階段都市クルケアン

作者 夏頼

201

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★★★ Excellent!!!

まだ折り返しですがどうしてもレビューを。
各話ごとに一人称が変わったり、三人称になったりとかなり変則的な構成ですが、それが物語を多角、重層的に描いていきます。
特殊な力をもった三人の少年少女を軸に、その友人、師匠との人間関係、神殿や軍部などの対立、そして黒い大地に住む化外の人々……。
様々な要素が絡み合い、錯綜し、階段都市を揺り動かしていきます。
まだ半分というより、もう半分と言った感じで、これからが楽しみです。

★★★ Excellent!!!

オリエントの世界を下地にしたと言う世界観は緻密かつエキゾチックで、(もちろん良い意味で)無駄のない文章も相まってストーリーに深く引きこまれます。
たくさんの登場人物が出てきますが、その誰もに丁寧に光が当てられる展開です。
世界とキャラクターの両方に魅力があり、お話を力強く牽引してくれます。
一方で、読みやすい文章や綿密な設定から、誠実に作り込まれたストーリーであることも感じられ、とても安定感のあるファンタジー作品だと感じました。

★★★ Excellent!!!

びっくりしました。
階段都市の構造も面白いなあと思いましたが、
何よりそこに住む人の生活や宗教がしっかり描かれているのです。

がっしり世界を建築されているのがよくわかります。

こういう切り口の冒険譚もめずらしいんじゃないでしょうか?

しっかりとした作品を読みたい方におすすめだと思います。

★★★ Excellent!!!

まだ序盤を読み終えただけですが、思わずレビューを書いてしまいました。

文字通り、これ程に重厚な物語、緻密に考え込まれた文章力、そして神々しい程に美しい世界観の作品はなかなか出会えない。

非の打ち所がありません。

この世界をゆっくりと堪能したいです。

★★★ Excellent!!!

世界観・大きな対立・冒険・成長・出会いなど、ハイファンタジーたらしめる要素がこの一つの階段都市に凝縮された作品です。
濃厚なこの内容を違和感なく、そして読みやすくしている筆力に圧倒されます。

それぞれのキャラクターが持つ背景、宗教や政治的な対立などが複雑に絡み合いつつも、セトを中心として階段都市の目的や印という祝福の謎に迫る展開にのめり込んでしまいます。

これほど紙の本で読みたくなる作品もそうそうお目にかからないかと!

★★★ Excellent!!!

本作は天を目指して建設される階段都市を舞台に、天頂を目指す主人公、幼馴染みの少女、兄貴分の騎士、真実を求道する神官たちの活躍を描く物語です。各話で最初にシーンの説明があり、様々な人物の視点で展開されていくことから群像劇の様相を呈しています。

まるでバベルの塔がごとく天高く聳え立ち、今もなお建築が進められる都市は内部に様々な機構を有しており、あたかも国のような重厚さを誇ります。また、住民に与えられる祝福という個別的な力も物語を彩る重要な要素になっています。
果たして階段都市建設の真の目的とは、主人公に与えられた印の祝福の正体とは、全く見たことのない新しいファンタジーがあなたを待っています。

★★★ Excellent!!!

空高く伸びる階段都市、それは一体なぜあるのか、いつ生まれたのか。

オリジナリティ溢れながらも綿密に作り込まれたこの世界観こそ、正にファンタジーの醍醐味だと思います。
登場人物たちは確かにそこに息づき、鼓動をしています。
徐々に明かされていく階段都市の全貌を主人公達と一緒に眺めながら、少しずつ物語の世界へと引き込まれていくことがとても楽しい作品です。

★★★ Excellent!!!

この物語で一番に目が行くのは、タイトルにもなっている『階段都市』でしょう。
天にそびえる巨大建造物と、そこに住む人々。
階層ごとに異なる生活様式や、都市運営に関わる多くの仕事。

綿密に作られた設定がひとつひとつの歯車となって、巨大な階段都市を動かしている様子が分かります。

読み進めるにつれて少しずつ分かってくる都市の形や、その動き方。
表で生活する者には見えない、都市の隠された面。
物語の舞台そのものが大きな楽しみとなる、オススメの作品です。

★★★ Excellent!!!

細部まで作り込まれている世界観がすごい!

話数が多く感じられる方がおられるかもしれませんが、軽快なテンポでお話が進んでいくので最新話まであっという間に読めます。しかし内容が軽いかというとそんな訳ではない。各人物達の心情、友情などに焦点があたる時、作品にぐっと引き寄せられます。階段を登る理由。戦う理由。クルケアンの謎……。それらが垣間見えたり発覚するとき、時間を忘れて読み込んでしまう自分がいました。

そして個人的に推したいのは何と言っても竜の騎士団のカッコ良さ!強さ!タフさ! 群像劇に少し苦手意識があったとしてもここまでは是非読んでもらいたいです。濃密な読書体験がしたい時にお勧めです。

★★★ Excellent!!!

 自分の場合、(ストーリーやキャラクターはもちろん)“階段都市”という世界観に強く惹かれました。各層には様々な役割や背景があったり、クルケアン特有の小道具や文化が出てきたりと、読めば読むほど好奇心がくすぐられます。

 文面は、この美しい世界観を表現するのに程よい硬さ。矛盾点が一切見られず、細部まで丁寧に練られているのが伝わってきます。

 じっくりスクロールしていったら……あれ、もう終わり!? そう思えるほど1話ごとに読み応えがあって、切り上げるのに勇気が要ります!こうしてレビューを書いている今でも、『また読みたい』と思える自分がいます。

 ビューアー設定を『フォント:明朝、背景色:生成り、組方向:縦』にすると、没入感が10倍増します。ぜひお試しあれ!!

★★★ Excellent!!!

冒頭の超技術とスラムの対比はSFを思わせます。
その見方でいうと、祝福というファンタジックな設定もナノマシンで与えられる科学的なもののように見えてきます。

しかしあくまでこれはファンタジーです。
緻密な筆致、無謀な主人公によるダイナミックな展開にぐいぐいひきこまれる作品です。

★★★ Excellent!!!

階段都市クレルアンで巻き起こる物語。下層から徐々に上がりますが、特にダレトの過去が私にはグッとくるものがありました。

ネタバレ避けるために詳細を省きますが、執念に足る理由があるからこそ"登る"のでしょう。
陰謀マシマシな世界での奮闘は必見です、!是非読んで頂きたい作品です!

あと、余談ですがこの作品のロゴがめっちゃ格好いい!

★★★ Excellent!!!

階段都市クルケアン。少年少女が下層から上層を目指し奮闘する中で、その裏側に潜む謎に立ち向かっていく。

家族とは何か。
友とは、愛とは何か。
そんな人生の問いを、そっと、投げかけてくれる作品。

この世界の舞台となっている階段都市のように、丁寧に積み上げられた世界観。個性豊かな仲間たち。手に汗握るバトル描写。
ページをめくる毎に、物語の世界に浸れること間違いなし!おすすめです。

★★★ Excellent!!!

セト、エル、バルアダンを中心とする「アスタルトの家」の仲間たち。それぞれが将来の夢や希望を胸に抱いて勉学や仕事に励んでいた。そんな彼らが成功の階段を昇っていくに従い、次第にクルケアンに渦巻く陰謀に巻き込まれていく……。

詳細に作り込まれたオリジナリティー溢れる古代魔法文明都市の世界感、神殿と騎士団の対立を中心とした政治ドラマ、過去と現在を繋ぐ歴史ミステリー、それらの要素を横断していく若者たちの群像劇、そして熱い展開が目白押しの戦闘描写!

正に全ての要素が詰まった注目すべきハイファンタジーと言えるでしょう。

但し、群像劇であるがゆえに登場人物が多く、かつそのキャラクターごとに話が切り替わって行くので、序盤は物語が進むのがゆっくりに感じるかも知れません。しかし、魔獣の工房編の後半の展開は激アツなのでそこまでは、是非読み進めることをお勧めします。

★★★ Excellent!!!

天に向かって絶え間なく建設が進められている、階段都市「クルケアン」。
多くの一般人は下層に居を構え、この細長い都市を上下に行き来して生活を営んでいます。

神殿が人々の人生観を支配し、それぞれが持つ魔力に「祝福」という形で適性を授ける世界。
物語の中心となる少年・セトと、少女・エルには、類まれなる祝福の力が備わっていました。

彼らの仲間となる他のキャラクターたちも、それぞれが個性豊かな長所を備えています。
キャラクターたちがそれぞれの特性を生かし、協力し合うことで、さまざまな活動、ときには激しい戦闘をくぐり抜けていく。
少年少女たちの生き生きとした姿、仲間を大切に思う強い絆の力。
まるで彼らとともに行動しているようで、とてもワクワクします。

下層に住む彼らは、上層の謎、神殿の謎にどこまで迫っていけるのか。
程よく描写されたこの独特な世界が、少しずつ解き明かされていくのを、追いかけずにはいられなくなります。

重厚かつ緻密に練り上げられた、独自のファンタジー世界。
そこに生きる、明るく可愛らしい少年少女たち。
多くの魅力にあふれた、とても先が楽しみな作品です。

★★★ Excellent!!!


  本当に神は、愛なのでしょうか?
神は、本当に実在するのでしょうか?

   人が神を求め、神を崇拝するのは神が人に与えた能力だと、昔教わったことがあります。
 
 物語の舞台は、天へと続く階段都市クルケアン。
 主神によって神と人が切り離された五百年前、神と人が繋がりを持てるように、天へと届く高き都市を建設するように、とイルモート神からの啓示がありました。
 そして現在三百層に。今も建造中とのことです。
 ここで気になるのが、ライフラインや各階への移動手段なのですが……
   それは実際に読まれることをおすすめします💦
 

  主人公は、セトという冒険と探検が好きな好奇心旺盛な少年。
 なんと!彼は自力で百二十層へ登るくらいの素晴らしい行動力の持ち主でしたが、いつも知り合いの騎士に見つかって迷惑をかけています。
 幼なじみの女の子エルシャには張り手を食らわされてます(笑)
 
 十八歳になった彼は、クルケアンの神殿で成人の儀式を迎えます。
 それは神の祝福(ギフト)によって、自分の適正を見定められる大切な日でもありました。そしてその分野の修練を経て、一年後に各ギルドに所属されるのです。 
 
 セトは、神から〈印〉というギフトを授かるのですが……
 それはクルケアンが、ある変貌を迎える兆候なのでしょうか?
 
 セトは幼馴染みのエルシャや仲間達とアスタルトの家を結成し、クルケアンの歴史を学んだり、星祭りのイベントを開催。大成功を収めます。
 
 セトには血はつながっていませんが、兄と慕うバルアダンがいます。
 バルアダンははっきり言ってカッコいい。まるで王子様みたいです!
私はとても気に入ってます!
緊張の戦闘シーンも非常に美しく、読んでいてドキドキします。
 迫力の、竜の騎士団対魔獣の空中戦の描写は、もう素晴らしい!としか言いようがありません……ハア。
勿論他に… 続きを読む