階段都市クルケアン

作者 清原夏頼

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★★★ Excellent!!!

高く天へと伸びるているだろう城塞のような階段都市の景色を想像するだけで期待に胸が高鳴る。
現実の世界ではあり得ない不思議な世界、その世界で暮らす人たちの日常はどんなものなのだろうか。
都市の下と上にはどんな生活の違いが、都市と外の世界にはどんな違いがあるのか。
小さな頃に憧れた不思議な世界とセトたちがこれからどんな経験をしていくのかを楽しみにこの世界をゆっくりと読み進めていきたいと思います。

★★★ Excellent!!!


  本当に神は、愛なのでしょうか?
神は、本当に実在するのでしょうか?

   人が神を求め、神を崇拝するのは神が人に与えた能力だと、昔教わったことがあります。
 
 物語の舞台は、天へと続く階段都市クルケアン。
 主神によって神と人が切り離された五百年前、神と人が繋がりを持てるように、天へと届く高き都市を建設するように、とイルモート神からの啓示がありました。
 そして現在三百層に。今も建造中とのことです。
 ここで気になるのが、ライフラインや各階への移動手段なのですが……
   それは実際に読まれることをおすすめします💦
 

  主人公は、セトという冒険と探検が好きな好奇心旺盛な少年。
 なんと!彼は自力で百二十層へ登るくらいの素晴らしい行動力の持ち主でしたが、いつも知り合いの騎士に見つかって迷惑をかけています。
 幼なじみの女の子エルシャには張り手を食らわされてます(笑)
 
 十八歳になった彼は、クルケアンの神殿で成人の儀式を迎えます。
 それは神の祝福(ギフト)によって、自分の適正を見定められる大切な日でもありました。そしてその分野の修練を経て、一年後に各ギルドに所属されるのです。 
 
 セトは、神から〈印〉というギフトを授かるのですが……
 それはクルケアンが、ある変貌を迎える兆候なのでしょうか?
 
 セトは幼馴染みのエルシャや仲間達とアスタルトの家を結成し、クルケアンの歴史を学んだり、星祭りのイベントを開催。大成功を収めます。
 
 セトには血はつながっていませんが、兄と慕うバルアダンがいます。
 バルアダンははっきり言ってカッコいい。まるで王子様みたいです!
私はとても気に入ってます!
緊張の戦闘シーンも非常に美しく、読んでいてドキドキします。
 迫力の、竜の騎士団対魔獣の空中戦の描写は、もう素晴らしい!としか言いようがありません……ハア。
勿論他に… 続きを読む