、FUKAYA。 悲運の古豪、YOSHIKAWA。 東京でファンを増やしつつある新進のKOSHIGAYA。 果たして次代の埼玉の…

古豪と呼ばれる高校野球部の、マネージャーのノート。不器用で暑苦しい無名の球児と、才能あふれるスター選手と、彼らを見守るマネージャーの記録。 2020夏の甲子園が開催されることを…

瀬戸天音は、龍前大学の女学生である。オカルト研究サークルに所属し、絶えず刺激を求めている、ちょっと変わっているが、今時の女の子（十八歳）。 同じ部員の入星颯太（残念な怪異）と本当…

短時間で目を通せる1話完結の短編です。 荒唐無稽なおばけたちとの、面白おかしいひと時をどうぞ。

文字に寄生した生物と、彼女を助けるため３時間ごとに文字を書くと約束した小説家をえがく、短編童話。

🌻あらすじ🌻せっかく受かった高校だったのに、不登校になってしまったシュン。夏休みになってシュンは母親と南の島に旅行に出掛けた。そこで僕はあの子に出会った。

「フリーダイビング、わったーんやろいー！」 神の島と呼ばれる南の楽園に住む高校生カナたちは、素潜りの深さを競うフリーダイビング部を作った。沖縄本島で開催された大会で、カナは大磯か…

　女はその時が、男とは初対面であった。 「Ｋさん？　お久しぶりです」 　男は、この女のことをはっきり覚えていた。 「ええと……すみません。どこかでお会いしましたっけ」 　いっ…

「かく」をする二人。二人が歩む、青春の道。

　ボディーガードのレーナからの報告で、『白うさぎ』と名のる人身売買グループの存在を知ったダーシャお嬢様と妹のリサッチ。 　世間の出来事には介入せず、いつもなら見守るスタンスのダー…

20XX年、夏に差し掛かったある日、神橋富雄は命を断とうと武蔵野森公園に足を進めるのだが、真壁というホームレスに諌められ、その日から富雄は真壁と暮らし始める。 日雇い派遣ながら…

この世に無念や未練を残して死にきれずに漂う存在、悪霊。彼らは、人の心に巣食う欲望をエサとして食らい、食った者を悪魔に変える。その邪悪たる化身を妖刀で狩る、異能力使いの剣士たちを“…

バレーボールはエンターテイメントになりうるか？ 主人公はエンターテイナーを夢見る中学生、小谷麻祐。 4000字に2020夏とバレーボールや青椒肉絲、オルゴールetc.をぶち込…

伯母が亡くなった。大嫌いだった。 亡くなったら「嫌い」という感情が薄れていくと思ったのに……

女子高生二人がコーヒーを飲みながら将来について物思いにふける短いお話です。

リサは、お月さまのママとお話しします。

『5ｍの可能性』 企画に参加させて頂きました。 こんな小さな幸せはいかがですか？

ジャンルが分からないです。 ただ暗く、性的な表現が含まれております。 苦手な方は読まないでください。

バレンタインデー。世界中で、銃弾や爆撃機の代わりに愛が飛び交う日。 いつか何処かで、本当にあった物語。 【関連作品】 ✳︎『いつものように』 https://kakuyom…