「画材」を含む小説

KAC2024のNO7「色」のやっつけエッセイです。絵を描くのも好きなのですが、着色に自信がなくてあまりしないでいたのですが、近年、いい画材に出会ってふと小学校の時の心の『師匠』…

政略結婚の夫との冷えきった関係。義母は私が気に入らないらしく、しきりに夫に私と別れて再婚するようほのめかしてくる。 それを否定もしない夫。伯爵夫人の地位を狙って夫をあからさまに誘…

行きつけの画材屋が休業中で、ぽっかり予定が空いてしまった「わたし」。 いつもは行かない路地裏をぶらぶら歩いていると、「一箱屋」という名の小さな店を見つけた。中に入ると、隅から隅ま…

世界に天才と呼ばれた少年は大恋愛を起こした。 だが、才能も責任も家族も生まれた意味をも捨てて 愛したはずの君はもうどこにも存在しない。 貴方以外は捨ててきたから、 貴方だけで…

カフラマーン王国で当代の天才女流画家と呼ばれる抽象画家ディララ・シファーア。誰もが彼女の絵を絶賛するが、本人はまったく満足していない。なぜなら彼女が描きたいものは具象画であって抽…

ある夏の暑い日、高校生の隼人は初めて画材を目にした。生まれつき色を認識できない病気「色盲」の彼が「絵を描く」ということに出会った。「自分の世界を映す絵を描くということ、それは隼人…

美大卒業後、祖父が開業した画材屋を継いだミステリ好きの僕、美術部&ミステリ愛好部所属の女子高生の相棒とともに、挑んだ謎の数々……

河原には三人組の少年少女がいつも座っている。画材を出して、景色を眺めながらさらりと筆を動かす。一人は中々上手いのもいるじゃないか。いや隣は画伯も画伯なんだが。今どき写生なんざ珍し…

そこは、不思議な不思議なお店 自由な店長と、それに振り回されてる優しい店員がいる、画材と癒しのお店 今日もまた1人、その扉を開けてやってくる。 比率 男性1:女性1:不問1

妻が家を出て、居候がやって来た

88歳で亡くなった、画材店のおじいちゃん。 おじいちゃんは生前、私が夢を見失っていた私に、夢を追いかけることの意味を教えてくれていた。

【あらすじ】 かいり:著/媛貴:キャラクターデザインの近未来SF小説「Hypnotic Mother(以下「催眠ママ」)」が未完のまま『猫箱』状態になってしまった為、『猫箱』の外…

ユウは奥羽山脈を越え、太平洋側、仙台の専門学校に入学した。 デジタル時代でも使わされるアナログ画材、青春ぽいことしたいけどしてる暇がない現実、壊れるパソコン、とぶデータ、そも…

　シャッター通りのブラウン画材店。 　どんな不況にもどんなウィルスにも負けません。 　商売上手なチャコさんの絵の具は、今日もあなたを応援します。

世界はとかく鮮やかである。生も、死も、喜劇も、悲劇も、希望も、絶望も、全て総て世界と言う一つの絵画を染め上げる画材でしかない。 なれば、己の色彩をもって唯一を語るがいい。 これは…

　天満の画材屋で見つけた青い点描で描かれた向日葵の絵。それを手にした瀬戸群の元に美しい娘が訪れる。娘の名は小川静子。静子は亡くなった兄の向日葵の絵を取り返す為に、群とある約束を取…

　将来は絵を描く仕事に就こうと美術系の大学に受かっていたのに、高校卒業を目前にして学校の七不思議に巻き込まれてしまった私、黒沢七月は埋められる直前の棺桶の中で目を覚ます。気づけば…

天文部 ・東晴(あずはる)♂ 天文部 部長 流されやすく、クラスでも多数決なら多い方に手をあげるタイプ。 部長になったのも流れるように引き受けてしまったからで、内心は不安だらけ…

　緩やかに朽ちていく工場の廃墟、折れた鉄骨、赤錆、夏の喧騒。 　絵の具の鯨と啼きやまないヴァイオリンの弦。 「僕はここで絵を描いてるんだ。なんの意味もない絵を描いている」 　…

糞尿の臭いが満ちた路地裏 裸電球のインチキな光が嘔吐物に塗れた道を照らす ずうっと、少女は独り、あるいていく 肩に下げた鞄には、養父が買ってくれた草臥れた画材 腕に抱えるは、ばら…