「紙とペン」を含む小説

ボロ家に住む啓一の部屋には、めっちゃ蚊が入ってくる。耳元で飛ばれると鬱陶しいことこの上ない。睡眠の邪魔をされたことに嫌気が差し、啓一は、静かに体を構える。 古武術を極めし少年と、…

人間が入植可能な惑星を探していた外宇宙調査官のウメとピエールは、不慮の事故で航行不能におちいる。絶望するウメにピエールがある提案をする。それは生きて帰るにはあまりにも残酷な方法だ…

　　いつも通りの日常を好む女性が旅行へ行くお話。 『カクヨム3周年記念選手権～Kakuyomu 3rd Anniversary Championship～』四日目、応募作品です。

西暦2135年。 国立三葉大学の文学部に所属する早坂美来は、高校時代から思いを寄せている一つ上の先輩・楠木努にちょっかいを掛ける。 大学の学食の中で交わされる二人の会話は、甘く切…

文通相手が俺の家に遊びに来た。クール宅配便で。 『紙とペンとはんぺん』テーマ

お城に暮らす白猫は、やさしいお姫様のことが大好きでした。 自分の気持ちを伝えたくて、手紙を書くことを思いつきます。 猫ががんばるだけのお話です。短い童話です。 カクヨム3周年…

――セックスレスが産んだもの。 美人部長が俺に仕掛けたセックス問答は、最近の文芸部活動への警鐘だった。 カクヨム3周年記念選手権、4日目のお題『紙とペンと〇〇』（KAC4）参加…

登場人物に固有の名称・性質はありません。 ※トリを出し忘れていたので出しました ※そういうルールはありません

カクヨム3周年企画に便乗中。 お題「紙とペンと〇〇」 紙とペンと、僕 投稿は遅れてしまいましたが「3月16日午前5時30分」も掛けてます。 もしよろしければ、同企画に寄せた…

雨の日のこと、出会いは突然だった。 もうすぐ会えなくなるって知っていたのに僕は彼女が好きになってしまった。

――ラブレターを書いて告白した男子に「字が汚い」と振られた。 そんなトラウマのある書道部所属の女子高生が、入部希望の新入生男子と出会うお話。 ※カクヨム3周年記念選手権　【3…

その日、世界は前触れなく開け放たれた。 後に『大開放』と呼ばれるその現象は、一夜にして世界を文字通り一変させた。 『大開放』とは一体何であったのか、その正確な実際のところは今もな…

偶然拾った落し物は、高価そうな万年筆と束ねられた白い紙。 こんな高価なものは使えないと鞄の底にしまっていた僕でしたが…

陽光眩しい水の街で、調子に乗ったひとりの詩人が、ならず者をからかって決闘を挑まれる。 色男、金と力はなかりけり。 ３日の掟を盾にとって逃げ隠れしようにも、気の強い婚約者の手前、受…

大学生のサトシは物書きの端くれで、JCを愛でている。

タカシの家は、母が夜勤でいないので食卓にはいつも紙とペンと夕飯が用意されていた。 タカシと母を繋いでいたものは食卓に置かれた紙とペンだった

つらい

「私達の住む梅宮市って限りなく西の果て。」 「他のどんな街より西の果て。」 「一番古い記憶はいつの頃？その一番古い記憶よりも西の果て。」 「君にも細胞ってあるでしょう？その細胞の…