「超光速」を含む小説

俺は、検査偽装の濡れ衣を着せられ、会社を辞めた３０代前半の男だ。それが、どういうわけか宇宙船の艦長にスカウトされてしまった。しかもその宇宙船、地球よりも大きな巨大宇宙船だった。 …

創元SF短編賞に出していた作品です。 2次で落ちてしまいましたが、お気に入りの短編です。 【あらすじ】 1943年、フィラデルフィア実験。駆逐艦エルドリッジのステルス化を目的に…

赤毛の御侠御寮(おきゃんごりょう)リサはアディに首っ丈── 超光速宇宙艦を駆る、武力行使を厭(いと)わない宇宙生活者ドラグゥン・エトランジェ(傭われ宇宙艦乗り)。そのレギオ(編団…

　西暦2055年、超光速技術『エントロピック重力跳躍ドライブ』が開発され、NASAのパイロット、フレデリック・カーライル中佐は人類初の超光速飛行に挑む。そして、彼は新たなるフロン…

【あらすじ】 天文学者兼実業家の堀田哲也は、NASAからハッブル望遠鏡を買い上げた。 ある時、それを使って遠い宇宙を観測していると、百三十億光年先の宇宙に、奇妙な惑星を発見。 そ…

宇宙に大気が満ち、公転を止めた地球はやがて太陽に沈みゆく運命にあった。人類は叡智を結集し、能う限りの命を宇宙船に押し込み地球を脱出する。 船に乗り込んだ生命たちは何万光年もの超光…

基本的に超光速航行や超光速通信は存在しない世界です。 ただし、あるスケールでの超光速片道航行は描くかもしれません。

地球は還流磁場磁束帯（D層）が地殻付近にまで浮上し、全地球的に地殻変動が活発化し、全地球的に火山活動も活発化し、最終的に地球はマグマオーシャンに満たされ、焔の球となった。 人類…

　主人公、矢野貴之、十九歳男性。政府のエネルギプラントに勤める現代魔法技師。技能は平凡。 　ヒロイン、結城いつき、二十歳女性。魔法大学の先端魔法物理学の天才研究者。日頃は魔法によ…

人との距離を感じる奏向、他人の言うことを聞かない遥香。ふたりがふとしたきっかけで、地球からシリウスまで家出旅を始めます。 「……ここじゃないどこかへ行きたい」 「なんだよ、それ…

金糸雀色(カナリヤイエロー)の髪の美姫を救け出せ── 超光速宇宙艦を駆る、武力行使を厭(いと)わない宇宙生活者ドラグゥン。そのレギオ(編団)の１つグリフィンウッドマックは、太陽系…

壮大なスケールでお送りするスペース漫才。昔々、遠い銀河で二つの小宇宙が出会った。時は流れ、片割れは転生したのだが

〈額は天才、 背骨は剛毅、 腕はえばりんぼで 脛は気が早く、 足は軽やか、 胸は狂喜 ……掌は繊細〉 　　　　　　　　 わたしの掌には竜の鱗が二枚埋まっている――士官候補生村上な…

（これは拙作『にじめ、うずめ。』の改行多挿入バージョンです） 　平行宇宙の隙間で、意識ある無人情報戦闘実験艦と記憶を失った猫型ロボが出会った事から物語は始まる。 「量子論的に予知…

世間にロボもののゲームは多いけど、容量やら工数やらなんやらの制約で、どうしてもミッションクリア型かアリーナ型のバトルものがお出しされちゃう。さぃぶきさんが好きなのは敵対的環境にロ…

魔法使いは実在する。誓と満里奈もその一員だ。しかし宇宙人については未だ謎である。そんな中、宇宙人に会ったことがあると主張する元宇宙飛行士が日本にはいた。彼は魔法の力を利用して『あ…

2020年。 アルケニウムと呼ばれる、リンとニホニウムを超光速で衝突させる事で出来る新元素の発見により、世界は一変した。 アルケニウムによって構成される分子「根源物質」とヘモグロ…

星々を渡る超光速機関を体内で作り出し、無限に増殖する究極の宇宙生命体。 人の居住する星系にたどり着く前にその巣を殲滅しなければ、人類もまたその巨体の餌食にされ、次の巣の糧となるし…

　超光速航法を確立した人類が太陽系外に進出して二百年余り。 　幾つもの星系を勢力下に治め、人類は"ミルヒシュトラーセ銀河連邦"を名乗り版図を拡大していた。 　そして人類は、地…

世界初の超光速宇宙船に搭乗する僕は、ベテルギウスが超新星爆発した後に残されたブラックホールを目指していた……