階段という一本道を舞台にする

冒頭の超技術とスラムの対比はSFを思わせます。
その見方でいうと、祝福というファンタジックな設定もナノマシンで与えられる科学的なもののように見えてきます。

しかしあくまでこれはファンタジーです。
緻密な筆致、無謀な主人公によるダイナミックな展開にぐいぐいひきこまれる作品です。

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