「盛夏」を含む小説

1時間で書いたものを投げていきます。 この物語群は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません 【簡易目録】 目の前に、ありえない姿の死体が転がっていた。………

婚活中の橘深雪は「泣き食いの女」と呼ばれている。理由は、必ずフラれてやけ食いするから。直近に見合いした男性は、本命であり、良いところまで行っていた最愛の人であり、詐欺師であった。…

　──今日は、あの日の天気に似ている。 　夏。県外のオープンキャンパスに足を運んだ「俺」は、ひょんなことから田舎の町にやってきた。田園風景が広がるその場所で、少女カオリと出会う。…

俺　大きな眼球を目指して這うつもり 歯車を押してきた身体は、今、はぜては密着する ルーレット上にワルツ刻むよ 周りを覆っている煙草のけむりが、しゃぼん玉に変身してく

小さい頃に見てずっとトラウマな夢を元に書いた作品。 今見るとそんなに怖く無くても、子供補正で更に怖くてトラウマなんです…

世の中には墓所掃除というアルバイトがあるのです。 今回もルビ振り遊びを振りまいております。 （あ、あかん、梅雨明けたら熱暴走が始まったｗ）

そこは夕顔が咲くので有名なお寺でした。 夏の宵闇に白い花が茫と浮かび上がる。 盛夏の時期にだけ飾られるという幽霊画、 その曰くを聞いた時、心底恐ろしいと 思ったのです。 …

盛夏の日。校舎から少し外れた立地の弓道場には、僕と部長だけがいた――　　ダメダメな僕と、冷徹完璧な部長。僕は弓を引くが、的には当たらない。そんな様子を見た部長が一言―――　「的外…

苦しい環境に生まれ、漠然とした生きづらさを感じながら、学校の片隅で身を寄せ合うようにして生きてきた二人の少女、葵（あおい）と静留（しずる）。静留は、人間の寿命は長すぎる、生きれば…

「第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト」〈二十句連作部門〉への参加作品です。 【解説】 ※雲の峰：盛夏、聳(そび)え立つ山並みのようにわき立つ雲。 積乱雲。 夏といえば入道雲であ…

※2022/06/30追記 第2回 角川武蔵野文学賞・ライトノベル部門の最終選考作品。 昭和七年、盛夏。 僕は民俗学者を名乗る男と共に箱根ヶ崎村で奇怪な変死事件に遭遇する。 …

新型コロノウイルス感染症正式名COVID-219は、２０２０年初春より世界に蔓延してゆく。 その最中に、今や御子柴総理お抱え記者の東海快速新聞の黒川キャップへと、ある密告文が届…

死体のない殺人にアートされた偽りの金魚草。液晶画面にしか存在しない死臭を辿って盛夏の街を駆ける美夜を呼び寄せた、もうひとつの殺人事件。 空に大輪の花が咲いた夜、この街に潜む狂気の…

2020年8月、コロナ禍の盛夏。 30歳フリーターの坂城は家に引きこもり、自粛生活を密やかに満喫していた。 その異例なお盆休みの最中、失業の危機に瀕した大学時代の女友達 中嶋から…

偽教授盛夏杯参加。 https://pbs.twimg.com/media/Edkz54cVoAAmwd7?format=jpg&name=small 絵を見て真っ先に思いついた…

自主企画「偽教授盛夏杯」に向けて書きました。 夏っぽくしようと思い、男女の出会いやホラー要素を入れてみましたが、舞台を山間のど田舎に設定したので、ちょっと涼しくなってしまいました…

　そこが男の定位置だった。 　自主企画『偽教授盛夏杯』参加作品です。 　テーマとなる画題は、企画主様が、こちらで掲載しておられます。 https://pbs.twimg.com…

人間くさいアンドロイドのモノ。人間だけれど機械的に理性を愛する盛夏。彼女たちと過ごす放課後の教室で、ひぐらしが秋に行けない世界がどうしようもなく嫌になった。

2020年夏。 〇市の名士が次々に殺される事件が発生した。 〇×警察署刑事課で強行犯係長を務める哀染は、 県警本部の部長刑事と共に、事件を捜査することになる。 中々成果があがらず…