「白うさぎ」、「お嬢様のティータイム」というメルヘンチックなタイトルと子どもの人身売買を取り扱う近未来的な本文との甘辛具合が絶妙な本作品。さくさく読みやすい展開も魅力です。優雅なティータイムからのアクションは気持ちがいいです。次回作もあればいいなと思ってます。
私達が生活しているこのコミュニティーには、経済的な理由で親に売られた子供たちが、日々の生活のために働いている。人身売買組織『白うさぎ』。作者様の小説おなじみのキャラクターもでます。組織にかくまわれた緊迫感。普通の生活とはなにか。メッセージ性あります。意外な解決もあります。