アイムオーケー!!

作者 月生

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★★★ Excellent!!!

なんでしょう。
沖縄の言葉というのは、何故かホッコリしてしまう。あの言葉だけで、綺麗な青い海を想像してしまう。フワッと頭の中でジャン・レノがよぎってしまう。
ホッコリだけでなく、終盤の潜水するシーンは息を飲んでしまう。この短編の中に、青春の1ページ的なものが集約されている文章力と、セリフのセンスに脱帽です。
最近、コロナや暗いニュースな多い中、ほっと一息つける小説でした。

★★ Very Good!!

 ただひたすら潜る、極限のブルーを追いかけて。ただ、ひたすらにー。

 フリーダイビングは、自分で設定した深さまで酸素ボンベなしで潜水する競技。水圧を全身で感じつつ、次第に苦しくなる呼吸の中で己の力量の限界を思い知らされる究極のマリン・スポーツでしょう。

 極限の中でのミッションは目標点到達ではなく、無事生還すること。そして安堵と共に『アイムオーケー』。
対照的に過酷な状況を癒してくれるJKの沖縄方言。これがやっぱり難しい。(翻訳なしヴァージョンの難易度は“漢検一級”並みです)。

レジャーで行く沖縄旅行とは一味違った沖縄の魅力をお楽しみ下さい。

★★★ Excellent!!!


 沖縄が舞台なので方言で書いてあるのが雰囲気を醸し出す作品にして夏の風さえも感じられそうな爽やかな物語。

 本来過酷な素潜り競技を青春スポーツものへと昇華しているのが凄いですね。文字数限定の中でこれだけ演出できるのは巧みの一言。

 今回は短編ですが、連載版とかできそうな世界観。青春映画にさえ出来そうな一作──とても良い作品です!